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【2023年度 読書記録⑪】『ナナメの夕暮れ』若林正恭(朝日新書)

はじめに

せっかく読んだのに記録を失念していました。今回はエッセイを読みました。オードリー若林正恭さんのエッセイは好きで何冊か読んでいるのですが、今回はその中の一冊『ナナメの夕暮れ』を取り上げます。

要旨

本書は、『ダ・ヴィンチ』に連載されていた若林さんのエッセイに一部書下ろしエッセイを追加したものです。日常生活で感じたことやそこから得た気づきなどが赤裸々に描かれていますが、読んでみると結構深いし本質情報に感じられました。23歳が生意気ですが。

今回のまなび

本書で一番刺さったのが「合う人に会う」というフレーズです。本書で若林さんは「誰とでも会う自分じゃないからこそ、本当に心の底から合う人に会えることの喜びと奇跡を深く感じられた。」と述べています。自分は、人から好かれるようにしよう、嫌われないようにしようという思いから居心地の悪さを感じてしまう場面があります。特に社会人になってから増えました。円滑な人間関係のための気遣いや気配りは大切ですが、すべての人にハマろうとするのは健全ではないなと、本書を読んで改めて感じました。会わない人に無理に合わせるのではなく、合う人に会うことをもっと大事にしようと思えました。

感想

いいエッセイでした。若林さんが自分探しにに費やした期間のことを語ってくれたおかげで、僕の自分探しの道筋に少しだけ街灯を照らしてくれたような気持になりました。

おわりに

今後、エッセイも読むようにしていきたいと思います。

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