素人のおひとり様海外旅行 〜タイ チェンマイ #8〜
HSP、コミュ障、適応障害、アダルトチルドレンを乗り越え一人前の人となるため
おひとり様海外旅行はじめました
いずみと申します
旅へ出ることにした経緯は以下2記事をご覧ください
前回はチェンマイ旅行3日目の朝までをお届けしました
引き続きチェンマイ3日目
これから旧市街観光に繰り出します
チェンマイ旅行はマガジンへまとめてますので
よかったら日本出国からご覧ください
CDShop - Tippanetr Enterprise
ホテルからGrabを呼んで目指すのは旧市街から少し離れた場所
「Tippanetr Enterprise」というCDショップ
夫から託された”現地のレコードを買う”という使命のもと向かいます
せっかくだからトゥクトゥクやソンテウに乗りたいと思い
Grabで呼ぶもなかなか捕まらず結局普通の乗用車を呼ぶことになったり
Grabで目的地を指定したにも関わらず徒歩10分ほど離れたスパ施設前で降ろされたり
などなどまあまあなハプニングもありつつ無事到着
周辺はローカルしか来なさそうな雰囲気
プラクルアンのお店やローカルしかいない食堂、八百屋さん、商店が立ち並ぶ
Grabドライバーがここじゃなく近くの観光客が行きそうな場所で降ろしてくれたのも納得
日本の郊外にある小さいイオンとしまむらとGEOとホームセンターが連なったちょっとしたショッピングモールエリアみたいな感じ
でも私はこういう雰囲気が大好物
おらワクワクすっぞ!状態でお店へイン
入店してみるとCD、カセット、DVDがずら~っと並びレコードは一枚も見当たらない
しかもどれが良いのかも全然わからない…
とりあえずレコードは置いているのか聞いてみよう
勇気を振り絞って店員さんへ聞いてみる
「レコードはないよ!」と絶望の返答
えーーーー!
でもここまできたからには何かは買って帰りたい
事前に調べて好きなテイストだったタイファンクのCDが無いか聞いてみる
タイファンク?なんじゃそれ?パンク?と言われる
タイファンクはメジャーじゃないのか!?
更に勇気を振り絞り拙い英語で
あなたのおすすめを教えてほしい!と一生懸命伝えると
PCで何曲かかけてくれてこれはどう?これは?と
コミュニケーションをとりながら提案してもらいつつ
何枚か選定してもらって買うことができた!
購入したCDは望んでいたタイファンクではなく最近のタイポップだったし
帰国後にお土産CDを聴いた夫も微妙な反応ではあったけど笑
それよりも知らない土地で知らないお店にいる知らない店員さんに
拙い言葉ながらもおすすめを聞いておつかいができた
という宝物のような時間が私にとっては嬉しかった
こちらがお世話になった店員さん
嬉しすぎて記憶だけに残すのが惜しくて写真撮らせてくれ!とお願いして撮らせてもらった
CD買っただけ
なのにこんなに思い出に強く残って語ってしまうのは
自己効力感に満たされただけでなく何より楽しかったから
店員という務めを果たしてくれただけかもしれないけど
この方は確実に私の人生を明るく豊かにした
そんな影響を与える人になりたかったから
私は過去アパレルで接客業を頑張っていたんだった
夏休みに遠くから来店して私がコーディネートした服を買ってくれて
一年後の夏休みに一式着て会いに来てくれた子のこととかを思い出した
接客業は人の人生を豊かにする素晴らしい仕事だ
そして生まれて初めてCDを購入した時のようにほくほくした気分でCDを抱えてお店を出た
寺院 - ワット プアックホン
CDショップを出て次の目的地までは徒歩約20分、気温は30度越え
東京にいたらタクシーに乗る一択だけど
天気が良くて気持ちも高揚していた私は徒歩一択でお散歩
大通りを歩いていると奥に寺院が見えて気になったのでちょっと寄り道
GoogleMapにピンを立ててすらいなかった場所
調べるとここは「ワット プアックホン」という寺院
プアックとは群れ、集団
ホンとはインドの神話上の鳥のこと
寺院周辺に住んでいたハンサ鳥の装飾をつくる職人たちが建立した寺院という説や
寺院周囲のコミュニティが白鳥を神聖な動物と考えていたモン族だった説などあるようで
建立は約600年前と歴史ある建物
正面にはランナー様式の建物
奥へ繋がる通路には誕生曜日ごとの守護仏像
そしてわくわくしながら更に奥へ進むとそこには…
ラピュタは本当にあったんだ!父さんは嘘つきじゃなかった!
とパズー化してしまいそうなほどの
大大大大大好物な仏塔が私を出迎えてくれました
もちろん脳内では[ロボット兵(復活〜救出)]のBGMが流れます
(ジブリ作品はナウシカとラピュタが同率一位で好き)
レンガの色褪せ具合といい植物の侵食具合といい
入ってきた道からは見えない隠れ具合といい
何もかもが私のスキ!に響く仏塔です
お気に入りすぎてもちろんバナーにもしちゃったもんね
ウェディングケーキのような層になった仏塔は珍しく中国・雲南の影響を受けたものなんだとか
観光客向けではないため人も少なくとても静かで
緑が生い茂った空間に鳥のさえずりと風鈴の音だけがかすかに聞こえる
外を歩いている時は暑くて汗が吹き出していたのに
寺院の敷地内に入ると風が吹き抜けて涼しく心地が良い
ここだけ時が止まったような不思議な感覚に包まれる
プラシーボ効果もあるとは思うもののとても良い空間でした
ここ最近生まれた「Chillい」という言葉はこのためにあると思った
この仏塔の向かいには草ボーボーの公園があり
朽ちかけのパチミッキー滑り台があるそうで…気づかなかった!
