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暑さのせいで抵抗力が下がっているのか、知り合い関連で体調を崩す人が増えている。ここぞとばかりにワクチン関連の陰謀論を唱え出す人もいるようだが、平均気温が30℃を越えれば、そりゃ具合悪くもなるだろう。

それに加えて湿度の高さや、室内での冷房と外の寒暖差からくる心身へのダメージは計り知れない。自律神経のみならず、あらゆるものが失調してしまいそうだ。

体力が損なわれれば比例して気力も萎えてくる。そういう時には、甘いものやら好きなものを自分に与えて、喜びのヴァイブスを感じなければならん。抵抗力を上げるバナナやら生姜やらの成分があればなおよし。

個人的におすすめなのは、自己暗示を掛けることで、たとえば自分の場合は体調が最悪でもパブロンゴールドをはじめとした顆粒の薬を舌先に乗せて、まるでThe Rolling Stonesのあのベロマークのような形にして、苦味を味蕾に染み渡らせることで、体に対してこれだけ苦かったんだから治れよタコと脅す。

バカバカしい発想に思われるかもしれないが、思い込みの力は凄まじく、体に眠る自己治癒力が働くのかわりとそれで良くなることも少なくないのだ。

そういうものを2〜3個くらい用意しておくことで、最悪の体調から気力まで奪いきられることを防ぐことはできる。病院に行くにも気力は必要だからね。弱った体力を補正するための気力。


わりと日本では無病息災が求められがちだし、体調悪いとかテンション低いことがネガティブに語られることが多いのだけれど、腰が痛いとか、胸がどきどきするとか、本調子でないことを自覚することで己のペースをつかむことができるのは悪くない。

一病息災程度に、だるさとか気分的な浮き沈みと付き合っていく方が長期的には健康をキープできると思う。無病で過ごしてきて、ある日突然に大きな病魔に襲われると覚悟する時間がなく心身ボロボロになってしまうからさ。

そりゃ、どこも痛くも痒くもなく、静かな気持ちで日々を送れたら良いのだろうけれど、あちこちにストレッサー溢れる世の中だもの、中指立てつつも悪くねえなと思えることをやって中和していかないと、あっちゅー間に病は加速してしまう。いつも心に花束をならぬ、中指をくらいでいい。普段は裏側に隠しておけばいいのだ。

しばらく暑さは続くようだし、風邪やら何やら病気になることもあるだろうけど、なったらなったで、普段できないばたんきゃーで回復する時間と思えたらいいな。

お大事にも、安らかにも、ゆっくり休んでねも全て込み込みで、眠れますように。

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