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あるシンガポール人が教えてくれた『平和ボケした日本人』

最近というか2、3年前くらいからめちゃくちゃ疑問に思うことがある。それはグローバルで見ると日本のプロダクトや日本人の丁寧さなどはとても評価されていて、世界の殆どの人が評価するプレミアブランドなのだが何故この国は経済成長をしていないのかということだ。

中学高校と普通に先生の話を聞いて言われたことを皆んなと同じ様にこなして目立つ様なことをしなければ良い大学に行ける。そして大学でも同じ様にマジョリティについていき先輩達に話を聞きながら先輩の真似をして就職活動を普通に行えば大手に就職できる。まぁ偏差値50以上の並以上の頭があれば誰でもこの環境に置かれるのが日本人だ。

要は皆んなと同じことをしていれば必然と最低限の生活ができて、30歳で都内に一軒家やタワーマンションを買って子供2人作れてきたわけだ。現に岸田首相はこういう分厚い中間層を増やそうと言っているが、これがいつまでできるか?という話だ。終身雇用も崩壊していくと言われている中で今後日本人に求められるのは皆んなと同じ行動をすることなのだろうか??

というかそもそも分厚い中間層にあたる人たちの生活は本当に幸せなのだろうか??
先月あるシンガポール人の知人とご飯に行く機会があったのだが、シンガポールは中学高校と飛び級制度があり、エリートを徹底的に育てる教育システムがあるらしい。彼もそのコース出身の1人なのだが、それも日本みたいに国語数学社会理科とか全てを学ぶのではなく自分の得意な分野だけを徹底して学ぶらしい。

要はそういうことだ。この30年の間で著しい経済成長を見せているシンガポール含む東南アジアや中国、インドの教育、社会システムというのは、得意な分野やりたい事への120%の集中力と我が道を行く勇気を育てることにフォーカスされている。誰も皆んなについて行くことが正しいなんて指導していないし思ってもいない。

多くの日本人は皆んなについていけば安心だ。それが答えだと思い込んでいると思うが、人生に答えはない。その存在しない答えを探し続けるから楽しいのだ。トヨタのような日系大手企業でさえ終身雇用はもうあり得ないと言っているように、これからは日本も皆んなについていけば最低限の生活ができる時代は確実に終わる。

ということはこれから求められるのは、自分の得意な分野やりたい事をとことんやり抜く集中力や人と違うことをしてブルーオーシャン戦略を勝ち抜く力だ。人生は思ったより短い。と先人達が言っているように実際本当に短い。

会社に時間を取られてやりたい事ができませんでした。と40歳になってからでは遅すぎる。であれば人に何を言われようが、今から自分の得意分野、やりたい事を徹底的にやって行くしかない。

そのうちの一つが起業だ。起業は働き方の自由度が高い上、多くの人が自分の得意な分野ややりたいことを仕事にできる。そして何よりも人に何も言われない。会社を上場させない限り自分が何をしてもたいていは自責で別に何も言われない。なんでもできるわけだ。

資金が無いから諦める人が多いがそれならお金を借りれば良い。多くの日本人はそれこそ岸田首相の言う分厚い中間層は30代になったらローンを組み5千万-1億を銀行から借金して借りるわけだ。
そんな大金があるのなら起業すれば良い。今の日本で一軒家やマンションを購入できる勇気があるなら起業なんて余裕だろう。

人生は思ったよりも短い。今後、自分の市場で良いポジショニングを取るためには今からいち早く自分の勝てる分野を探すしか無いだろう。時間は待ってくれない。人に邪魔される前に自らが行動するしかない。

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