パチミッキーをこの手で撮影できなかったことがちょっと悔しい
キンキンに冷えた炭酸 - セブンイレブン
道すがら色んなお店があって飲み物も売ってて目移りするものの
値段もメニューも表示されてなくていまいち踏み出せず
安定のセブンイレブンがあったからちょっと涼みに入ってみる
柑橘系サワーが飲みたいと口が叫んでいたので
ドリンクコーナーにあるそれっぽいたぶんノンアルのジュースをゲット
青空の下で飲む炭酸はなぜ何割も増して美味しいのだろうか
科学的に検証してみてほしい
チェンマイソーセージ - ลุงอ๊อด ย่าง, ยำ, น้ำตก
見出しを見て「は?なんて?」と思った方も多いでしょう
このお店情報がなさすぎて私もどう発信して良いか迷った
ローカル飯好きな人には食べてほしいおすすめ店なので
頑張ってカメラ翻訳機能を駆使して店名を探しだしたから褒めて!
「アオドおじさんのグリル」とかそんなような名前っぽい
おじさんとかいいながらおばちゃんが一人で切り盛りしているGoogleMapにも情報が無い屋台
写真の通り道端でおばちゃん一人がBBQしちゃってます
2000年代生まれの日本人は絶対食べたがらないレベルだろう
屋台なのにちゃんとメニューと値段が明示されてて相場は40-50THBだし良心的
サラダとか麺類もあるらしい
チェンマイ初日からチェンマイソーセージの虜になった私が選ぶのはもちろんヴェルタースオリジナル
ではなくチェンマイソーセージ
食べやすいようにカットしてプラカップに入れてビニール袋までくれた
たっぷり入ったハーブやスパイスは日本では絶対に味わったことがない味でめちゃんこ美味しい
チェンマイソーセージはお店によって全然味が違って面白い
ハンモックに揺られながらビールと流し込んだら絶対に最高
という味
大人のみんなならこの一文で分かるだろう
そして今これを読んでいるあなたの唾液はドバドバだろう
ちなみにメニューには40THBって書いてあったが45THB請求された
きっとカット代、プラカップ代、ビニール袋代だったんだと思い
心にそっとしまっておいた
SPチキン
CDショップの後チェンマイの銀閣寺「ワットシースパン」へ行く予定をリスケしたのはここへ来るため
CDショップへGrabでたどり着けなかった事からだいぶ時間が押してる状況かつ
ここはお昼ちょっと過ぎでも売り切れ即クローズと聞いていたからだ
満席で店頭にはすでに3組ぐらいが待っている
急いで注文せねば!
店のルールはこうだ
①店頭入り口にあるオーダー表をとり欲しいメニューにチェックをつける
②レジで前払い
③席が空いたら案内してもらう
オーダー票はなぜかドリンクだけ英語表記でご飯メニューはタイ語という謎設定なので
お店のその辺に貼ってあるメニューの写真と番号を見て注文しましょう
笑顔の可愛い店員さんが案内してくれた
にこにこしながら自身の顔を指差してタイ語で何か話しかけてくれた
きっと汗でびしょびしょの私の顔を見て
顔びしょびしょやねと言ってたのだと思う笑
あはは~と笑って返しておいたけどなんて言ってたんだろう
待ちに待ったビールとガイヤーンが着丼!いや着皿?
東南アジアあるあるのぬるいビールではなくちゃんと冷えてた!ありがてぇ~
汗で水分からからになった身体にアルコールが染みこみ一瞬で酔っ払う
そしてガイヤーンはというとガーリックががっつり効いていて
皮パリパリ肉柔らか~な美味しいチキン
そのまま食べてもしっかり味がついてて美味しい
しかし舌が肥えた人は「そんなんでもないわ」とか言いそうな大味ではあるので
一人で行くかビールと塩があればなんでもいけるぜ!という友達と行くと楽しめます
半身でお腹が膨れるので二種のタレで味変しながら食べるのも美味しい
スイートチリソースが個人的にスキ!
ソムタム(パパイヤサラダ)も有名らしいが直前にチェンマイソーセージを食べていたため断念
そしてビールが進みすぎてあわよくば二本目にいきたかったけどこの後の予定を考えて我慢
理性が働いて無かったらここで沈没間違いなし
店頭の鶏の丸焼きはサンプルではなく本当に調理しています
ここはミシュラン店でもあるのでローカルというより観光客多め
私が入った時もぱっと見ただけで三組の日本人が居るぐらい
海外で日本人に遭遇するとテンション下がるマンの私
ビール無かったら確実に早食いして店出てたね
海外で日本人に遭遇するとテンション下がる現象ってなんなんでしょう?
私だけ?同じ気持ちの人いる?
道すがらのあれこれ
四箇所しか立ち寄ってないのにもう4,000字
ということで道すがらに出会った私を刺激したあれこれを紹介して次の記事へいきたいと思います
ここまでお読みいただきありがとうございます
次回は道すがらで出会った古着屋さん屋台カフェなど紹介予定です
次回もお読みいただけると嬉しいです
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