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男の子を連れていたら、近所の人に予言された。当たってると今思う。【子育て】

勇気づけコーチのみさです。

「男の子はね、まあ、「思った通り」にだけは育たないよ」

我が家が家を建てたのは20件くらいが一斉に販売された分譲地でした。なので、お互い新入りでなごやかに「どうぞよろしく~」とあいさつを交わしました。

うちの子供はまだ小さくて赤ちゃんでした。近所の方のお子さんは中学生と小学生でした。(うちからみたら子育て大先輩)

うちもあちらも男の子。すると、先輩ママは

「あら~、可愛いわねえ。」とひとしきり話したのちに、ニヤッとしながらこういったのです。

「男の子はね、まあ、「思った通り」にだけは育たないよ」

なんじゃそれー!!

「ええ?そうなんですか?」

と言いつつ「うちの子は大事に育てるから、そんなことないし」と心の中で思ってました。(思えばこの頃から、幸せにしてやるから!と鼻息荒く思っていましたね)

時が経って、うちの子が大きくなって

「本当にそうだな、あの時の予言は正しかったな」

と思うのです。私の知らない世界を持ち、その世界から得た情報でモノを言い、好みは私からしたら「意味不明」だし、それでいて、子供なりに楽しくやってる。

まさに、

「子供は思ったように育つ。それは親の思った通りではなく、子供自身が思った通りに。」

です。

「子供自身が思った通りに育つのをサポートする。」

そんな視点もありだよね、と思ってます。

もし、中高生の子供にどうやったら言うことを聞かせられるのか、どうやったらやってくれるのか。と「子供を動かそう」と躍起になっているお母さんがおられて、それがうまくいかないなあ、と悩んでおられるならば。

それは、まさに過去の私なのですけれど、そんなお母さんには、

「子供自身が思った通りに育つのをサポートする。」

という視点をご提案したいです。

「え?それじゃ、子供の進学先が変わってしまう?成績が振るわないのは親にも責任があるんじゃないの?やっぱり、親が良い方向に引っ張ってあげなくちゃ。」

・・と思っていたのは私ですが、今思うと、

失敗は無い、と言いますか、それが後にいい勉強になり、いい経験になることはいくらでもあります。「結末を体験する」はとても大事です。

多くの大人に今までの人生で「あの時の経験がとても今に生きている」という大きな経験はどんなことですか?と聞くと、かなりの割合で「失敗体験」が上がってきます。「強烈な失敗体験」って結構大事。学ぶことは大きいです。

だからこそ、あえて「見守る勇気」を。こちらは生きてる年数が多い分、経験豊富ですから、「そんなことしてたら失敗しちゃうよー!」言いたくなることも多いですけれど、あえて「見守る勇気」を。

そう思ってる今、予言を思い出して、「うふふ、ホントその通りだわ」と思ったのでした。

お読みいただきありがとうございます。


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