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tribute 2022/09

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音楽をシェアするマガジン tribute の2022年9月号です。 tributeは記事をシェアしてくださる方を募集しています。
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編集部より

 私も『Tomorrow never knows』は大好きな曲です。シングルCDが100万枚も売れていた時代です。私もよくシングルCDを買っていました。  最近ではめっきり減ってしまったのですが、昔は歌詞からいろんなことに思いを馳せたりしました。「いつか私もこの歌詞の意味が分かる時が来るのだろうか?」と考えていたりしました。少し歳を重ねて、その時のそのアーティストの年齢になってみると、自分もある程度人生経験を積んだからか、気持ちや謳われている内容が、なんとなく、分かることが増

編集部より

 りありあさんの記事を読んだ。私もいろんなライブに行くようになったきっかけがフェスだった。フェスはいろんなアーティストを知る切り口になるが、フェスからワンマンライブへ足を運んでもらうのは難しいと、どこかのインタビューで読んだ。  セカオワが社会問題に切り込んだライブ演出をしていたとあり、そのようなライブをやるアーティストをこれまで見聞きしたことがなかったので、東京ドームのような大きな会場で、若者に向けて社会問題を提起するセカオワのスタイルに感心した。

おじいちゃん走る!Kazumasa Oda Tour 2022「こんど、君と」@横浜アリーナ【アラ還の徒然ライブ記】

オフコースとの出会いは私が中学1年生のとき。 同級生の佐藤雅明君の影響で小学生で伊勢正三にはまり、そこからTULIPを聴くようになり、学校から帰って、夕方のラジオのヒットランキングを家で聴くことが日課になった。 ある日聴こえてきた、フォークソングとも違う、ロックでもない、耳に残る気になる曲。それが「眠れぬ夜」だった。 それ以来、私の青春は(うあ、恥ずかしい)オフコースとともにあった。 高校の文化祭のクラス対抗歌合戦で「YES-NO」を演って(ボーカル!)、イントロからのいき

365日の言葉を持たぬラブレター

私の父と母の少し昔のおはなし。 昔から二人共真面目。 お陰様で仲が良く、あまり喧嘩しているのを見た事が無いかもしれない。 裏ではしていただろうけど。。 定年してからはいつも一緒にいる。 私にはそれが出来るか分からないなぁ。 でも夫婦っていいなって思う。 私が幼い頃 父は仕事が大変忙しく、帰宅も毎日遅かった。 全国への出張も多かった。  数日家を空けるのだが、出張の度に 家のポストに絵や写真付きの葉書がいつも 一通ポンと届いていた。 まだ携帯は無い時代。 実は父は出

「レキシの七つのお祝いに」@横浜アリーナ【アラ還の徒然ライブ記】

レキシはミュージシャン池田貴史によるソロユニットで、日本の歴史を時にはファンクに、時にはバラードに乗せて歌う、「知っていると通ぶれる」アーティストである。 そんなレキシのアリーナツアー「レキシの七つのお祝いに」@横浜アリーナに、あまり乗り気ではなかった娘を連れて行ってきた。 ドリームフェスティバルで疲れた足と肩を揉んでもらおうと思って行った近所のマッサージ屋さんのお姉さんが、レキシのファンだった。「あの」袴Tシャツを2枚も持っていると言う。これまで行ったライブではレキシが

テレビ朝日ドリームフェスティバル NiziUの話【アラ還の徒然ライブ記】

正直、今回のテレビ朝日ドリームフェスティバルはNiziU目当てだ。 私自身はメンバーの名前もよく知らないし、ファンというほどでもないのだが、家族がオーディションからずっと嵌まっており、家族サービスの一環としての参戦である。 とはいえ、23日の参加アーティストは、EXILE ATSUSHI、Bish、Creepy Nuts、Vaundy、緑黄色社会、そしてNiziUという豪華メンバーで、 RSRでCreepyに嵌まり、最近Vaundyをヘビロテしている私にとってもとても楽しみ

