トレピっちゃーず

試行錯誤のネペンテス栽培記録。 一筋縄ではいかない東南アジアのアンバサダー。 だからネ…

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試行錯誤のネペンテス栽培記録。 一筋縄ではいかない東南アジアのアンバサダー。 だからネペンはおもしろい!

最近の記事

ネペンテス ビロサは順化した?

ボルネオ島の標高2,500〜3,000m以上に自生する牙系(笑)高山生ネペンテス、ビロサ。 栽培が難しいといわれるネペン。 そんな気難しいビロサを購入して初めての夏。 超ハイランドネペンにとっては鬼門の夏… 日中はクーラーつけっぱなしの部屋に置いた衣装ケース内で26℃、夜間は15℃まで温度を落とすために小さなタッパーに移動してワインセラーへ。なかなかのVIPな待遇。 室内栽培なのでLEDライトは必須。点灯は7時〜17時にキッチリセット。 大変な箱入り娘っぷりです… 栽培

    • ネペンテス バービッシアエ マムートは本物なのか?

      5月上旬にネットオークションで落札したバービッシアエ(N.burbidgeae Mammut)の調子が上向きです。 遮光50%の下、日中31〜33℃、夜間27℃前後の鹿児島の夏の気候が気に入っているらい! このバービッシアエ、ボルネオ島のキナバル山などの標高1,200m~2,000mの開けた草林帯に分布する大型のネペンテスで、特にマムート産は丸く寸胴のピッチャーを付けるらしいのですが、私が栽培しているマムート産のこの株はそれとは全く違う縦長なピッチャーを付けています。 果

      • ネペンテス アンプラリアに初ピッチャー

        以前に紹介したホームセンターで処分品として出会ったアンプラリア。暑さが好きな品種とは聞いていましたがまさにその通りで、最近の暑さに反応してぐんぐんと成長しついにピッチャーをつけてくれました。 実はこの株、昨年秋に挿し木して冬場に原因不明のロストから唯一免れた一番小さく頼りなかった挿し木株です。 普及種のアンプラリアとはいえ、よく成長してくれました! 「レディラック」というアンプラリアとベントリコーサ(正式にはベントリコーサとアンプラリアの表現が正しいかも)の人工交配種も

        • ネペンテス テンタクラータは絶好調

          2023年2月から栽培を始めて、5ヶ月目を迎えたネペンテス テンタクラータ。 ボルネオ島 スウェラシ島の標高400〜2,000mの中-高山性のこのネペンテスは、とても丈夫で栽培しやすいらしく「ハイランド入門に最適」の記事を信じて購入しました。 初めてハイランド種を迎え入れるということで、ネペン愛好家の皆さんの栽培方法を参考にさせていただき、結果我が家では衣装ケースをで、ルームクーラーを終日稼働させ、さらに夜間のみ熱帯魚用クーラーを稼働させる方法をとっています。 ケース内は

        ネペンテス ビロサは順化した?

          アンプラリアに動きあり

          ネペンテスにもトレンドがある? 鹿児島県内で多店舗展開しているHC「きたやま」でアンプラリアを発見! しかも数鉢仕入れてあります。 アラタやグラシリスは販売されているのをよく見かけますが、まさかアンプラリアと出会えるなんて! なんて素晴らしい時代なんでしょう! 思えば近年地元のHCや園芸店では、一昨年はミランダとトランカータ、去年がフーケリアナとレディラック、今年はアンプラリアが多く販売されていたように思えますが、ネペンテスにもトレンドってあるのでしょうか? アンプラ

          アンプラリアに動きあり

          フィリピン産の原種

          山田食虫植物農園さんから購入したベントリコーサ (N.ventricosa Mt.marinao) Mt.marinao… 山?マリナオ? マリナオ山って何処? 自生地の環境を知ることは栽培の成功への近道! さっそくGoogleで調べると、マリナオ山はフィリピン、ルソン島南部ビコル地域にある標高1,548mの山で、フィリピン初の地熱発電所ができたことで知られている成層火山と書いてあります。 ふむふむ… 温度25℃、湿度80%にキープされた新しい環境に早く馴染んでもら

          フィリピン産の原種

          順調ベントリコーサ

          鹿児島市内にあるお洒落なナーセリー「シャン・ド・フルール」さん。これまでミランダ(N.’Mirabda’)、フーケリアナ(N.’xfooKeriana)、レディーラック(N.’Ledy Luck’) 、そして今回の主役でお気に入りのベントリコーサ(N.ventoricosa)も購入させていただきました。 ネペンテスは同じ品種でも捕虫葉の形や色、大きさなど個体差があるといいます。特にベントリコーサはそれが多い種と聞きます。残念ながらこの株を購入した時に捕虫葉はすでにその役目を

          順調ベントリコーサ

          ハイブリッド種ミランダ

          ホームセンターや地方の園芸店でもよく見かけるようになったネペンテス ミランダ (Nepenthes 'Miranda') このミランダはマキシマとノーシアナとのハイブリッドだそうで、毒々しく迫力ある大きな捕虫葉も魅力的ですが、その捕虫葉を支える大きな葉も室内では存在感抜群です。個人的に好きなネペンテスです。 育てやすい種類なので、外気温15℃以上が保てる5月上旬から10月中旬までは屋外栽培で、その間の日々の管理といえば潅水くらいでしょうか。 鉢の表面が乾燥いたタイミングで

          ハイブリッド種ミランダ

          ネペンテス栽培の3種の神器

          ネペンテスの栽培、3年目のビギナーです。 息子の影響で約40数年ぶりに栽培を始めた魅惑的で私にとってはトラウマのプランツ、ネペンテス。なぜトラウマなのか?…このお話はまたの機会にお話ししますね(笑) もともと熱帯の東南アジア分布のネペンテスにとって日本の冬を乗り切るには工夫が必要です。我が家の寒さ対策は、小型ガラス温室ピカFHB-908に、家庭温室用ウイングヒーター W-150 の組み合わせでの栽培です。 温度は25℃、湿度は80%(目標)を目指しています。 室内のケ

          ネペンテス栽培の3種の神器