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英語を身につける為、私が心がけていた事やこれはめっちゃ大事！と思う事は色々ありますが、今日はそのうちの the 1st priorityを紹介します。

それは、目的を明確にする事、です。

お仕事は何をされてるんですか？
というのはよくある世間話ですよね。

私の場合、英語を使う仕事ばかりをしてきたので、仕事の話になると自分が英語を話すことを持ち出すことになります。
そうすると、よく返ってくる反応は
「えーすごい！私も英語喋れるようになりたいな。」
とか
「やっぱり英語って必要ですよねぇ。私も勉強しなきゃ。」
といった内容です。

みなさんほとんど条件反射なんじゃないかっていうくらい同じ答えが返ってきます（笑）
帰国してから10年近く経つと、そろそろそんな言葉も聞き飽きてきたので、最近そういう方々になぜそう思うのかお尋ねしてみました。

「何で英語を話せるようになりたいんですか？」

大抵の場合、たいした返事は返ってきません。
ほとんどの人が言う、私も英語を…っていうのは社交辞令で、本当に英語を学ぶ気はないのだと分かります。
なのになんとなく、英語を話せたらカッコいい！とか、これからは国際化社会だから、とかいう超漠然とした理由で英語を勉強しなきゃいけない様なプレッシャーを感じているだけなんです。

もし、あなたが自分にこの質問を問いかけてみて、明確な目的が持てないのなら、そんなプレッシャーは捨ててしまって、英語なんて忘れ去りましょう！
今の日本で生活していて、何らかの形で英語話者とコミュニケーションする必要性がない限り、英語なんて必要ありません。そんなもの知らなくたって、いくらでも仕事はあるし、生きていけます。

しかもこれからはAIの時代です。万が一英語が必要な場面に出くわしても、自動翻訳機を活用して、最低限の意味だけでも伝えられればいいのではないでしょうか？

でも、もしあなたが「そうじゃなくて自分で英語を話せるようになりたいんだ！」と感じているのなら、なぜそう思うのかを明確にすることは、あなたの英語学習に大いに役立つはずです。

目的や理由はなんでも構いません。

仕事で必要だから
TOEICで〇〇点以上取れば手当がついてお給料がアップするから
海外旅行する時に、現地の人と自分の言葉で話してみたいから
大好きな俳優さんの言葉や英語の歌詞の意味を自分で理解したいから

あなたをmotivate、つまり動機づけてやる気にさせられるだけの目的であればなんでもOKなのです。

私の場合、スタートラインは「英語そのものが面白いからもっと知りたい！」でした。
今は、言語の入れ替えをするのが面白いから、が一つと、言いたいことを的確かつ豊かに表現できるだけの言語力が欲しいから、がもう一つの理由です。

ちょっと伝わりづらいかもですが、英語でも日本語でも言語そのものに興味がある、というのが私にとってのポイントです。

目的を定める上で、実はもう一つ大切なポイントがあります。
それは、英語を使っているシーンを思い浮かべられる目的である、ということ。
それによって学ぶべき内容が大きく変わるはずです。

もしあなたが仕事で英語が必要なら、海外ドラマで勉強するより、仕事に関わる単語の収集をする方がいいでしょう。
ドラマの世界、歌の世界を自分なりに解釈したいと思っているなら、TOEICで勉強してはボキャが違いすぎます。
お給料アップの為のTOEIC取得なら、脇目もふらずTOEICに集中すべきです。

文法はどういった場面でも要になりますが、必要なボキャブラリーはあなたが何を目指すのかによって変わってきます。

だからこそ、目的を明確にすることは、あなたが必要な英語を身につける為にとても大事なんです。

すでに目的がはっきりしている方はラッキーです。漠然としている場合、一朝一夕で分かる事ではないかもしれませんが、少し整理してみると必要な英語を習得するヒントになるかもしれませんね。

次回は水曜日、monthly themeの第2回目を投稿予定です。(1回目はこちら)

Thanks for reading to the end!

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