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インスタで見つけた投稿「これでいいのだ」

 こんにちは。
本日は7月6日、七夕前日ですね。
今日は、インスタで見つけた「これでいいのだ」という投稿を見て、自分の過去と和解できたお話をしたいと思います。

「人生の小休止期間」というマガジンの第一弾がこの記事でよかったのか?と疑問にも思いますが、私の大切な一部なので、最初の投稿にしました。

誰の役にも立たない話かもしれませんが、よかったら最後まで読んでいただけると嬉しいです。

私の過去


 私は約12年前の26歳ごろのことです。生きてきた中でとても辛かった時期です。
内容を少し箇条書きにしてみました。

・残業120時間。信用していた会社や上司に裏切られて、精神的に大きなショックを受ける
・好きな人に振られて、辛かった
・貯金(120万)を父に渡し、貯金がない不安
・実家の会社の自己破産により、帰る家がなくなる
・両親の離婚で色々と心配になる
・私の治らない病気と入院生活に苦しむ

今テキストで打ち込んでみるだけでも、ちょっと吐き気がします。笑

 こんなことだらけで、当時は大変辛く、苦しくもあり、悲しくもあり。
だけど、お金もなかったので、働かないと行けなかったため、お金のために我慢して働きました。この我慢がよくなかったのでしょう。1年我慢した結果、精神疾患になり、体重42キロ、ご飯食べれない、寝れないで、即入院になりました。

過去に囚われた12年間

 私は、ずーっと過去に囚われて生きていました。裏切った上司や会社に対して、なんで?!どうして?!あのことさえなければ、私は病気にならずに、みんなのような楽しい20代を送れたのに。みんなは恋愛や結婚や出産や。私は病院のデイケアやリワーク、リハビリの日々でした。

 私が当時、頑張れたのは、絶対に「挽回のチャンスはくる!」と信じていたこと。母が私の分も働いてくれていたので、少しでも病気の症状を落ち着かせて、正社員で働いて、「母を楽にさせてあげたい。」が私の原動力になっていました。だから、当時は頑張って生きていたのでしょう。

 しかし、当時のことをよく思い出して、悔しくて泣いたり、悲しくて不安になったり、当事者を恨んだり。そのストレス発散が食べ物に向かってしまいました。今の体重は当時から30キロも太ってしまったのです。

 悲しいし、辛いし、悔しいし。もう恨むことも、悲しむことも、やめたい。誰か助けて。当時、この苦しさをアメブロに綴りました。綴ることで、少し気持ちの生理に繋がっていたのかもしれません。

苦しんでいた時に降りてきた言葉

 そんなある日、初めての経験をします。「どんなに苦しくても、辛くても、自分だけは決して腐ってはならない」言葉が降りてきたのです。私は、驚いきました。そうだ!私は何をやっていたんだろう。とこの時に思ったのです。私は当事者を恨み、腐っていたのです。

 こんな自分嫌だ!私は私が誇れる人間でいたい!と強く思ったのです。私にとって、降りてきた言葉はとても大きな出来事になりました。この出来事がきっかけで、過去への囚われてきた人生が少しずつ解放されていくことになります。

 私は、少しづついろんな方々に話を聞いてもらいました。友達や、九星気学の先生、スピリチュアルの先生など。聞いてもらっているうちに、涙を流すことがなくなっていったのです。最初は辛くて、悲しくて、惨めで、涙が止まりませんでした。しかし、何回か話ていくうちに、涙を流さずに話せるようになっていました。

 自分の中で、少しづつ過去がちゃんと過去になりつつあるのを感じました。

インスタで見つけた「これでいいのだ」という投稿

 ある日、インスタで「これでいいのだ」という投稿を見ました。
この投稿を少し載せたいと思います。ちょっと違うところもあるかもしれませんが、お許しください。

 ある王様がいました。そしてその王様には信頼していた家臣がいました。
家臣は「これでいいのだ」とよく言ってくれたからです。
ある時、王様が腕に怪我をしました。しかし、家臣はこの時も「これでいいのだ」と言ったのでした。しかし、王様はこのことには腹を立てて、家臣を牢屋に入れました。そして、家臣を連れて行かずに狩に出かけると、ある部族に王様は捕まってしまいました。部族たちは、王様を生贄にしようとしていました。しかし、部族達は腕の怪我に気づき、怪我があると生贄にできないとのことで、王様は生贄にならずに帰ってくることができたのです。帰ってくると、王様は家臣に謝ります。しかし、家臣は「王様、これでよかったのです。もし、王様が私を牢屋に入れてくれず、一緒に狩に出かけていたら、私が代わりに生贄になっていたでしょう。だから、これでいいのです。」と。

 私はこの投稿動画を見ながら、私の過去のこと思いながら見たのでした。
「これでいいのだ」

「私の人生、これでいいのだ。」
と思った瞬間です。

人生のお勉強をした

 私は人生のお勉強をしたんだ。と思いました。
苦しかったこと、悲しかったこと、恨んだこと、妬んだこと。
全て人生のお勉強。

 「約12年は決して無駄ではなかった」「これでよかった」と思うことができたのです。

・残業120時間。信用していた会社や上司に裏切られて、精神的に大きなショックを受ける

裏切られて、裏切られる人の気持ちがわかった。
裏切ってきた上司も辛い役を任されたのかもしれない。と許すことができた。
一生懸命仕事をした自分、偉すぎる

・好きな人に振られて、辛かった

みんな、振られる時は振られる。合わなかっただけ。また私に会う人がいることでしょう。失恋の辛さを学びました。

・貯金(120万)を父に渡し、貯金がない不安

「貯金あるだけ出してくれ……」
父も私に助けを言わないといけない時辛かったことでしょう。

・実家の会社の自己破産により、帰る家がなくなる

家のあるありがたさ。帰るところがあったありがたさ。安心して眠りにつく場所があったありがたさ。感謝しかないと心から思うことができました。そして、またあんな安心できる場所を作る!という大きな夢にも繋がりました。

・両親の離婚で色々と心配になる

家族がバラバラになって、家族のありがたみを心から感じました。いつもみたいに、おじいちゃんがいて、お父さんがいて、おばあちゃんがいて、お母さんがいて、妹がいて。一緒にいれることは当たり前じゃない。とても特別なこと、大切にしたいことだったんだと思うことができました。

・私の治らない病気と入院生活に苦しむ

特別な経験をしたと思いました。いい経験ではないけど、この苦しみが、友達の誰かが経験しているのであれば、気持ちをわかってあげられると思いました。

感謝

 人生のお勉強をして、私は、たくさん学びました。そして感謝もたくさんしました。だって、できなくなったことが多かったからです。記憶力が非常に衰えたり、疲労感が強かったり。しかし、助けてくれる人がいました。大切な母や父、妹。大切な友達や仲間たち。今の会社の同僚達。心から感謝しています。

 「これでいいのだ」と自分の過去と和解してからは、いろんなものが愛おしくなりました。最近は観葉植物にはまって、植物を育てています。笑

 心が「ほっ」としたのです。いつも辛かった……。「これでいいのだ」が私の最後のパズルのピースになったのかもしれません。私の人生の第1章が終わったように感じます。

 次は第二章が始まろうとしています。その前の小休止期間。気になったものや、こと、好きなことや好きなもの、いつも会えない人にも会いに行こうかと思っています。この期間にたくさんやってみよう!と思います。

 小休止期間のことをこのマガジンでは書いていこうと思います。私のことばかりで、誰の役にも立たないかもしれませんが、ちょっと箸休めに読んでいただけると嬉しいです。

 ここまで読んでくださってありがとうございます!
それではまた^^

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