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おかやま文学フェスティバル

母が頭をどこかにぶつけて大きなタンコブをつくり、少し目の周りに内出血がみえる。これは、サイアク、参加をやめなければならないのかと思った。優先順位はそんな感じだった。だが、デイケアの日で本人は行く気満々。迎えに来た介護士さんも特に不安視する様子もなく受け入れてくれた。何かあったら連絡が来るだろう。
さあ、私は会場へ車を走らせた。それからは予行練習通り進んだ。荷物を商店街の端の方まで運んでいくのに、意外と重さが腕に刺激を与えている。受付を済ませ、明るく元気なボランティアさんに29番の1平米の区画に案内される。ステージ側の人の集まりそうないい場所だ。左隣と斜め後ろのブースがご近所さん。軽く挨拶をして皆さん初めての出店という共通点で軽い緊張感の共有。とりあえず、遅れ気味なお店の設置を始める。1メートルを守る。この区画の担当の方が見回りに来られながらお声をかけてくれる。右が空きスペースだったので、そちらにイーゼルを立てる。前に行って本の並びをいっぱしの本屋店主のようにいらってみる。目を引くカバーの綺麗なもの。アート系を何冊かかためてみたり。絵本や写真本。楽しい。時計を見ると開始時間の5分前。ひゃー急げ〜

#おかやま文学フェスティバル

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