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久元祐子さんがいざなう歴史的楽器の楽しみ Vol.2
モーツアルトの曲を1624年制作のヨハネス・ルッカースのチェンバロで聞いたらどんな音がするでしょう。 持ち運びが可能だったクラヴィコードで聞くバッハのプレリュードはピアノで聞くのとは全く違います。 ベートヴェンのパトロン、ワルトシュタイン伯爵が贈った「ヨハン・アンドレアス・シュタイン。 ショパンが愛した1843年パリ・プレイエル社制作のフォルテピアノ。 1868年パリ・エラール社制作のフォルテ・ピアノ。リストはエラール社のピアノフォルテを愛用しました。今だからこそ、丁寧に完璧に複製された楽器たち。偉大な作曲家たちの息遣いも聞こえる音をぜひお聞き比べください。