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僕らの持ってる時間の概念は絶対なのか?

ピダハン族というブラジルのアマゾン熱帯雨林の先住民がいる。
過去や未来を示す言葉を持たないらしい。
そもそも時間という概念が希薄のようだ。
狩りはしても、獲得した肉を将来のために取っておくことはしない。
昼夜関わらず寝たいときに寝る。
将来役に立つ道具を渡されても捨ててしまう。
勿論、計画性なんて言葉は存在しないのだろう。
非効率だろうが、(日本から見たら)豊かでない生活でも十分なのだろう。
実際、うつ病の症状を持つ人は限りなく0に近いらしい。
過去の概念が無いのだから、後悔は存在しないのだろう。
未来の概念が無いのだから、不安は存在しないのだろう。
今、先進国では「今にフォーカスすること」「マインドフルネス」が注目されている。
「今、ここに生きる」禅宗ではない私には、とても難しい気がする。
それでも、一日一回、電車の中で、お風呂の中で、布団の中で、会社のデスクで目を閉じて、今を感じてみようと思う。
まずは、そこから。


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