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里子マッチングの記録#4 工作でぐっと距離が縮まる

2022年6月14日、2日連続しで夫婦で児童相談所へ行きました。

今回は、里親担当が一緒に作れるものを準備してくれました。
里子と会う前に作品を1つ作って作り方を一通り確認をして準備です。

今回も子供が先に部屋で待ってる状態から、私たちが行くパターンにして、
里親担当、心理士、ケースワーカー、そして私たちみんな一緒に工作をすることになりました。

前日よりも里子の表情はほぐれたように見えました。
里親担当がハキハキと元気な感じで進めてくれます。
わたしは子供の隣に座って、夫はわたしの向かいに座りました。

作成するのは傘です。
傘の紙を10枚選びます。

まだ緊張しているのか、中々選べない様子で、
「これ可愛い」と言いながら、私たちも選んで一緒に作ります。

わたしは里子が選んでいる様子を見ながら、言葉もかけながら
自分のはゆっくりと作って行きました。
里親担当が作るのを手伝って1個完成

「もう1個作る?」と里親担当が聞くと、頷くので2個目を作成しはじめました。
少しずつ作成のスピードが早まっていき、3個目はわたしが手伝うことにしました。
3個目ともなると、紙を選ぶのは慣れたもので、両面テープを剥がすのもお手のものです。
5歳なので、”結構、できるよね。”と思い、ここ押さえてとか、ここをこうしてとか、いうとやってくれます。言葉は交わさないものの、良い連携作業だった様に感じます。

夫にも手伝ってもらって、これはやってもらおうか?
なんて言って、一緒になって作りました。

そして、4個も作れたのです。

大人たちの雑談で
「しずくちゃんってキャラクターでいなかったけ?」
と話題になり、誰も知らないので
わたしが子供に聞くと
「いるよ」
と答えてくれました!!!!!

こんな些細なことでも嬉しくなっちゃうのです❤️

そして、帰る時にバイバイして手をタッチしてくれました。

かなり前進できた様に感じました。
最後に里親担当とケースワーカーに、わたしと子供とのやりとりを見て
わたしがお母さんみたいだったと言われました。

友人の子供と接するのと変わらないつもりでいたので、
ちょっと嬉しかったのだけど、
夫に後から聞いたら、
「そう見えたかもね」
といい、
「でもそれは良いことかはわからないよ」
と付け加えられました。
「ここ押さえて」とか「剥がして、パタンして」とか
やらせている感はどうなのかな?というところでそう思ったと言います。

うーん 難しいです。

でもこの日は、グンと距離が縮まったのでよしとします👍

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