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有為転変

振り返り


今更ながらの報告になってしまうが、離婚した。周知されていると思っていたのは意外にも本人のみだったらしく、いまだに二人宛としてlineが届く事もある。結婚の報告ならば喜ばしいが、大々的に『離婚しました!』と言ってよいのかどうなのか……と迷った部分もあり、なんとなくで過ぎた部分もある。ここはひとつ、報告も兼ねて『私達、晴れて、離婚しました』

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気楽に読んでください。


その後の暮らしはSNSを覗いて頂いている方には周知されている物の、お店を営んでいた事もあり、それを知らず製品のファンになって下さった方は知らぬままにフォロー頂ける、なんて事もある。残念ですが、私からは新しい情報は出ません。私は既に部外者ですので。

ここからはとても正直な気持ちを書かせて頂きますが。
夫婦間の問題なんて、どちらが悪いという事でもなく、どちらも良くどちらも悪かったんでしょうし、今更そこに触れるつもりは御座いませんが、男として、人間としては、残念ながら嫌いです。但し、結婚当初は職人としての腕は買っていましたし(長い年月の中でそれも、もうよくわからない、と思っているのが実情です)
……でも!それはそれ、これはこれ、私の意見には左右されず、今後も頑張って頂きたいな、という感想です。

ファンでいてくれた方ともそれぞれ個人としてお付き合いさせて頂いておりましたし、私はあっちのファンだから……とか、迷惑になるかも、等はお考え頂かなくても結構です。これからも応援してやって下さいね、と思っています。


今日の本題。

時が過ぎて。……というのも、離婚したのは早一年前の話。どこですれ違ったかを考えていたところ、これだろうな、という部分がひとつ頭をよぎったので、今日はそこについて書きたいと思っています。人間には往々として、こうした部分があるなぁ……なんて。

これは悪口でもなんでもなく、ただの純粋な感想ですがとにかくプライドの高い人でした。まず、私の持つ、プライドの概念とは大きくかけ離れていた。プライドというのは、私の場合、自身の中にある絶対的信念とでも言いましょうか、揺るがないだけの精進してきた部分、をプライドと呼ぶのだと思っていて、それらはいつも内に向いている、と思っています。闘うのは誰かとではなく、自分自身だ、と。

そこが先方とは大きくずれていたな、と。。思ったり。

私自身は初めに申し上げた通り(今となっては)男としても人間としても好いてはいませんが、職人としては立派だと思っていたし、技術もある、と認めていました。

それがいつのまにか「まぁお前からすると俺のしてる事はしょうもないんだろうし」に変化していったように思います。初めからうまく行くものなんてない、とわかっていたから散々貧乏生活にも付き合えたし、収入の面で喧嘩勃発はしょっちゅうだった!でも!それって!私が言ったり態度に出していたわけじゃなくて、自分で自分なんてまだまだだ、と思っていた事であって、私関係なくね??なんですよねww(どちらかと言うと、旦那が一生懸命やってるのだからそれを支えるのが妻なんだし、私がよそで働いて旦那や家族を食わせてやるような意気込みもないくせに、嫁を名乗るとは!と言われていたのは私の方だし)

だから、結局、最初から最後まで、自分の落ち度を私のせいにしては私の事を延々と敵視していて、私の姿なんてあなたひとつもみようとしなかったわ!であり、私の事を誤解するのは勝手だけどそれってあなたの弱さなだけじゃない!の、まさに、知るかよ、だったわけです。いつまでたっても相手からした私の立場は、酷い女、から変化しない。

こうして弱さから勝手に沸いて出て抱かれた私への幻想により、現場は壊滅しました。

今となればやっぱり話し合いが出来る状況というのは、認知の歪みがなく、物事の事実をきちんと捉えられて、お互い何に困っているか、どうなら良いのか、を模索できる同等の知性がなければ話し合いにはならないもんだな、と思っています。

人は弱くなる事もあるし、不安でたまらない事もあり、みんな人生一回目、手探りで生きているのだからそれ自体は悪い事だと思わない。でも、その恐れや不安で物事を歪んで捉えた先に何が待っているかというと、何一つ、手には残らないという事です。自分の感情のみで勝手に思い込んでこうだ!と決めつける事も、です。

だから、私は口を酸っぱくして何回もぶつかり、家族を蔑ろにしてまで掴みたかったのがあなたのやりたい事だったのであれば良かったじゃない、私は居なくなるけどそれは手に残ったんだから、と言ってきたのですが、その後も、深い溝が生まれたままです。結果的に、友達になれそうにもない相手とは恋愛も出来ない、という事ですね。今ではその程度の距離で充分。他人だし、面倒くさいだけなので。

私達の結婚は、恋愛からではなく、当時色々とあった私が死んでしまいそうで見ていられなかったから結婚した、というのが事の次第。元々、恋愛関係にない場所に、愛は生まれませんでした。なのに16年もよくやったよね!という感想で締めくくりたいと思います。以上です!

おわりに。

何故これを書こうと思ったかというと、SNS上で、麦さんの事は麦さんの事で気になっていますが、自分はあちらの作品のファンでもあり……
そうした方が多いので、ご連絡のような物&そんな無駄なお気遣いはなさらないでください、をお伝えしたく、書きました。
私はもう関係ないのに仲良くして頂いてもよいのですか、と思っているのは私の方で、きちんと"その人"とお付き合いをしてきたと思っているので、どうぞお気遣いなきよう。

誰が何を愛そうが私は自由だと思っていますし、人間についたファンは離れてしまうけれど、作品が好きだと仰せの方は、作品が生み出される限り愛して下さる、本来モノづくりの現場はそうでなきゃ!と私は思っています。

ですので、離婚はしましたがw これからもどうぞ、宜しくお願いいたします。ここからはもう、私の新しい暮らしについて、になる事でしょう!

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