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大人の時間軸と子どもの時間軸

うちの子はチャイルドシートに乗るのを、嫌がることがあります。そんな時は「自分で座れるかなぁ?」と言って、自らチャイルドシートに座るのを気長に待ちます。10分でも15分でも待ちます。そのためにかなり余裕を持っていつも行動するように意識しています。

子どもは大人と違って何かを受け入れるには時間がかかるように思います。いや、大人だって「お風呂に入らなきゃだけど、もうちょっと休憩してから」とか「ここ汚れているけど、掃除は来週でいいや」とか「仕事しなきゃだけどやる気がなかなか出ない」など、先延ばしにすることなんて多々あると思います。

子どもは基本的に大人の時間軸で動かされています。そのため、大人の都合で動かされることが多いです。チャイルドシートの「早く座って欲しい」という想いですら、大人の感覚にある「早く」を子どもに押し付けていることになります。大人の時間軸や都合で行動させられているのに、それにそぐわないと注意されたり怒られたりするのです。考えてもみてください。他人から他人のタイミングであれこれ指示を出されたらどうどしょうか?

子どものタイミングに任せてみると、時間はかかりますがちゃんとけじめをつけるタイミングがくることに驚かされます。「そろそろやりたいこともやったし座るかな」みたいなタイミングがきます(笑)。そこですかさず「すごい!自分で座れたね」と褒めます。決して「もっと早く座れたらもっと良いんだけどね」などの余計な一言は付け加えません。ただただ、できたところを、認めて、褒める!これだけです!
どうしても時間に余裕がない時は「今日はすわれないかなぁ?じゃあ捕まえるぞー」と言って、遊びにして、捕まえて座らせますが(笑)。

どうしても座りたくないなら、そもそも出かけたくない可能性もありますよね。「〇〇に連れて行ってあげたい」なんていうのも大人の都合です。座りたくないなら家で遊んでもいいし、その辺を散歩するに切り替えたって良いんです。

できないことでも、できたところまで褒める!
期待値は高く、評価は甘く!
時間には余裕を持って子どもの時間軸に合わせられるところは合わせる!
大人ではなく子どもの都合に合わせる!

そんなことを日々意識しながら生活しています。

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