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滞在旅を経験して

はじめに

自分には旅の目的が二つある。同時に二つの目的を達成することは難しい。目的別に「滞在旅」と「歩き旅」の二つに切り分ける。これが自分の旅の目的を達成する方法であると考えた。

3月10日から16日まで、熊本に滞在し生活をした。初めて滞在旅を経験した。


滞在先での生活

自分は観光やグルメには興味がない。非日常の場所で生活することに興味がある。

滞在先での生活は、普段の自宅での生活がベースとなる。しかし、滞在先では自宅と環境が異なるので、滞在先で実際に生活をしながら快適な生活を作っていく。自分が居心地の良いと感じる環境と、滞在先の環境をマッチさせていく作業となる。引越し直後の状態に似ている。

生活タイムテーブル

自宅では1週間のうち、月曜は「ウォーク&ジム」、水・金は「ラウンジor図書館&ジム」、日曜は「山」の3種類の生活タイムテーブルを使っている(火・木・土はフリー)。今回の滞在旅ではスタバ、図書館、ラン、ウォークの4つのアイテムの選択肢を考えていたが、結果として「スタバ&図書館」という生活タイムテーブルに落ち着いた。

  • 7時:起床

  • 8時:快活CLUB チェックアウト

  • 9時〜:スタバで朝食

  • 10時〜:図書館

  • 12時〜:昼食、散歩

  • 13時〜:図書館

  • 15時〜:散歩

  • 16時〜:図書館

  • 18時〜:夕食

  • 19時〜:スタバ

  • 20時:快活CLUB チェックイン

  • 23時:就寝

自分探し

滞在先での快適な生活を作り上げていく過程で必要となるのは、自分の感情への理解力である。自分が居心地が良いと感じるのはどのような環境なのか。実際にやってみて「これは楽しいぞ!」とか「ここは好きじゃないなぁ〜」とか、体験を重ねることで自分の価値観や好みを確認していく。

行動を起こしてみると、頭で考えていたことと違うことが多い。やってみないと、体験してみないと自分のことはわからない。また、滞在先では、知らなかった自分の一面を発見することもある。

滞在旅の目的

滞在旅の目的は「非日常の場所で過ごすこと」と考えていた。今回、滞在旅を経験してみて、「非日常の場所で過ごすこと」と「滞在旅」はほぼ同意で、どちらも手段ではないのかということに気付いた。じゃあ、目的は?

滞在先の生活では、日常生活で体験できないことを体験できる。また日常生活を客観的に見ることができる。普段気が付かない気付きが生まれる。

日常の生活習慣は何も手を加えないでいると陳腐化し、生活の質は時間とともに低下していく。そこで滞在旅を定期的に行なう。滞在旅で得られた貴重な体験や気付きを日常生活にフィードバックさせ、生活習慣を陳腐化する前に更新していく。滞在旅は日常生活の質を維持向上させるためのツールとして位置付けられるのではないだろうか。

滞在旅の目的は「日常生活の質を維持向上させること」であるという考えに至った。

おわりに

滞在旅を行なって、その目的が明確になった。自分にとって、日常生活が最も大切なものであり、旅はその日常生活のためのカンフル剤や栄養剤のような存在だということがわかった。

今回の滞在旅でスタバの快適さを知った。日常生活でも週一でスタバを取り入れることにした。


行動を起こさなければ、本当の目的はみつけられない。行動を起こすにはきっかけが必要。きっかけは、やってみたいなぁと思う気持ちだけでいい。

思い付きを行動に移すには目的は要らない。手段を考え行動するだけ。行動を起こせば目的が見つかる。tr-kiyo



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