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【雑談】 救急と痩せ薬

みなさんどうも!救急医のかたかたです🚑
日々活用できる、知ってて自慢できる救急の知識を提供しています👊🏻

今回は雑談。
みなさん一度は興味を持ったことはないでしょうか、そうです、痩せ薬。
日本では数種類が保険適用外使用で自由診療として処方されています。
そのうちのGLP-1受容体作動薬(ビクトーザ、リベルサス、ウゴービなど)について興味深い海外の論文がありましたので、みなさんに提供しようと思います。
救急医であれば、気をつけて知っておいてねといった内容の論文であったため、テーマを救急とやせ薬としています!

正直私の感想としては、痩せ薬なんてやめようや!って感じでしたが、この文献からはその言葉を強くは言えない結果となりそうです
私がやめようやっていうのも、ただ羨ましいだけなんです…。😂痩せたい…。

GLP-1受容体作動薬とは?

GLP-1受容体作動薬は、食後の血糖値の急激な上昇を抑える薬剤です。
糖尿病患者の血糖コントロールが改善するために開発されました。
また、食欲を抑制し、胃の内容物の排出を遅らせることで、体重減少するといわれています。

効果は?

GLP-1受容体作動薬は、糖尿病患者における血糖コントロールの改善だけでなく、肥満患者の体重減少にも有効であることが示されています。アメリカなどではすでに保険適用が進んでいます。
日本でも一部の薬が保険適用になりそうでしたが、見送りとなっています。

副作用は?

GLP-1受容体作動薬の最も一般的な副作用としては、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛が挙げられます。
これらの副作用は一時的なもので、多くの場合、時間とともに減少します。
しかし、稀に重篤な合併症を引き起こす可能性もあります。
膵臓の炎症や腎臓の機能が悪くなるなどもあげられます。
少し怖いですよね。ただし因果関係についてはまだ定かではないとされています。

まとめ

日本ではまだ認証されていません。海外では抗肥満薬として保険適用が開始されていますが、複数の副作用が指摘されています。
今後保険適用もしくは自由診療としてGLP-1受容体作動薬を使用される方は以上の点を気をつけながら、場合によっては救急受診やかかりつけ受診を検討してください。
ただし、これらの内容が当てはまるのは医師によって処方された薬剤に限ります
今後需要が高まり、高コストや在庫不足による入手困難などで個人輸入された薬には該当しません。そういった薬剤を使用することは全く勧めません。


最後まで読んでいただきありがとうこざいます!
今回はかなりあっさりした形でした。こういった雑談として軽めの記事を書くことも進めていきたいと思っています。
それでは、おつかれさまでした!

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