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霞立つ。の第百三首

第百三首
霞立つ鳰の水面は茫洋と
水鳥やすらう束の間の春
─── 音無桜花

2024.03.15.


本格的な春の陽気がやってきました。
気温が上がって湖には霞がかかっています。

いつもは多少なりとも遠望できる対岸の景色も霞の彼方。
対岸が見えないと、まるで先に大海が広がっているように感じられます。


湖面に浮かぶ水鳥たちの様子も冬とは違って、ひと心地ついているようです。

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