移植から半年経ちました

2023年6月13日
今日で骨髄移植から半年経ったから、このタイミングで日記書いておこう。
おかげさまで体調は結構安定していて、退院してから発熱とかとくに変わった症状もなし。一回だけ家でお好み焼き焼いたら、火の通りが甘かったのかその夜ちょっともどしたくらい。その後は平気になったからたぶん問題なし。前からお好み焼きとたこ焼きは半焼けで中トロトロ派。今回は一応気をつけて良く焼いたつもりだったけど甘かったらしい。というか胃が弱くなったな。少し食べれるものも増えて、今は納豆とかチーズはたまに食べるようになった。でもブランク長かったから、まだ身体が慣れてないのか。早く寿司とレアのステーキが食いたい。あと酒も。

退院後から比べて、通院する度に少しずつ薬も減ってきた。まだ免疫を調整するちょっとヤバそうな薬は飲んでるから、それが終わってしばらく様子見て問題なければ次の段階って感じかな。今週に移植後半年の検査をいろいろやるから、それの結果次第だな。まずは何事もない事を祈ろう。一先ず、仕事復帰も見えてきたな。
とはいえ、主治医にはいつも感染症には気をつけるように言われていて、まだ電車に乗ったりするのは控えてる。感染症は別にコロナだけじゃないし、インフルエンザも風邪も気をつけないといけない。なったわけではないから、どのくらいやばいのかイマイチ分かってないけど。そう言われるとちょっと恐い。
まあ気をつけるに越したことはないな。
早くある程度、自由になりたい。会いに行きたい人もいるし、一緒に酒飲みたい人もいっぱいいるんだよな。
ちょっと現実的になってきたから楽しみだ。
少しずつ出来る仕事から始めてるし、やらないといけないことも増えてきた。でも結構楽しい。やりたくない事ばかりだと面倒くさいけど、好きな事で忙しいのは幸せだ。

最近は叶花と過ごす時間もすごく増えた。家にいる時間が多いのもそうだけど、保育園とか習い事とか運動教室とか家から近いから毎週送り迎えするようになった。
今までは朝も早かったり、週末仕事だったりでそれほど一緒にいられなかったけど、今はいまで貴重な時間過ごせてるな。手話とかでコミュニケーションもだいぶ取れるようになったし、一緒にいて本当に楽しいし可愛くてしょうがない。
この前、保育園にちょっと早めに迎えにいったら同じクラスの子が、「叶ちゃん、なんで早く帰るの?お話の練習するの?今度お家に来てよー」って言ってきて、「一緒にお話の練習してくれるの?」って聞いたら、「いいよー。一緒に遊ぼうー」って手話つけて答えてくれた。子供って本当にすごいな。普段から使ってるのが分かるくらい自然に手話出来てたし、叶花には手話使ったらちゃんと伝わるんだって理解してた。
そして叶花が周りのお友達にそういう影響をあたえてると思ったら、なんか嬉しくなった。子供から学ぶ事って本当多いな。

最近はウメさんとも頻繁に連絡とってる。仕事復帰に向けていろいろと動き出してる。毎年この時期はいろいろあるから何かと忙しい時期だな。
とはいえ、ウメさんとはまだ直接会ってない。でも近々会う予定。久しぶりすぎて緊張するな。でも多分会ったらすぐにいつも通りの感じかな。早く現場で一緒に仕事したい。

病気する前まで毎月やってたVOYAGER渋谷でのレギュラーが6月で一旦終わりになった。おれが行けなくなってからも、ジョーとイッチーとシノブくんが DJ頑張ってくれて、なんだかんだで4年近く続いた。ユウタくんとかツナとかも俺が戻ってこれるようにって、続けられるように動いてくれた。本当にみんなに感謝だな。そして、毎月仲間が遊びに来てくれてたからみんなに感謝しないとな。入院中もSNSとかでいつも楽しそうだなと思って見てた。みんな遊ぶの好きだからな。
とはいえ、終わりって言っても金曜から日曜に移動した感じ。俺にもまだ戻れるチャンス残ったよ。クラブでの DJ復帰はまだ先になりそうだけど早く戻りたい。 DJしたくてしょうがない。

去年の8月から本当にいろいろあったけど、なんとかここまで来た。いまも良い事も悪い事もあるけど、まじで生きてて良かった。まだここからだ。頑張ろう。

入院中に毎日のように聴いてた、ボブマーリー の名言読んでたら、刺さる言葉があった。

“You never know how strong you are, until being strong is your only choice.”

"強くなるという選択肢しかないという時まで、自分がどれだけ強いのかなんてわからないよ。"

ホンマやで。と思った。
この言葉を胸に頑張ろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?