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春うららの。の第十ニ首

絶好の春うららの一日、パートナーと共に大津市『叶 匠壽庵 寿長生の郷』へ出かけました。
見事な梅林とグルメ・スイーツの名スポットです。

梅林のピークには少し早かったようですが、開花した蕾も多く、園内へのアプローチに植えられた梅のほうは満開になっていました。

単に紅梅・白梅の違いだけではなく、紅梅にも色味や枝ぶりに個性があって、白梅にも同様に色や枝に個性があって。
めばえはじめた草花と共に、光眩しいうららの一日を楽しませてもらいました。

園内入口付近には、紅白の梅を模った短冊が用意されていました。
神社での絵馬のごとくお願い事を記して納める趣向なのですが、私達は短歌を各自一首詠んで納めることに。
即興で短歌を詠むのは難しかったのですが、梅花の短冊がふたつ、本物の梅の枝で風に揺れるのは格別の体験となりました。

第十ニ首
きみと往く春うららかの花小径
寿長生の郷の梅の色佳し
─── 音無桜花

2023.03.07. 詠
2023.03.08.
梅開く寿長生の郷でパートナーと共に

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