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年1000本ワイン消費夫婦のおうちワイン③食事を通して楽しめる白ワイン編

こんにちは、葡萄の飲み物です。

前回初めてワインを紹介する記事を書いたんですが、想像以上にたくさんの方に読んで頂けたようで、嬉しいです!

書いてるのはこんな人です。


前回の記事はこちら。

今回、白ワインをオススメしよう!と決めてどんなテーマにしようか考えてたんですが、「食事を通して楽しめる白ワイン」というテーマにしました。ちょっと壮大なテーマかもしれませんが(汗)なぜ選んだかというと、レストランやバル、ビストロで食事と合わせてワインを飲む時って、「最初は泡で乾杯して〜白をグラスで飲んで、その後メインがきたら赤」みたいな感じに色々少しずつ飲めますが、家の食事に気軽にワインを合わせたい!って時に流石にそれは無理かなと…(我が家みたいなおかしい家では時折そういう飲み方もします…^^;)

で、最初から最後まで泡、赤、ロゼで通してももちろんいいと思うんですが(こういうテーマもまた後で書くかもしれません)和食含めた家庭の食事にさっと合わせやすいのは白ワインじゃないかな〜と。流石に「今日はステーキよ!」って日には赤ワインも飲んで欲しいですが、最初にサラダや野菜を食べつつ〜お魚も食べつつ〜パスタとか、豚肉とか鶏肉とかまで〜ってお料理なら白でずっと飲めちゃう方がよくないですか。と思いこのテーマにしました。

食事を引き立てる白ワインのポイント

365日ワインを飲んでる中で、白ワインを普段の食事と合わせる上で個人的に重要だと思ってるのは「飲み飽きず、料理に負けないけど、圧勝しない」ってことかなと思ってます。これだけ言うとなんとなく個性のないワインのように聞こえてしまうかもしれませんが、料理の風味や味わいを程よく引き立ててくれるバランスを持ち、かつワイン単体で飲んでもおおっ!と思える味わいが個性的なワイン。そんな食事を引き立てつつ、負けないワインの選び方について考えてみたいと思います。

①香りの強さ「4」

個人的な好みもありますが、食事の始まりから飲むワイン、前菜、和食やエスニック、シンプルな魚料理などおうちのご飯と合わせる白ワインは香りはない(ノンアロマと言われるいわゆるシャルドネなど)よりもあったほうが食欲も進むし美味しいんですよね。でも、グラスの外までバーン!と香ってくるような香りの強いワインは1杯飲むと少し飽きてしまうかも…(赤ワイン早く頂戴!みたいな。)というわけで、私は香りが5段階中4のワインを選びます。いわゆる「アロマティックだけど、産地や作り方の特徴として、少し香りが控えめなもの」。食材の香りや風味を活かし、引き立つようなワイン。

②酸味「5」

酸味は超重要です。唐揚げにレモンサワー飲みますよね。酸味は食欲を増進しますしお料理の風味を引き立てます。酸味は強いほうがいい。というわけで(このくだり雑ですみません)酸味は5段階中5です。

③厚み(と苦味)「4」

①②を満たすワイン、食事を通して楽しむのにゴクゴク飲みやすすぎるとすぐ蒸発してしまいます!というのは冗談ですが、加えて少し果実由来のボリューム感・厚み・少し苦味のあるコクがあると、青魚や火を入れたお魚やお肉、など少し味が濃い料理にも負けずに引き立ててくれます。なのでボリュームは5段階中4。

以上を絵にするとこんな感じです。(手書き…)

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そんな3つの要素を満たすお気に入りのワインを3本紹介します。

【1本目】包容力抜群のドイツのリースリング

1本目はドイツの辛口リースリング。

ラインガウ リースリング・フォルラーツ

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https://www.enoteca.co.jp/item/detail/109145122

ドイツの白ワインと聞いて「甘口なのでは?」と思った方もいるかもしれませんが、ドイツには高品質な白ワインもたくさんあります。とはいえ、低価格の辛口ワインでは「スッキリ辛口ゴクゴク系」のものが多いのですがこのワインは高い酸味と厚みのバランスで食事を包み込んでくれる万能感のあるワインです。

万能感ってどんな感じかというと、白ワイン✖️食べ物って、時に相性を間違えると「Oh…このワインにするんじゃなかった…涙」みたいな悲劇(生臭さが際立ったり)が起ってしまうんですが、

最近、ホタルイカやイワシ、パテドカンパーニュなど少し「これ白ワイン合わせて大丈夫かな??」と思うような食材を使ったお料理と合わせてみたところ、「え、大丈夫だしむしろ美味いやん!」となってちょっとびっくり、感動しちゃいました。

この価格で酸と厚みのバランスがこんなに良いワインをあまり知りません。価格は2200円です。

【2本目】花の蜜のような余韻が魅力のロワールソーヴィニヨンブラン

2本目は、ロワールのソーヴィニヨン・ブラン。

ソーヴィニヨン・ブラン・アティテュード

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https://www.enoteca.co.jp/item/detail/337344432

フランスのロワール地方のワインです。この産地、この価格帯ではキリッ!サラッ!とした香り高くもスッキリとしたワインが多い中、このワインはこの地域の中高級ワインとして有名な「ピュイィ・フュメ」か!?と思ってしまうくらい花の蜜を感じさせる厚みもあるのが特徴。

私は以前(①の回)書いた通り、昔「ソーヴィニヨンブランの青臭さが苦手」とか言ってたのですが、このワインを飲んでこの爽やかさ、と蜜の感じのバランスに感動して、ソーヴィニヨンブラン大好きになりました。

今の季節、アスパラを使った料理なんかとの相性は抜群ですが、野菜からお肉料理まで幅広いお料理に合わせられ、上級キュヴェのエッセンスが2500円で楽しめるので大のお気に入りです。

【3本目】ほろ苦みとボリュームでカレーもOKなシュナン・ブラン

3本目は南アフリカのシュナンブラン。

セカトゥール シュナン・ブラン


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(これはいつも近所の酒屋さんで買っているワインで、、大手ワイン通販で在庫があるショップが見つけられなかったので、ぜひワイン名で探してみてください)

楽天ではこちら

 https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%82%BB%E3%82%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3/

最近個人的にハマっているのがシュナンブランという品種。シュナンブランの魅力は後に残るほろ苦みと甘み。このワインは上で紹介した1本目、2本目よりもボリューム感があるので、お肉をバターで焼いたものなんかにもピッタリ。カレーでも◎です。(今豆のカレーを食べながら、このワイン飲みながらこの記事を書いています。)

シュナンブランのワイン、2本目に紹介したフランスロワール地方にも美味しいものがありますが、最近南アフリカが大注目!個性的な作り手が多く、お値段もあまり高すぎないのが魅力です。

最近カジュアルなフレンチレストランやビストロでも南アフリカワインの取り扱いが増えているので、外食でワインを選ぶ時も「南アフリカのシュナンブランありますか?」とよく聞いてます。このワインは2300円です。

もちろん個別の料理との相性はもっとピッタリなものがあると思いますが、あまり料理を選ばず食事を通して楽しめるかなと思うワインを選んでみました。今日の3本は以上です。

次回は赤ワインを紹介します。

それでは楽しい飲酒おうち時間を!

※記事を思ったよりたくさんの方に見ていただいているようで、知りたいことやテーマなどあればコメントやTwitterなどでもぜひ教えてください〜


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