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レコーディング日記㉗エンターテイナーが作り出す空気の違い

2か月振りの本マガジン記事です。
有難い事に、少しづつ新規の案件を頂ける様になり、幾つかのイベントで音響をさせて頂きました。

そんな中、「MONOLITH」のイベントも継続させて頂いておりますが、
今回は少し内容が異なるイベントになりました。

初めての会場

今回は過去最多の270名以上が来場されました。
会場も初めて使わせて頂きました、渋谷にある歴史あるクラブCAMELOTです。
「CLUB CAMELOT」

地下1~3階の3フロアに分かれているお店で、今回は一番広い地下3階の会場をお借りしました。
改装したてという事もあり、広くて綺麗な会場です。

進行責任者として

今回はいつもと違い、音響オペレーターとしてでは無く、進行責任者として依頼を頂きました。
舞台進行はもちろん、お客様誘導や受付、その他トラブル等も含めて
判断、指示を出してイベントを進行させていくポジションです。

会場図面でのスタッフ配置やタイムテーブルを確認し、各ポジションのスタッフと情報を共有していきます。
どんな仕事でも共通していると思いますが、やはりチームワークをどれだけ高めて行けるかによって、運営も変わってくる事を体感しました。
本当に気持ち良く一緒に動ける方々で、気配りも出来て本当に仕事がしやすかったです。

最高のエンターテイナー

今回はCLUBを借りて、3名のDJと1名のシンガーに出演して頂きました。

LEAD-OFF MANさん

大阪から東京に活動拠点を移された若きDJ。
軽快な曲からオリジナルソングまで、巧みに使うプレイヤーです。

LYNX(リンクス)さん

こちらも若手の女性DJさんで、格好良く楽曲を連ねて会場を盛り上げて下さいました。

SHINDYさん

最後を締めくくって下さったのはポップスを多彩にアレンジし、
シンガーのかにちゃんと共に、最高に沸せてくださったSHINDYさん。
マイクパフォーマンスも圧巻でした。

プロとしてのパフォーマンス

今回、初めてDJイベントとしてMONOLITHが開催されました。
私自身も音響ではなく進行を任せて頂き、新しい視点でのイベント運営を学べる機会となりました。

今回特に感じたのは、DJの方々が常に会場の空気にアンテナを張り、
「どうすればもっと盛り上がるのか」という点で、様々なアプローチをされている事でした。
DJブースでのプレイはもちろん、他の方が回している間もフロアの見える位置で踊ったり、プレイしているDJと共に、ステージでショットを空けたりと、盛り上げる為の施策をされていたのです。
もちろん進行台本にはありません。その場のアドリブです。

ステージでプレイするだけではなく、「会場を盛り上げる」為に、あらゆる時間帯でアプローチをしていく。
エンターテイナーが魅せるのはステージの上だけではないという事を体感させて頂きました。

以前の記事でも書きましたが、
何よりこの場を一番楽しんでいる姿を見せる事。
これが大切な事だと、改めて感じさせてくれました。

私自身も一緒に仕事をする方々が、一番楽しんで取り組める現場を作っていきます。

ではでは☆

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