ジャングルの島を離れて ーとりとめのない近況報告
西表島の宿での仕事がおわった。
最終勤務日は、台風24号が過ぎ去った直後で
葉っぱや枝が散乱した玄関、土埃で汚れた窓ガラス、真っ黒になったベランダなど
時間ギリギリまで、これでもかというくらいキレイにしてやった。
そのせいか、勤務後の達成感はハンパなく
「やったぞー!」と、石垣港に御座す具志堅用高がごとく
両手を突き上げて、布団に横になったのを覚えている。
翌日は部屋の片付けと、お世話になった島の方々へちょっとした挨拶まわり。
辛いとき話を聞いてくれたカフェバーのお母さん、
仕事じゃなく休憩に行ってたシェアオフィスの管理人さん、
毎日買い物に行くたび、ちょっとした会話をするのが楽しかったスーパーのネーネー達。
みんな顔を合わせると、第一声に「お疲れさま!本当によく頑張った」と労ってくれて。
この夏、宿でのプチ軟禁状態、仕事の厳しさにもうダメになるかと思ったけど
島の人たちの優しさに支えてもらったなぁと、改めて嬉しく感じた。
そういう意味では、島移住でよく?聞く「島の人から冷たい目で見られた」とか「村八分にされた」とかは全く無く。
まぁ、ほとんど宿内にいたので、嫌な部分を見ることもなかったのかも・・・。
(ただ、島の人たちは噂好きなので、事実に尾ひれがついてることも多く
話半分に聞いたほうがいいな、と思うこともあった。)
そして、夕暮れ時に見た海は
空の色と混ざり合い溶けあうようで、それは美しかった。
島を離れる日。新しいスタッフさんが港まで見送りに来てくれた。
明るく強く、仕事もできて、人柄もいい素敵な彼女。
しかし、やはりなかなか苦しいようで・・・。
彼女を残して去ることに、少し心を痛めながら
ジャングルの島を後にした。
***
感傷的になる暇もなく
石垣島に着いてすぐ、病院や免許の更新に行ったり、もろもろの手続きをしたり。
さぁ、これからに向けて、やることをやらねば。
今後2ヶ月の生活や仕事のツテを見つけなければ。
ひとまず、1泊1800円の格安ゲストハウスに泊まり
その地域を歩き、島の人と話をしたり、情報収集。
しかし、いろんなものから解放されたことと、1日中歩き回った疲れがきたのか、体が重くだるく。
そして台風25号も来ている。無理はしないでおこうと、なんにもしない1日をつくった。
(実際はハーブティ飲みながら読書、寝る、美味しいもの食べる、だけの1日。これがよかった。)
その後、ゲストハウスの人々と話す中でヒントをもらい
今後自分がすること、したいこともハッキリしてきた。
正直不安だし、できるか分からないけど
やってみて損はない。やるしかない。
***
そんな今です。(どんなだ)
いろいろ曖昧すぎ
ひとまず、直近ですることは終わったので
明日から20日くらいまでは、遊びつつ、やることやりつつ生きます。
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