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話して通じる喜び

ハンガリーに来て今日で1週間。
最初は、飛行機の中で、無職になったことが改めて怖くなって
すごく不安で帰って今すぐにでも仕事したくなっていた私 笑

だけど、1週間たち、優しいハンガリー人の人々や
安い物価(笑)に癒されて、だいぶ落ち着いてきました。

ただ、一方の夫は、ずっと落ち込んでいたのね💦

毎日「日本に帰りたい」と言って、日々過ぎるごとに暗くなっていってた夫。
もともと海外旅行も嫌いなタイプで海外に住むことを決意したわけだから、
すごいストレスがあって当然だろうと思って、
「外に出たくない」と言ったらそうさせておき、
「外で英語を話すのが苦痛」と言ったら私が話すようにしてた。

だけどね、どんどん夫の元気のなくなり方は悪化するばかりだったのね。
どうしたらいいのかなって思ってた。
やっぱり無謀だったのかなぁ、いきなり海外に住むなんてとかも。

そんな今日、夫がふと決意したように「今日の昼ごはんの注文、全部自分にやらせてくれ」と言ってきた。

もちろんいいけれど、と言って夫にやってもらう。

コーラとピザとサイズを頼み、支払いをしてもらった。
英語がまだ苦手な夫、たどたどしくでも無事に注文を終えた。

これだけなんだけど、終わった後にね、夫が久しぶりにすごくいい顔してた。「あー、英語が通じるってなんてうれしいんだ」。。と言いながら。

その様子を見て、そうだったって大事なことを思い出したんだ。
私、海外旅行が好きなのって、これなんだ。
全く遠くの別の環境で育った人と英語で会話ができたときの感動。
もちろん大変な思いもたくさんするのが海外旅行なんだけど、
この感動って日本にいるとなかなか味わえないもの。
なにとも比較しがたい大事な新鮮な気持ちなんだよね。

たった一言。
お店の人との注文のやりとり。
それだけ、なんだけど、こんなに感動してうれしくなるのってなぜなんだろうね。

夫にはつらいから私が英語を話すの変わるんじゃなくて、こういう経験が大事だったんだなぁって改めて思ったよ。

その後は、狂ったように家で英語とハンガリー語を勉強し始めた夫でした。

私も頑張らなきゃ^^

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