ナイトバードIt's Okay

海外のオーディション番組。 「Xファクター」をよくYou Tubeで観る。 イギリス、アメリカバージョンが割と好き。 審査員が割と厳しめだが温かい。 海外の方々は表情豊かで分かりやすく 面白い。 先日夜中に観ていたらとあるオーディション参加者の姿にとても感動した。 アメリカの「ナイトバード」という方。 ステージに現れた瞬間、女優さんの様で スリムで美人、笑顔が可愛らしい印象。 しかし 彼女は病と戦い、余命が僅かな状態である事を笑顔で告白。 そんな自身の不安定な状況

優しさだけじゃ生きられない

ミスターチルドレンの20年くらい前の 名曲。 Tomorrow never knowsの歌詞。(引用) 「優しさだけじゃ生きられない。  別れを選んだ人もいる。  再び僕らは出会うだろう。  この長い旅路のどこかで。」 以前、好きな人とお別れする時の手紙にこの歌詞が書いてあった事がある。 歌詞の解釈の仕方は様々かと思う。 私は今まで 周りの友達や知人や好きな人と 同じ歩幅で歩いてきた。 そしてどんな時も様々な友人や誰かはいつも側にいてくれた。 しかし 自身の人生で様

SEKAI NO OWARI 東京ドーム公演 【アラ還の徒然ライブ記】

ロッキンとRSR、フェスに参加してからというもの、アラ還のライブ熱が止まらない。 9月15日のSEKAI NO OWARI東京ドーム公演を皮切りに、9月23日テレビ朝日ドリームフェスティバル(幕張メッセ)、9月25日レキシ(横浜アリーナ)、9月27日小田和正(横浜アリーナ)、10月19日Super Beaver(横浜アリーナ)、11月19日伊藤蘭(!)(東京ドームシティ)、2023年3月26日Vaundy(東京ガーデンシアター)。 チケットが取れたこれらに加え、2023年2月

海の上のピアニスト

昔、映画のワンシーンが美しくて涙した。 随分昔の映画だが 海の上のピアニスト の中の 「愛を奏でて」 という曲を即興で弾くシーン。 主人公は船で生まれ外の世界を知らず。 しかし ピアノが上手く、客船内で演奏していた。 ピアノの評判が広まり録音機を回される中で 主人公が 「愛を奏でて」 を窓の外を見ながらピアノ即興で弾く。 小さな小窓の外 船のデッキで切ない表情をする金髪の少女を 優しく切ない目で追いながら ピアノを弾くシーン。 ピアノの音の響きが美しく、少女も美し

無数に光るスポットライトを集めても

先日 有名なイギリスのオーディション番組 XファクターをYou Tubeで観ていた。 個人間の歌唱力の差、海外の人々の反応が非常にハッキリしており 観ていて面白いし、感動する。 そして オーディションの中で 素敵なアメリカ人女性が歌い上げた 映画 グレイテストショーマン の中で流れる Never Enough という曲を初めて耳にした。 まだ観たこと無い映画。 映画内のステージで歌う女優さんは実際は歌っていなく、オーディションに出演した女性が実際その曲を裏で歌ってい

秋空とカレンの歌声

まだまだ暑い9月の夕暮れ。 あと数分で沈みそうな太陽はメラメラと大地を照りつけていた。 たまたま見かけたおじさんは眩し過ぎるのか顔を手で覆い指の間から、太陽が沈むのを見ている。 まるでヴィジュアル系バンドの決めポーズみたいに。 沈みそうな夕日が照らす黄金に広がる稲穂の景色は圧巻である。 それをみながら私は中古で購入した 昔のカーペンターズベストを聴いていた。 長年大切にしていたのだが 実家の車を借りた際、父が何故か挟んで割ってしまい、諦めていた。 秋になり何故かま