「陸上競技と市民マラソンをつなげたい」
これが福井版OTT（オトナのタイムトライアル）、
DAREDEMO TIME TRIAL（DTT）のテーマ。

おやっ。と思う方が多いかもしれません。どちらも「走ること」ですから大差ないようですが、市民ランナーのその多くは陸上競技未経験者。学生時代に長距離を走ることを苦手としていた方が、大人になり、運動不足やストレス発散をきっかけに走りはじめ、いつしかフルマラソンを走るまでに。というケースが大半です。そういう方にとってトラックを走る陸上競技は本格的すぎるがゆえに交わることがない。両者には見えない深い溝があるんじゃないか？トップアスリートと市民ランナーが交われる場を作ってみようと考えた福井陸上競技協会による新しい試みです。すでに福井ゆかりのトップ選手らもペースメーカーとして参加することが決まってます。

福井陸協が中心となり、毎年夏に桐生祥秀選手が100m9秒98で走った福井県営競技場 9.98スタジアムで Athlete Night Games in ＦＵＫＵＩ（ANG）が開催されます。短距離や跳躍のトップ選手が集まりショーアップされた演出で行われるナイトレース。男子幅跳びの日本記録はこの大会で産まれましたし、100mを走るには「いい風」が吹き、好記録が生まれる大会として陸上ファンにとっては有名な大会。日本中からトップアスリートが集まるANGの前日に、市民ランナーとトップアスリートが一緒に走る機会を作ってみよう。その第一回目が今回のDTTです。

TRACKTOWNではDTTの選手（公認・非公認）とボランティアエントリーを開始しました。

多くの福井県近隣の方に参加していただきたいのはもちろんですが、これまでANGを観にいこうと思っていたけど、「遠いからなあ」と二の足を踏んでいた方はぜひ、DTTで自ら走ったり、運営ボランティアスタッフとして参加して、翌日はANGを観戦。というセットで楽しむのもいいですね。

たくさんのエントリーをお待ちしております。