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NO.14人事のお仕事のお話

こんにちは小さな巨人です。
今回は人事のお仕事をされている桶河さんと対談させていただきました。
会社の人事のお仕事についていろいろお話を伺いました。

目次
1.【1日の仕事の流れ】
2.【人事で働く魅力、楽しさ、やりがい】
3.【面接官の判断基準とは】
4.【人事のお仕事で大変なこと】
5.【求められるスキル、資格】
6.【エージェンとから来るの人とホームページからくる人で採用の考えた方は変わるのか】
7.【工夫している採用方法】
8.【人事のお仕事ができる人の特徴】

1.【1日の仕事の流れ】

9時に出社します。出社してから約1時間ミーティングや自分のメールなどを確認して行きます。午前中に面接を2回行っていきます。12時から13時までお昼休憩となります。13時から17時まではまた面接を行います。最近ですと内定している人と面談もしていきます。18時から19時まではまたミーティングを行ったり学生と連絡を取ったりしていきます。20時から21時には退社するのが1日の流れとなります。基本的には面接がメインのお仕事となります。午前2件、午後5件面接していきます。1日約7人の方と面接しています。半分は出社で半分はオンラインでお仕事をしています。現在の情勢からして面接はオンラインですることが多いです。
昨年の実績ベースでいくと約700名ほどの学生さんと面接をさせて頂きました。
また面接業務だけでなく、新人研修や内定者向けの懇親会などの企画を考えてたりと、新卒採用におけるお仕事になります。
当社では中途採用は現場の役職者が決定権を持って採用を行なっています。他の会社も中途採用は現場で決めていることが多いとは思います。私は1次面接から2次面接までの面接官しています。役職が上がるにつれて人材会社さんとのコミニュケーションを取ることやデータ分析などのお仕事をする機会が多く面接する時間はほとんどなくなっていきます。

2.【人事で働く魅力、楽しさ、やりがい】

人の人生決定に携われるのが1番のやりがいです。新卒は約400万社の会社があるの中で私の働いている会社を選んでいただいてくれた人たちの人生ターニングポイントに携われるからです。私はまだ人事のお仕事をして1年と少しですので、私が面接して入社してくれた方が入って活躍してくれる人を見ていないのでわからないですが活躍してくれる人を見れるのもやりがいに感じると思います。就活生が会社を決める中で私が働く会社が良いと思ってくれているのは大前提としてありますが、決め手として大きな要因が私と言われるようになりたいと思ってお仕事に取り組んでいます。 

3.【面接官の判断基準とは】

まずはしっかりと話すことができているかを見ます。一般教養ができているかも大事です。正直なことを言うと身だしなみは大事だと思います。また学歴はあって越したことはないです。学歴がある方の方が話し方、身だしなみなど細かいところに対して注意深く気にされて面接を受けている印象があります。
話の長さよりを根拠付けて話しているかどうか、質問の意図を組み取れているかどうかが大事になります。長く話す人は話がまとまっていない人が多い傾向になります。体育会出身の人は部活動をしていました、だけではなくそこから何を学んできたのかを話すべきです。
1次面接と2次面接では全く見るポイントは変わり違ってきます。1次面接はコミュニケーションを取れているか重点的に見ています。身だしなみがしっかりとしているかも見ます。2次面接ではその方が会社と合っていないか、合っているのかを見ることが多いです。私の会社では相対評価ではなく絶対評価で見ていきます。私1人で判断して通過は決めていきます。全員で話し合って決めることはないです。面接終了後にすぐに合否を決めています。全員の面接が終わった後からは決めないです。
私が大事にしているのことは、その子が将来どうなりたいかが1番大事だと思っています。大手企業だと入社したら何歳で何百万の年収が入ってくることがある程度想像できますし、年功序列で約束されたレールに敷かれるとことが多いので内定がゴールになる人が多いと思います。その会社で何かやりたとかではなく、そこに入ったことで満足してしまうとことが多いと思います。それに比べてベンチャー企業や成長企業に入る人達はどちらかと言うと将来の野望や目標を持って入ってくる人が多いのでそれを真剣に考えられているのか、会社に入ってどうこうではなく将来どうなりたいのかを自分の言葉で話せているかが大事になると思います。だからこそ私は将来どうなりたいかは絶対に聞きくことにしています。面接での質問内容は大まかな枠は決まっていますが細かな質問は私自身でアレンジできます。学生によっては30分で面接が終わる子もいたり1時間で終わる子もいます。将来が明確でない人でしたら就活の軸を一緒に考えてたりもします。

