ファンとは・・・

私はスワローズのファンだ。今日も残念なことにスワローズは敗れてしまったが、それでもファンを続けている。応援するなら弱いより強いほうがいいが、なぜかスワローズには応援したくなる。そんな魅力がある。ファンってなんなんだろうと思いながら・・・。

「相手チームにもファン」がいる。

これは、スワローズファンで知られる尾崎世界観さんが『苦渋200%』のなかで書いていたことだ。昨年読んだのだが、一昨年、10点差を逆転した時のことである。『苦渋200%』を読んだ時は、交流戦前だったので「あの試合すごかったよなぁ」位にしか思わなかったのだが、今年に入ってから、尾崎さんの言葉が突き刺さるような出来事があった。

4月10日のカープ戦である。延長10回表に12点入れたあの日だ。

祭りのように浮かれたい気分にもなったのだが、テレビのスポーツニュースで大量得点のきっかけともいえる菊池選手のエラーの場面を見ていたら、尾崎さんの言葉が思い浮かんだのだ。

カープファンが、何度もこの映像を見せられるのはキツイよなと思ってしまった。大量得点を取ったからといって、浮かれるのはイカンなと…

ネットを見ていると、色々ある。悲しくなるようなやり取りも。私もTwitterで、何バカなことを書いているんだと他のファンの人に思われているかもしれないが...

できれば、応援しているチームの選手、監督、コーチのことはほめたいと思っているし、対戦相手に対してもリスペクトをしたい。他チームのファンを悪く書くことはしたくない。

いつも頭の片隅に「相手チームにもファンがいること」を入れておこう。それだけでも、よいのかもしれない。あの日、そんなことに気付かされた。

とはいっても、6月2日のベイスターズ戦。16連敗という長いトンネルから、やっと抜けた日は、「相手チームにもファンがいる」ということを忘れて浮かれてしまった...

だから、スワローズがどんなに連敗をしても明日は勝つと信じたい。というか信じている。明日も明後日も勝つ。そう信じて応援をする。それがファンだから。


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