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クワイエット・プレイス

今回見た映画は2018年公開、全米Nо.1大ヒットホラー!
「クワイエット・プレイス」です。
感想はネタバレを含みますので、ご注意ください。


作品情報

タイトル:クワイエット・プレイス
カテゴリ:サイレントホラー
監督:ジョン・クラシンスキー
キャスト:リー・アボット(父親) ジョン・クラシンスキー
     イヴリン・アボット(母親) エミリー・ブラント
     リーガン・アボット(娘・姉) ミリセント・シモンズ
     マーカス・アボット(息子・弟) ノア・ジュープ
     ボー・アボット(息子・末っ子) ケイド・ウッドワード
おすすめ度:★★★★☆(4.0)

鑑賞の経緯

この作品が公開される時、私はこのホラー作品おもしろそうと思いながらも鑑賞できずにいました。なぜなら、私はホラーがとても苦手だからです。しばらくして結婚した旦那は大のホラー好きでいつしか私も食い入るように観るようになりました。そこで、今まで気になっていても観られなかった作品も観られるのではと思い、この作品を観ることにしました。今でもホラー作品は一人では観られないので旦那と一緒に観ています。

紹介

この作品は、聴覚が超敏感な怪物に支配された世界で、怪物に見つからないように音を立てずに暮らさざるを得なくなった家族の物語です。
自分たちも音を立てたらやられてしまうのではないかというハラハラドキドキする緊迫感のある作品です。鑑賞する際は、作品に引き込まれ過ぎないようくれぐれも用心してください。

感想

この作品を鑑賞して私は怖いというよりも、作品としてとても面白いと思いました。日本にはあまりサイレントホラー作品はないように感じます。あまりサイレントホラー作品に触れて来なかった中でこの作品を見て、脳に電流が走るような衝撃を受けました。

衝撃を受けた理由は会話をせず、アメリカ手話を使って話の内容を成立させていたからです。手話を耳の聞こえない人との会話をするために、ある1つのシーンで使用するのは「図書館戦争」などで見たことがありますが、ほぼ全てのストーリーの会話を手話で成立させるのは見たことがなかったのです。

確かにこの作品は大まかに言うと、音を立てたら聴覚が超敏感な怪物が襲ってくるという内容なので音は敵であるといった印象を受けますが、私は音は敵であるとともに時には味方にもなり得るのだと言う印象を受けました。

私は音は敵であるとともに時には味方にもなり得るのだと言う印象を受けたと書きましたが、ここから私はこの作品の中に人間関係のあり方が垣間見えたように感じました。
例えるなら人には良い面と悪く見える面がありますが、人は自分にとって都合がいい面を良い面、自分にとって都合が悪い面を悪く見える面として位置付けます。音は敵、これは音を立てると怪物がやってくるという悪い一面を持っているからです。音は味方にもなり得る、これはそばで大きい音がしていると多少小さい音であれば怪物は聞き逃すため命を守ることができる一面を持っているからです。このことから、自分の都合に合わせずにその人を別の視点から見てみると悪く見えていた一面も良い面に見えてくる可能性があります。
人には、良い面も悪い面もありますが、これを機会に今一度その人に対する見方を変えてみてはいかがでしょうか。きっともっと良い面が見えてくるはずです。

話はそれましたが、この作品は音もあまりなく、アメリカ手話がわからないと観ることも簡単じゃないと思うかもしれません。ですが安心してください。手話には字幕がついているので、安心して楽しめると思います。
私自身、手話が全くわからなくても十分楽しんで見ることができました。

配信(2024年4月現在)

見放題   U-NEXT、Amazon prime video、Lemino、Hulu、Netflix
レンタル  Rakuten TV、TELASA、クランクイン!ビデオ

最後に

ホラー作品が好きな方、サイレントホラー作品に興味のある方も楽しめます。全世界震撼、2018年No.1大ヒットホラー音を立てたら即死、「クワイエット・プレイス」ぜひ鑑賞してみてください。
拙い文章ですが最後まで読んでくださりありがとうございます。今回は「クワイエット・プレイス」を紹介しましたが、今後「クワイエット・プレイス~破られた沈黙~」も紹介する予定です。❤️、コメント、フォローお待ちしています。

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