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Ich möchte gerne glauben, dass Tokio ein Spiegel ist, der die Zukunft widerspiegelt.

 東京は未来を映す鏡だと信じていたいと、昨晩夜の東京を歩きながらふと思った。夜の東京は華やかで、しかしどことなく退色した風景が広がる。別に東京じゃなくても街とは1人1人の営みが織りなすものだと思っている。だからこそ人に活気がなくなればおのずと街も息が弱くなってしまう。この先どうなるかなんて自分が知る由もない。自分ができることは微々たるものだとは知っている。しかしその力が少しでも結合されれば少しでも未来は変化を起こすのかもしれない。

 そもそも東京に泊まろうと思ったのはホテルの検索サイトで格安の宿が見つかったから。何であんなに安くで泊まれるのか不思議だが、とりあえず予約した。1時間もあれば東京は行けるからわざわざ泊まろうとは思うことはなかった。そもそも東京のホテルは高いし。いいホテルには泊まってみたいけど、そんなお金はすぐに捻出できるほど余裕はない。
 そういえばオリンピックでホテルに泊まれないはずだったのに、いつの間にかそんな話は過去のものになってしまった。わざわざハリボテにする必要があったのか。街は人の営みで創られるのであって、建築や不動産とは初期段階に過ぎない。何を思ったのか知らないが、オリンピックで人々が幸せになるのではない。

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まち巡礼

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