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【京都駅からの日帰り旅行】吉野山(約10時間20分)

一度は見てみたい吉野の桜🌸
ついに叶えました!

8時24分 近鉄京都駅発(急行天理行き)
 天理行きなので、途中平端で橿原神宮前行きに乗り換える。
近鉄郡山駅に差し掛かる手前の郡山城の桜も見事👏

 橿原神宮前駅では、地下道みたいなところを通って乗換えて、
最前列で吉野行きに並んでいたら、後にすごい列が。座れない人も。

10時54分頃 吉野駅に到着

手前の観光バスではなく奥の緑のバスに乗る

 どこからあの、山全体がピンクの「ザ・吉野山」が見られるのか全く分からないので、とりあえず駅前の観光案内所でマップを頂く。「中千本」行きバスに乗ると良いとうかがい、停車していたバスに乗り込み、時刻表通り11時10分発かと思いきや11時に発車。自分も座れていないが、満員。「ザ・吉野山」的景色が見え隠れするたびに、バスの乗客全体から歓声が上がる。如意輪寺を経由し、終点の中千本バス操車場に停車。バスは450円。

11時15分頃 中千本バス操車場到着
 とりあえず、ジグザグの階段を皆さんが登って行かれるので
後に続く。その階段の上から「奥千本行き」のバスが出るらしい。
このジグザグからもう結構辛い。上がりきると三叉路があり、
うかがったところ、奥千本行きのバスは40分後に出るらしい。
歩いても1時間くらいだから歩いちゃおうかと。まだここまでは
笑っていられた。

ジグザクを登る

 舗装された山道を吉野分水神社目指してひたすら上がっていく。
自分が桜のど真ん中にいるためか、桜や他の木々に隠れて、
「ザ・吉野山」は、なかなか見えてこない。本通りから外れて
通りじゃない所や舗装されていない登山道的な所から眺めてみて、
ベストショットを狙うが、それもなかなか難しい。通りじゃない
ところで写真に夢中になっていると足を踏み外す可能性も大いに
あるため、要注意である。(後で撮った写真を見返すと、安全な
ルートからでも結構素晴らしい景色が撮れていた。)このあたりで
トイレに行っておくと良い。

さくら咲競プロジェクトの看板近く
ここからは金峯山寺を望める

12時20分 吉野水分神社到着
 ここまではたくさんの人がいて、外国の人も多い。
この神社の建物がかなり立派で、境内に桜も咲いており、
素敵である。「子守」の神様と書いてある。

12時25分 吉野水分神社出発
 ここから人がぐんと減る。
そして、「奥千本で熊が出ました」の貼り紙も。
曇天であることから、先ほどから「ゴー」っと頭上で鳴る
音が雷ではないことを祈る(結局、飛行機か何かだったのか⁉)。
全て舗装された道であったが、ここから金峯神社までが
今日最も過酷であった。汗だく、足の疲れ…

12時40分 高城山展望台着
 階段下からは「すぐ行けば展望台じゃん」と思うが、
全然そんなことはなく、そこから結構行く。登りきると大きな東屋。
ここからの眺めは桜というよりも、山上からのパノラマ。

高城山から

12時43分 高城山展望台発
 ここから下りる坂が究極の傾斜であった。登ってくる人が
何人も。1カ所舗装されていない分かれ道があり、金峯神社が
どちらか分からなかったため、この究極の傾斜を登ってこられた方に
尋ねたところ、神社は「一度下がってまた上がった所にある」とのこと。
そのまま舗装された究極の傾斜を下る。

おむすびころりん的な坂

 高城山展望台に行く人は金峯神社の帰りよりも行きに行った方が
まだ楽かなと思う。その後もひたすら歩き、桜に囲まれている
「修行門」と書かれた鳥居が見えてきた。

大峯奥駈道ゆえ、熊野の方に通じている
かなり標高が高い

13時03分 金峯神社到着
 自販機があると思いきや無いし、店もなく、
神社の人員も多くない。雰囲気的には奥の院といった感じ。
神社の横の山道は熊野本宮大社に通じる「大峯奥駈道」とのこと。
明らかに空気が違う。何名かの方はさらにそちらに進まれたが、
自分の足は限界を迎えたのでここまで。引き返すことに。

金峯神社

ここからは完全に登山

13時20分頃 奥千本口ケーブルバス乗場発
 足が限界なので、座れたバスに乗って再び中千本を目指す。
15分くらいで到着するが、山道を対向車に気を付けながら進む
運転手さんの腕はすごい。窓から吹き込む涼しげな風が心地よい。バスの料金は400円。

13時40分頃 竹林院前着

山道を走るため、バスのサイズは小さい
(ナンバープレートやお顔は隠してあります)

 先ほど「奥千本」行きのバスを見た所に到着。うなぎ屋さんともう一軒とカフェがあったので、ここで何か食べても良いのだが、そこまでがっつり食べる気はなかったため、金峯山寺方面へ歩く。この通りには、様々なお寺や宿坊がある。途中のお店でおにぎりを食べて、もっと食べたいから暫く行ったお店でみたらし団子食べて、「ザ・吉野山」はどこから見えるかをネットでチェック。中千本の絶景スポットは吉水神社で、下千本はお野立ち跡のようなので、ひとまずそこを目指そう。

14時30分頃 吉水神社着
 この手前に「一目千本」のスポットがあり、今日の目的である
「ザ・吉野山」の撮影が達成された👏

やっと会えた「ザ・吉野山」

 吉水神社は南北朝の南朝があった場所で、それがわかるすごい
日本最古の書院建築があるので、歴史好きの人には是非訪ねて
いただきたい。入山料200円、書院600円。

南北朝の南朝はまさにここ!

14時50分頃 吉水神社発
 ここから金峯山寺に向かうあたりにはお店もたくさんあり、
情報収集したいのだが、ネットの調子が悪くてなかなか接続できず、苦戦。

15時15分 金峯山寺着
 御開帳拝観料が1600円で一瞬考えたが、やはり大権現様に
お目にかかりたい。これで2回目。靴入れと御札をいただいた。

金峯山寺

15時35分 金峯山寺発
 桜の山の写真を撮ったり、お土産物屋さんを覗いたりして下山。
途中ロープウェイ乗場があり、どうしようか考えたが、結局乗らずに
徒歩で下山。途中、舗装された道ではなく横にそれる道があり、
何人かの人がそこから行ったので、自分もそこから下山。
ロープウェイよりも景色が良かったのかどうかは謎。

舗装された道を行く

16時10分 吉野駅着
 お疲れ様でした。37分の大阪阿部野橋行きに乗るので、それまで
お土産を買いましょう。吉野葛製品、柿の葉寿司諸々を購入。

16時37分 吉野駅発(急行・大阪阿部野橋行き)
 土産に気を取られて、発車間際に乗車したため、
空いている席がなかった。単線なので、待ち合わせが多く、
橿原神宮前まで立って乗車は結構こたえた。
橿原神宮前駅で急行京都行きに乗り換え、今度は座れて、

18時45分 京都駅着

※今回はかなりフルコースで行きましたが、無理をしないためには、ロープウェイを使い、そこから少し戻る形でお野立跡、金峯山寺、吉水神社、ロープウェイで駅に戻るのコースで良いかと思います。