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【93】鏡の前での小さな習慣、大きな変化?「笑顔」で去ることの力

私たちが毎日することの一つに、鏡を見る瞬間がありますね。朝の支度をするとき、外出前に身だしなみを整えるとき、夜、一日を終えて自分の顔を見るとき。鏡は私たちの日常に密接に関わっています。しかし、鏡を見るその瞬間に、ちょっとしたポイントを加えるだけで、心にも大きな変化をもたらすことができるんです。

そのポイントとは、「必ず笑顔で鏡から去ること」です。なんともシンプルですが、この行動には科学的な裏付けがあります。私たちの脳は、笑顔を記憶し、それによってポジティブな感情を引き出す能力があるのです。つまり、鏡を見て最後に笑顔を作ることで、その日一日、良いことを見つけやすくなるというわけです。

この習慣は、自分自身を励ますことにもつながります。鏡に映った自分自身に微笑みかけることで、自己肯定感が高まり、自信を持って一日をスタートすることができます。また、忙しい一日の終わりに鏡で自分に微笑みかけることは、一日の疲れを和らげ、心を穏やかにする効果があります。

人は、自分の見たいものを見る傾向があります。「他人の笑顔」でも効果が無いわけではないのですが、やはり「自分の笑顔」の方が断然効果があるのです。なぜなら、「笑顔」の理由は人それぞれで、よくわからないからです。それが単なる社交辞令なのか、本心からの笑顔なのか、それは本人にしかわかりません。そう、「自分の笑顔」の理由を一番知っているのは「自分」なんです。

もしも、鏡に向かって笑顔になることに抵抗があるなら、昔の写真でも効果があります。幼い頃でも、大人になってからでも、笑顔で写っている写真はありませんか?その写真をいつも持ち歩いて、「自分の笑顔」をいつも脳に刻み込むことで、自然と周りの良いことに目を向けやすくなり、ポジティブな感情が増えていきます。このように、毎日のちょっとした習慣が、私たちの脳を操作し、心のあり方を大きく変えることができるのです。

この習慣を始めるにあたって、特別な準備や難しいことは何もありません。ただ、鏡を見るたびに、「笑顔」で自分自身に別れを告げるだけで良いのです。それだけで、心が少しずつ変わっていくことを実感できるはずです。皆さんも、是非やってみてくださいね。

★ワンポイント

鏡から去るときはいつも「笑顔」で。この小さな習慣が、ポジティブな感情を引き出し、日々の心のあり方に大きな変化をもたらします。自分自身へのちょっとした優しさが、毎日をもっと明るくします。

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