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演奏者への付箋メッセージ(荻原明門下生発表会への取り組み)

来年1月13日(土)に自身初の「荻原明門下生トランペット発表会」を開催いたします。
とてもありがたいことに現在25名の方がエントリーしてくださっております。まだ数名参加可能ですのでぜひご検討ください。エントリーは今月15日締め切りですのでお早めにどうぞ。

このブログでも何度か書きましたが、僕が今まで経験してきた発表会は、流作業のようにどんどん出演してどんどん退散していく回転寿司みたいなのばかりで、同じコミュニティの音楽仲間のはずなのに、どこか他人行儀で孤独な感じすら覚えてしまうのがどうも解せなくて。

その中で、良い意味でとても印象的だったのは、音楽教室のアンサンブル発表会の時に合同演奏というのがありまして、その指導と指揮をやった時のことです。楽器やクラスを超えて交流ができ、発表会後にも教室で偶然お会いした他のクラスの生徒さんとも挨拶の質が変わりましたし、お話できるようにもなりました。そうそう、こういうのが大切なんですよ。

音楽をやっている仲間同士なら、もっと繋がりが生まれてほしいので僕が主催する発表会はいろんな手段で出演者やお客さんなど関わる全ての人たちが楽しく、有意義な空間と時間になるようにと考えています。

そのためのひとつが「付箋メッセージ」。

コンサートに行った時、出演者に感想を伝えたいけどその手段がない、という経験ありますよね。楽屋におしかけることもセキュリティ面やコロナの関係で厳しくなりました。

発表会を客席で聴いて、全然知らない人だったけどすごい良い演奏だった!感動した!この想いを伝えたい!となってもなかなか声をかけるのは難しいかもしれません。だったら、その場で付箋に感想を書いて、どんどん貼り出せば良いのでは、と考えました。

会場に付箋紙をたくさん用意しておくので、演奏を聴いて感動したこと、伝えたいことを率直に書いてもらって(ポジティブな内容限定)みんなが見られる掲示板に貼っていってもらう。すると、たくさんの温かい言葉が集まった素敵な空間が生まれると思うのです。

演奏会後には出演者ごとにわけて本人にお渡しします。

というところまでは考えてみました。もっとクオリティを高くするにはどうしたら良いかな、と悩み中。

こんな感じで、いろいろな角度から温かく楽しい雰囲気の会場作りを考えています。音楽発表会でなくても、参加した人みんなが笑顔になれるそんな空間作りのコツ、ぜひ教えてください。


荻原明(おぎわらあきら)

荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。