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コンテンツ月記(令和二年、如月)

そういえば飛行機で観た映画のことなんかも書いておきたいなと思っていたので…
(映画の感想、いつ書けるかわからんですが…少しずつ書きたせたらいいな…ちなみに、『パラサイト』『リロ&スティッチ』←まさかの初見『ROOM』を観ました)

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読んだもの、観たものをすぐ忘れちゃうので、ちょっぴりのメモで記録します。全部さらえたもの&覚えているものだけ…。随時更新。漫画でWeb、ってなってるのは、何巻分かわからないやつです。それ以外の括弧内の数字は、読んだ巻数。

==評価基準(特に記載したいときだけ)==
\(^o^)/ 乾杯。愛。最高の毒なり薬。
φ(..) 特別賞(今後思い出すだろうシーン有等)
==ココカラ==


〜漫画〜
■ここは今から倫理です。(1)

倫理の教師と高校生との対話を丁寧に描く人間ドラマ。
主人公の高柳先生が、暗い雰囲気なんだけど話し方が丁寧で、本当に優しくって、時々可愛くって、非常にエロい。

最初、ちょっと絵柄が苦手かもなあと思ったけど、実は内容にぴったりだ。

いろんな方が感想で書かれているけど、巻末のあとがき漫画で深みに納得する。

著者の雨瀬さん、大好きなおば様が自殺されて、そのおば様の遺品からふせんがいっぱいの倫理の教科書、哲学書、神様との対話日記、という書類が見つかったそう。日記には、悩んでいることや自分にできることを探している様子が書かれていて、ふせんからは自分を助けてくれるための言葉を必死に探している様子がうかがえたという。これらの書類を見返しながら、漫画を描いてるんだって。

みんなくちぐちに彼女の自殺を「うつ病だったからね」の一言で済ますけど
私はこんなに必死に戦ってた人を
そんな一言で終わらせたくないと思う  

雨瀬さんがこう書かれてるのを読んで、自分が経験したいろんなことを思い出しながら、ああ、雨瀬さんは、語りかけてるんだ、だからこんなに優しい漫画なんだ、って、もう一回余韻に浸った。ドラマ化が決まったらしいけれど、きっとこの漫画に救われる人、たくさんいると思う。

特に高柳先生のこのセリフが好きだったな。

私は本当の事を言うという
よい事よりも―
今日の貴方を
守るという
よい事を選びます

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