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里子マッチングの記録#16 頑張らない私と慣れてきた子供

2022年7月25日、気持ちを整えて里子マッチングの我が家編!リベンジです。

  • 気を張り過ぎない

  • 頑張らない

  • 構えない

これを思いのぞみました。

約束の時間は10:30
10時前に電話がなり、ケースワーカーから
「まだ保護所を出れてないので15分ほど遅れます」
という連絡です。

わたしの気持ちがざわつきました。
理由は聞かなかったのでアレコレ想像してしまいます。
時間になっても来ません。
過ぎた頃にまた電話です。
まだ保護所を出ていないとのこと。
今回は理由を話してくれました。
「泣いてしまって泣き止むのを待っているところです」
わたしは、
『難しいようなら今日は中止でもいいですよ』
と言ったのですが、ケースワーカーは
「ここでやめると泣けば自分の思い通りになると思ってしまうので連れて行きます」
確かにそうだなと思いました。
そうやって少しずつ理解と学習をして行くんでしょうね。

到着したのは、12時少し前です。
心理士に抱っこされてきました。
しかし、自分で靴を脱ぎ部屋に入ってくれました。

車の中では保護所の先生の名前を呼んでいたそうです。
人を求めているのではなく、場所なのだなと改めて感じます。

今日の流れなど話を聞いて、子供にもケースワーカーから話をして外に出れる時間は30分だけだから、ずっとお外で待ちたいはなしと説明をしてくれました。

なかなか泣き止まない中、心理士がスケジュールを可愛く紙に書いてくれました。
泣きながらも話はキチンと聞いている様子です。

Amazonプライムビデオにプリキュアがあったので、それをつけることにしました。
泣きながらも興味があるようです。

この間に昼食を作ることにしました。
ケースワーカーと心理士にはまだいてもらって、プリキュアに夢中になってきたのか泣き止みました。

今日のランチメニューは、オムライス、エビグラタン(お弁当用の冷凍)、ポテトサラダ、すみっコぐらしのかまぼこ、ゴールデンキウイフルーツ、みかんジュース、
料理が完成したところで、心理士とケースワーカーは帰りました。

また少し泣きましたが、椅子に座り予定表を何度も見て、ジュースを飲み始めました。
『食べたいものだけ食べればいいよ』
と伝え、わたしは目の前で食べ始めます。

「Sさん(心理士)がいい」
と相変わらず言うので
『SさんもKさん(ケースワーカー)もお腹空いちゃうでしょ、ご飯食べに行ったんだよ』
と言うと「Sさんがいい」を言わなくなりました

お皿を回転させ、すみっコぐらしのかまぼこを食べました。
しばらくすると、別皿のキウイフルーツをぺろりと全部食べました。
『もう食べないの?』
うなずきます。
『お腹いっぱいになった?』
また頷きました。
『いつも食べてる量より少ないよね?あっちゃんのキウイフルーツも食べる?』
首を振ります。
少し食べたから良しとします。

わたしはマイペースで食べていました。
じっと座って待ってくれています。

わたしが食べ終わると
「プリキュアみたい」
と言ってくれました。
『食器片付けるから待ってね』
と言い流しに全て運び終えてからプリキュアをつけました。
『1話だか見ようね』
といいわたしはソファーに座って少し一緒に見ていました。

かなり夢中なので、席を立ち昼食の後片付けをし始めました。
終わったら、一緒にプリキュアを見て内容を聞くように声をかけたのですが答えないので終わるまでそのまま無言で見ていました。
終わったところで
『歯磨きしようか?』
と言うと立ち上がったので、洗面所に移動して、わたしも同時に磨こうと歯ブラシをくわえたところで
「終わった」
と言うのです。早っ!!!!
わたしは歯ブラシをくわえたまま仕上げをすることにしました。
コップに水を入れてあげ、うがいは上手にできます。
タオルも出してあげるとキチンと拭きました。

わたしの歯磨きが終わるのを待ってくれて、リビングへ移動しました。

『次は何しようか?ぬり絵する?』
首を振ります。
『折り紙する?』
首を振ります。
『こないだのパズルする?』
で頷きました。

時間を稼ぐ為に、わたしは見守るだけにしました。
途中時間を気にしたり、予定表を見たりしながら、3つのパズルを完成さ、最後のパズルは
「みんなとやる」
といい、約束の時間まで15分となり、さぁどうしようかと間が空いてしまったら
「Sさんがいい」
と小声でいいました。
わたしは『そうね』と言いながら考えて
『お迎えまであと少しで暑いし 外行くのなしにしようか?』
と言うと首を振ります。
『そしたら おもちゃ屋さんとお菓子を買いに行くのとどっちがいい?』
と聞くと
「おもちゃ」
と答えたので
『車と歩きどっちがいい?』
と聞き
「歩き」
と答えてくれました。

ちょっと時間過ぎちゃうけど 初めの予定に泣かなかったら外にも行くと言ってたので約束は守ろうって思ったので行くことにしました。

すると子供が
「行って帰ってきたら迎えに来る?」
と聞いてきました。
『そうだね ちょうどいい時間だね』

足取りは軽く、暑いので繋いでる手は汗ばみます。
子供は汗ばむのが嫌なようだけど、手を離すことはありません。

おもちゃ屋さんに着くとぬり絵のワゴンが目に入り見ると好きそうなのがありません。

次のワゴンはアンパンマンのぬいぐるみでした。
すかさず、赤ちゃんマンを手にしました。

『それにするの?』
と聞くと頷きました。
『まだ 奥にもおもちゃあるから全部見てから決めていいんだよ』
首を振ります。
迷いがないのはいいし、約束の時間も超えそうだからいいのだけど、お買い物のとしては少し物足りなく感じてしまいました。

初めてここで買い物をするので、ポイントカードを作成です。
しまった登録に時間がかかります。
児相職員から電話がかかってきてしまいました。

マンションの入り口で車ので私たちを見ているのがわかりました。
子供は気づかず、元気よく歩いています。

部屋で待ってるのかと思ったみたいで
『まだ来てない?』
「出掛けてたから 別のところで待ってるからしばらくしたら来ると思うよ 暑かったか水分とっておやつ食べよう」

ソルティーライチとたけのこの里ときのこの山
今日もたけのこの山だけ食べました。

食べているとチャイムがなってお迎えです。

みんなできたらパズルをやろうと言っていたので、パズルをして終わったら明日の予定をケースワーカーが話して、ケースワーカーと里親担当とわたしだけで話をするというので、心理士と子供は車で待つことになりました。

今日の振り返りと今後の話をして終了しました。

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