4.【人事のお仕事で大変なこと】

 人事は花形のお仕事に見えがちですが裏方なので評価がされにくことが大変です。できて当たり前と評価されることがほとんどです。例えば100人採用しないといけないとして100人採用することができても評価されることはなくできて当たり前との評価になります。成果が目に見えないところも大変なため、向き不向きがはっきりと別れると思います。営業は実績ベースで評価されますが人事は評価される基準として明確なものはないです。

5.【求められるスキル、資格】

人事と言っても労務と採用がありますので労務は社労士の資格はあったほうがよいと思います。採用は特別資格がなくてもできる職ですが向き不向きが出ると思います。やりがいの部分であったり、評価されない環境、あくまでも裏方でもありますし、事務的なことをする一方で営業要素も含まれるのでストレス体勢や性格的な部分で必要なスキルは多いです。
人事という部署は大手企業とベンチャー企業など企業さんによって大きく求めらるものは変わり、大手企業はすごく細分化されています。例えば部署の中で行くと営業部の人事があったりそこのポジションの人事にがあったりしますし、教育は教育で別れたりしていますし研修は研修、採用は採用と別れていることが多いので幅がないです。それに比べてベンチャー企業は多くの仕事を行うことができます。割り切ってやりたい方は大手企業の人事のお仕事が良いと思います。ゴリゴリ仕事したい方はベンチャー企業の人事のお仕事が向いていると思います。

6.【エージェンとから来るの人とホームページからくる人で採用の考えた方は変わるのか】

 大きく変わることはありませんがホームページから来ていただけた方が嬉しいです。企業側はコストをかけずに採用できるので優秀な人がホームページから来ていただきたいです。ただし内定が取れる取れないかは話が異なります。大手企業は企業名を知られていることが多いですので直接ホームページや情報解禁と同時に学生から応募されることがベンチャー企業と比べて多いと思います。また大きな掲載ページサイトに広告を載せているだけで簡単に人が集まりますので集客も簡単にできます。ベンチャー企業は紹介していただいて集客、採用することがどちらかというと多いと思います。自分の会社はエージェントを使っての採用が多いです。人材会社さんのイベント経由で採用することが多いです。今は頑張って自社のホームページで採用できるようにしています。また自身の経験を活かして大学の体育会サッカー部に訪問して企業説明を行い集客をしてそこから採用に繋げられるような取り組みも行っています。学生が来てくれないと採用できませんので集客には力を入れないといけないです。

7.【工夫している採用方法】

学生によりますので難しいところではあります。人と人なので成功方法ないからこその面白みでもあると思います。特別なことをしている訳ではありませんが、現場の社員に直接会ってもらってお話を聞いてもらうことや1ヶ月に1回は連絡を取るなどしていてアプローチしています。また担当の内定者の誕生日は全て把握していて必ず連絡するようにも心がけています。

8.【人事のお仕事ができる人の特徴】

マルチタスクがこなせる人ができる人の特徴です。役職が上がれば上がるほどこなすタスクが多く同時並行で業務を行わなければなりません。中長期的なお仕事から短期的なお仕事を行わないといけないので、単に面接しているだけではいけません。面接をやりながら内定してる人をどうやって承諾に導くのか、承諾している人をどうやって離脱しないようにするのか、またその後の研修はどう行っていくのか、様々なことを中長期的に考えていかないといけませんのでマルチタスクをこなしていかないといけません。その中でも社内の制度を変えるお仕事をしたりすることがあります。私は人事の仕事は大変だとある程度楽観的に考えていましたが就活生から見ると人事のお仕事は花形のように見え、言葉を悪く言えば誰でもできそう、楽そに見えますがいざやってみれば裏方で評価が目に見えないことが多いですしきついなと思うことの部分が多いです。やった人にしかわからない部分が多いと思います。

桶河さん対談ありがとうございました。
人事のお仕事に興味、関心がある方は私にご連絡下さい。
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