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素人のおひとり様海外旅行 〜タイ チェンマイ #4〜

HSP、コミュ障、適応障害、アダルトチルドレンを乗り越え一人前の人となるため
おひとり様海外旅行はじめました

いずみと申します

旅へ出ることにした経緯は以下2記事をご覧ください


前回まではチェンマイ旅行2日目
チェンライ日帰り観光冒頭をお届けしました

チェンマイ旅行はマガジンへまとめてますので
日本出国から見たい方はマガジンからどうぞ!

じつは前回までは旅の前菜に過ぎず
やっと今回がメインです
だいぶ引っ張りましたがこれから3連続で私のバケットリストが叶います


私がまだ学生の頃インターネットで出会った一枚の写真
それは真っ青な空に映える白い寺院
見たこともない形状の建物に当時私は虜になり
絶対いつかこの目で見てやるんだと心に誓っていました


それがこちらです

ワット・ロンクン

映り込んだ見知らぬお坊さんもイケすぎ

ドギャーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!
みて!!!!!!!きいて!!!!!!当時のわたし!!!!!
あんたがインターネットで憧れたあの写真の場所にわたしいるよ!!!!!!!
夢は簡単に叶えられるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ちなみにこのチケット代もkkdayのツアー代に含まれてました
ツアーじゃない方は入場料100Bなので500円未満で入れます

チケットを持つ手も震えてるしこの時本気で涙目で冷静ではいられないワタクシ
理想通りの真っ青な晴れた日に来れて良かった
本当に夢のようです

逆さ富士ならぬ逆さ寺院
美しすぎる…

同じ構図の画像が三枚続いてなんやねん飽きたわぼけなす早よ先いけよ
と思ってるそこのあなた

もうしばらくお付き合いください
きっと一枚一枚じっくり見たくなるほどの魅力が伝わるはず
写真では伝わらないけどキラッキラしてて天国か?と思うぐらい美しいんです

ワットロンクンとは

そもそもこの真っ白な寺院、別名「ホワイト・テンプル」とも呼ばれるワットロンクンとはなんなのか

「ワット・ロンクン」は、現代的なアートを取り入れた新しい寺院。
1997年から建てられている寺院で歴史が浅く、仏教画家でヴィジュアルアーティストのチャルムチャイ・コーシッピパットさんがデザイン。
タイの伝統的な芸術・文化を取り入れつつ、“既成の枠組みに対する破壊(シュールレアリズム)”が「ワット・ロンクン」に込めれたメッセージ。
因習にとらわれない仏教寺院は、見る者を圧倒させる強烈なパワーを秘めています。
この白さは、仏教の開祖ブッダの清浄さ、宇宙をくまなく照らす光をイメージしています。
「真の光」(仏の光)は、まったく影を作らない。
宇宙いっぱいに広がり、すべての人々に平等に降りそそぐ。
“奈良の大仏さま”で知られる東大寺の「華厳経(けごんきょう)」の教えに通じる仏教観が、タイの純白寺院「ワットロンクン」にも見られます。

トラベルJP https://www.travel.co.jp/guide/article/12231/

ということで芸術作品に近いイメージの寺院です

“既成の枠組みに対する破壊(シュールレアリズム)”はまさに今の私が必要としていたもので
このタイミングで来ることができたのも何かの引き合わせなのか…

後から紹介しますがここではあちこちに散りばめられた遊びを探すのも楽しみの一つです

血の池地獄

ワットロンクンの手前には溶けてゾンビの様になった顔、悪魔のような顔、そして救いを求める無数の手が伸びています
これは「地獄」をイメージした「血の池」
様々な欲に取り憑かれて地獄に落ちた人々が成仏できず、救いを求めて手を伸ばし苦しんでいます

今にも引きずり込まれそうな迫力
地獄に堕ちてもなお金欲のある者も
ひとつひとつ指の形も違ってリアル

輪廻転生の橋

ここは一方通行「止まらず渡って」とアナウンスが流れ続けているので
こんな感じでケツ掻いてるおっさん入りの写真しか撮れませんでした
タイの神様から私の人生そんなもんと言われてる気がします

