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単語を覚えるコツ - 辞書と友達になる (その2)

Hello, everyone.  Thanks for visiting my note!

先週は、単語を覚えるコツの一つとして、分からない単語に出会ったときの一番のお助け役、英和辞典の使い方をご紹介しました。前回の記事でもお話しした通り、私は普段から辞書は三段構えで使用します。一つの辞書だけに頼らず、複数のプロセスで単語を調べることで、自然とその言葉が頭に入ってくるようになります。

今日は続きをご紹介したいと思います。

辞書は複数使いしよう

① 英和辞典
② 英英辞典
③ 類語辞典


② 英英辞典

皆さんは、日本語で意味の分からない単語に出会ったときは、どのような方法で意味を確認するでしょうか?もし、辞書を使うとした場合は、国語辞典を使うと思います。
日本語での国語辞典に当たるのが、英英辞典です。

ちなみに私のおススメはCobuildの辞書です。https://www.collinsdictionary.com/dictionary/english

和英辞典では、記載されている訳例から根本的な意味を推測する作業をします。前回からの繰り返しになりますが、和英辞典に記載されている日本語の単語は、あくまで訳例である、という意識は大切です。

私が、和英だけで終わりにせず、英英も使用する理由はそこにあります。

訳例から意味を推測した上で、言葉の意味を書いている英英辞典で、推測していた意味が本当に正しいのかの確認を取るのです。意味を理解してから、訳出が必要であれば、それまでに検討していた候補を含め、再度適切な言葉を考えます。訳出が不要であれば、訳は考えません。

よく、英和辞典を使う前に英英辞典で調べてみるべき、と言いますが、私は英和を先に使う方が好きです。それは、先に意味を知った上で訳例を見るより、訳例から自分で意味を手繰り寄せて答え合わせをする方が、私にとっては記憶に残りやすいからです。

もちろん、意味から適切な訳例を自分で考えてみて、英和辞典で確認する、という方法もあります。
ですが、その場合で自分の考えた訳例が英和辞典に記載されていなかったとしたらどうでしょう?不正解になるのでしょうか?
英和辞典での「訳例」を最終回答にしてしまうと、どうしてもそこに囚われてしまう気がするので、英和はあくまで参考例として扱う、意味はきちんと英英から取ってくる、というのが私のスタイルです。

また、英英辞典では当然、意味の説明も英語で書かれていますから、覚えようとしている単語のrephraseが必要になった際にも、記載内容は役に立ちます。

国語辞典同様、英英辞典でも多く使われる意味が若い番号で記され、後方に記載される内容になるほど、例外的だったり、特別な使用法だったりします。和英辞典での記載の順序と異なることもあります。もしかすると、日本語話者の使用頻度とネイティブの英語話者での使用では違いがあるのかもしれませんね。


③ 類語辞典

さて、英和→英英の二段階で意味の把握は完了です。三段階目の類語辞典は私にとってはおまけです。

皆さんは類語辞典を使ったことがありますか?
あまりなじみがない方も多いかもしれませんが、これは結構便利なツールです。なにせ、その言葉の意味を、別の単語一字で表してくれるのです!

ある程度意味を理解したうえで類語辞典で置き換え言葉を眺めると、言葉の意味が浸透してきます。

また、英語は同じ言葉を何度も繰り返して使うのを嫌う性格がありますので、文章を書く際には類語辞典は重宝します。



求められている理解度、許される時間によっては全部をする必要もないと思います。でも何度も調べるとそれだけでも不思議と単語を覚えてしまうものです。その単語と向き合った時間と労力の分だけ、記憶が定着しやすいのかもしれませんね。
ちょっと面倒かもですが、時間のある時にでも試してみてください☆


Thanks for reading to the end!


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