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Die Verleugnung der Philosophie ist der Tod.

自分は哲学をする。哲学は何かを切り拓くものだと思っている。きっとそれはあっているけど、間違ってもいるのであろう。でも今の世の中を見ると哲学は必要だと思うし、もっと哲学が社会を牽引する役割を果たすべきだと思う。
 「声なき声」をいかに声に変換するのか、それは哲学の役割でもある。何か肌に違和感がある。メディアが言うことがどうも信用できなくなっている現在だからこそ、何が真実なのかを見抜く力を哲学によって養ってくれる。

 難しい本を読んで自己満足するってある意味贅沢なことなのだろうか。1冊2,000円とか3,000円もする本は確かに贅沢だろう。しかしそれはその値段以上の価値がある。そもそもそんな本を書くには様々な文献を用意しないと書けない。その文献を用意し、書き上げることは容易いことではない。体力も要るし、そもそも思考も必要である。
 万人受けとは対極にある、哲学書を出していた出版社も収益化できないと廃業してしまう。専門書を置く書店も時代の流れかだいぶ減ってしまった。人受けするような本屋かそれとも何でも置いてある大型書店かだいぶ流れが変わってきた。

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まち巡礼

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