血の池地獄を横目に進むと二対の魔神がお出迎え
死と闇を支配するヒンドゥー教の魔神だそうです

その先にある輪廻転生の橋を渡ると寺院へたどり着くことができます
魂のレベルを上げて浄土に行こうとする姿をイメージしており、地獄から天国へと昇天していく姿を表現しているそうです

なお、この橋で立ち止まったり引き返したり後ろを振り返ったりすると地獄に堕ちると言われているので映え意識のために引き返したりするのはやめましょう

本堂

寺院の中は撮影禁止だったので写真はありませんがWikipediaに壁画の一部がアップロードされてました
壁画にはドラえもんやセーラームーン、ウルトラマンやマーベルのヒーローたちが仏教的文脈における善悪を表現するよう描かれています

正面にはチャルムチャイ氏作による仏画が展示、その前に仏像が鎮座
真っ白な外観と異なり本堂内部は赤と金(公式FBに写真あり
モノクロの世界から急に胎内へもどったような不思議な感覚でした

本堂以外の建物

外へ出るとまた別の白い建物が出迎えてくれます

昔は血の池、輪廻転生の橋、本堂しか無かったワットロンクンは
増設に増設を重ねどんどんエリアも広がっているそうで
いつまでも未完成なディズニーランドのようです

ワットロンクンについて検索していた時にネットに上がってた風景と
自分が見ている風景が違ったりしていて不思議だな~とは思っていたのですが
今もなお進化し続けているとは驚きでした
奥の方にまだ殺風景な白い建物があったので今後そちらも装飾されていくのだと思います

ということはまた行く必要がある!
のでまた数年後チェンライ行きます!
バケットリストをひとつ叶えたはずがまたバケットリストに追加されてしまいました
その頃には少しでも英語が話せるようになってるといいなあ

チェンマイには世界で初めて銀で造られたワットシースパンという寺院があり、チャルムチャイ氏はワットシースパンから着想を得たとも言われています
ワットシースパンの本堂は女人禁制だからワットロンクンは入れて良かった~

ラッキーリーフ

集合体恐怖症の人で苦手だって人はごめん
私もぶつぶつ苦手だけどこれはいけるから大丈夫だと思う

建物群から出た通路の天井を見上げると大量の何かがぶら下がってて圧巻
この一部だけじゃなく長い通路の天井すべてがコレで

アップにしてみると…

願いごとを書いて吊るすラッキーリーフというものでした
本堂を右手にしてこの通路を挟んだ左手側に販売所があります
サイズが大小二種類あり購入後油性ペンで願いごとを書いて近くのツリーに結びます
日本でいう絵馬みたいなものですね

こちらがラッキーリーフを吊るすツリー
膨大な量の願い、欲が蓄積されていると思うと禍々しいかも…

私はもちろんラッキーリーフを大小購入しましたが日本へお持ち帰りして自室に飾ってます
ビーズやフリンジがついてて普通に可愛いです
この形のピアス販売したら売れそう というか欲しい

白だけじゃない

CGみたいな美しさ
後光の三次元表現が素晴らしい

白い寺院群ではあるものの、建物の中にあるものは普通に色がついていたり
地面に唐突にカラフルなアート作品が置かれていたりと
本堂を抜けると世界観が変わります

こちらは過去スーベニアショップだったらしい
今は立ち入り禁止になっていましたが見事なゴールドで綺麗でした
こちらのほかに金色のトイレも有名で出入口の近くにありました
外観であってもトイレを撮影するのはなぜか抵抗があったので撮れず…
公式FBに画像あったのでこっちから見て!

