見出し画像

お菓子食べるのをやめられないように

この世の中にはたくさんのお菓子で溢れている。

甘いのやらしょっぱいのやら塩辛いのやら魅力的なお菓子がいっぱいある。

わたしにお金があったのなら、全種類のお菓子を食べたいと思う。

けど、お菓子を食べたら太るし、美容や健康に良くないと分かっているから

わたしはお金があっても買って食べないんだと思う。

だから、じぶんの好きなお菓子を好きなだけ買って食べてる子が羨ましいと思う。

羨ましいと思う反面、この子たちは何かを諦めてるんだろうと思う。

健康でいること、美しくありたいこと。

だけど、その子たちはその子たちなりにじぶんの楽しみを分かっている。

お菓子をたくさん食べて思う存分、幸せになれるのだから

それでもいいじゃないかと思う。

でも、本当は分かっているはず。

これは、依存なんだと。

本当は行き過ぎは良くないと分かっているはずなのに

お菓子を食べるのをやめられない。

それは、お菓子を食べるのが楽しいからだけではない。

お菓子を食べるのをやめたら何を楽しみに生きていけばいいか分からなくなるからだ。

だから、お菓子を食べるのをやめるにはそれ相応の覚悟が必要になる。

このままではダメだと今のじぶんを否定し、

じぶんを変えるという覚悟を。

でも、大抵の人はそれができない。

なぜなら、そのお菓子に依存しているからだ。

今は、かんたんにお菓子が手に入るようになった時代だ。

そして、魅力的なお菓子にありふれた時代だ。

たった一つのお気に入りのお菓子でさえ、探すのも困難な時代。

その時代に生まれて、わたしは幸せだと思う反面、

不幸だとも思う。

お菓子を食べ続ければいつかきっと飽きが来る。

同じ味に飽きて次の味も試してその繰り返し。

でも、食べたいと思っていたお菓子はどれも制覇したから

今死んでも後悔はしない、

それくらい、お菓子に満足したら

もう、お菓子の何が好きなのかも分からなくなってきたよ。

何を見てももう食べたいとすら思えない。

わたしは、おかしくなってしまったのだろうか。

もしかしたら、まだ見ぬお菓子を求めてるのかもしれない。

もしくは、お菓子を食べるのをやめて

別の楽しみを探そうとしているのかもしれない。

じぶんの中で蓄積された脂肪を見て、卑屈にも、誇らしげにも思いながら

確固たる意思を見つけられずに

このまま、ずるずると同じことを繰り返すのだろう。

それとも

ここからわたしを連れ出してくれる素敵な人が現れるかどうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?