とーちゃんがマスクを外した理由
という、国(厚生労働省)からのお知らせがあったことは、記憶に新しい。
とーちゃんたちの福祉事業所では、この通達を受けて、
区切りのいい、「4月1日(新年度)から、スタッフのマスクの着用は、”個人の判断”にゆだねる」という通達を、3月に出した。
利用者に関しては、もともと、マスクを強制したことは無い。
いわゆる、"保護者の判断にゆだねる"かたちである。
なぜならば、子どもの成長期のマスク着用は、呼吸に大きな負荷をかけることになる。成長期の子どもには、むしろ有害になる可能性も、秘めているからである。
そして、4月1日になった。
スタッフには、朝のミーティングで、マスクの着用について確認した。
と同時に、自分(とーちゃん)は今日からマスクを外すことを宣言した。
そして、
「マスクをつけても、つけなくても、皆さんの自主判断であること。」
「マスクをつけている人が、つけない人を非難するようなことが無いように。また、その逆の場合も、この事業所では非難するようなことは、絶対に無いように。」
とのことを、あらためて確認した。
そして、今日(4月18日)現在。
当事業所のスタッフで、マスクを外しているのは、ボクだけである。
でも、それでいいと思う。
なぜならば、マスク着用も、着用しないのも、
個人判断だからである。
つまり、個人判断がしっかりと、履行されているということである。
個人判断ができる = 個人の自由 は、基本的人権であると考える。
ちなみに、「はやり病」の注射。
2021年に行政から「職域接種」の依頼が、たびたび来ていた。
しかし、これは個人判断であると考え、「職域接種」は行わなかった。
それは「同調圧力となる可能性」があったからである。
うちの事業所は、すべて個人の判断に任せた。
だから、「接種するのも自由」、「しないのも自由」と、考えている。
要は、誰かに強制されるものでなく、個々で決めることである。
どっちらが「正」で、どちらが「誤」ではない。
話を戻そう。
当事業所で、ボクがマスクを外す理由は、2つ。
一つは、
「自己判断でマスクを外したいから」。
もう一つは、
「代表であるボクがマスクを着けていたら、それ自体が同調圧力になりかねない」。
そういう理由である。
ようやく、個人の判断が尊重される世の中に戻った。
でも、これって、2019年以前は当たり前であった。
そのことを、日本人のほとんどの人が、忘れているのかもしれない。
「元の状態に戻っただけ。」
そのことを、思い出してほしいのである。
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