ちなみにトイレの中は綺麗だったしトイペもついてたのでここはおすすめトイレポイントです

散りばめられた遊び

ジャングルクルーズを髣髴とさせるコーナー

冒頭で少し匂わせていたちりばめられた遊びについて
本堂の外の空間にこういう泉のようなスポットや木があちこちにあり
見たことのあるキャラクターがたくさん隠れています
私が見つけられたいくつかをどうぞ

タートルズ
キャプテンアメリカ
カリブの海賊のあいつ
仮面ライダー
デッドプール

これからもどんどん新しいヒーローが追加されていくのかも
日本のヒーローが入っているのが地味に嬉しい
ディズニーもマーベルも好きだしチャルムチャイ氏とは良い酒飲める仲になれるわきっと

オブジェたち

こちらのオブジェは建設期間中のチャルムチャイ氏そのものだそうで
Tシャツ、トランシーバー、クロックスがめちゃくちゃリアル
夜な夜な動きだして一人で建築してそう

ここは撮影スポットになっていてみんな隣に座って写真撮ってた
私も撮りたかったのになかなか前の人が撮り終わらなかったり
横入りされたりして空かないし撮ってくれる人もいなくて
もたもたしてたらツアー集合時間に遅刻するという最悪の展開に…

炎天下の中全員待たせてたからこの時はめちゃくちゃ申し訳なくて落ち込んでたけど
今は全然なんとも思ってないから大丈夫 成長したわ私

寺院はまだ未完成ということでこんなオブジェもありました
COVID19の流行時に手洗い&消毒できるところを新たに作ったみたい
マスクやゴーグル、無塵衣を着た顔、ワクチンらしきバイアルや
ウイルスが体を蝕み苦しむ姿が…

私も絶賛流行中にかかった事があり
当時は熱が下がらない恐怖と味覚が無くなる恐怖と肺機能が復活しないかもという恐怖がすごかった
インフルエンザには一度もかかったことがないのでこれからも健康でいられるように健康な食生活を心がけようと誓った
…のにマクドナルド大好きなので心を改めます!!

こちらのオブジェはまさに色塗り中でした
茶色と赤のグラデーションが綺麗
オブジェだけで見ると色ついてていいかもだけど
個人的には白いままで充分綺麗なんだけどな~と思ったりなんかしちゃったり

1時間じゃ足りない

前述の通り集合時間に遅刻したわたくし
ツアーでは1時間用意されてたんだけど全然時間足りなかった!

時間足りなくならないように急いで見たんだけどそれでも足りなかった!
次はもうちょっとゆっくり見られるツアーに参加したい
次回はチェンライに泊まってもいいかもなぁ

ツアーのみんなでランチ

ツアー参加者全員集合した後歩いて1分ほどのところでランチタイムです
長テーブルに全員座って最後の晩餐スタイル
全オープンスタイルのお店ではハエが飛び交うサバイバルスタイル

私が行ったお店はここ
他ツアーの人たちもみんなここに詰め込まれてて大繁盛

大皿に盛られたおかずを好きなだけとって食べるスタイル
味は辛すぎるものはなく食べやすかったと思うけど
英語が喋れない私は積極的に会話することもできず当然食べてる間無言で
早くこの場を立ち去りたい気持ちでいっぱいすぎて緊張で味がしない…
この時間が一番気まずかった

言語のせいにしてるけどこのテーブルに日本人しかいなくても無言だっただろうなとは思う
コミュ障を乗り越えるのはなかなか難しい…

というかこのツアー参加者全員芸術的センスが皆無なのか
自らツアー参加しといてぜーーーんぜん寺院に興味ないの!!!!!
さっき見たワットロンクンに私は興奮しっぱなしなのに
全然その話してないの!!!
向かいのカップルは飽きたとか疲れたとか言っててさ…

この後他の場所も同じメンバーで一緒に回るけど
さら~~っとだけ見て近くのドリンク飲んだりスイーツ食べたりタバコ吸って時間潰してんの!!!
なんで!!!????!?

私だけバケットリストにいれるぐらい前のめりなのは仕方ないとしても
お金払ってわざわざ遠くに来てるのになんでそんな興味ないの?!!?

という愚痴をここで供養いたします


Next Note's Hint!

愚痴を供養したところで次向かうのは黒い寺院と呼ばれるバーンダム博物館です

白い寺院と違い若干知名度が低いのと行きにくさがあってあまり写真も見かけない場所ですが
わたしは想像以上でかなり好きな場所でした
イルミナティや悪魔崇拝の空気を感じるので都市伝説好きにはおすすめな場所ですよ

ということで長くなりましたので次の記事へ続きます

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