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自分の価値を下げてしまう癖

急に思い立って、noteを開いてみる。
ここに言葉を残すのはいつぶりだろうか。

コロナの影響がこんなにも長く続くとは、思っていなかった。
去年に秋に帰国してからゲストハウスで働き始め、4月からほぼ休業状態。
昔からずっとお世話になっていた和食屋さんは3月で閉店。

ゲストハウスはメインなので、それと掛け持ちで新たに仕事を探さないと。

4月の時点でそう思いながらも、今探したところで。
そんな風に思って約2ヶ月の引きこもり。

自粛生活も思いの他楽しんでいて、全然苦ではなかった。

そんな時、知り合いが代表兼シェフを務めるケーキ屋さんを
少し手伝わないかと話が来た。
私からしてみれば、相手は雲の上のような存在の方で、
正直めちゃめちゃビビっていた。

「とりあえずお店一回おいで!話そう!」
と言われ恐る恐る伺うと、なんとも私にとっては好条件の話だった。

そこで私はなんと、自分から時給の変更を申請したのだ。
提案してくれた1300円という時給を、自ら
「1300円ももらえません!東京の最低時給でお願いします!」
といってしまった。(東京都の最低時給は1013円。)
結局のところ1100円にしてくれたのだが、あとでみんなに話すと
「もったいない!」「自分から下げるなんて!」という声や
「つばさらしいね。笑」なんて声もあった。

私も自分で「私らしいな。笑」と思った。

似たような事が今日もあった。

ゲストハウスの他店舗の撮影の依頼の話があり、
あくまで社員としてだと思っていたら、
「半分個人でお願いしてるところあるから、予算考えるね。相場いくらくらいで撮ってるの?」
と言われた。

それに対してまたしても
「プロではないので、撮って、使えるか判断してそれからでいいです!
使えなかったらプロの方に頼んでください。
金額はいつも言い値で受けてるので現物支給の時もあります。」
と、いつもの引け腰になってしまった。

これが、私の性格。と言ってしまえばそれまでだ。

自分の技術や知識に自信がないのだ。
相手がプラスの面を買ってくれてるのに、
自分からマイナス面を引っ張り出してくる。

そして毎回つくづく
「ビジネス向いてないなぁ。」と思う。

人からお金をいただくのをどこかで「悪い」と感じていて
「たくさんの人の中から自分を選んで、声をかけてくれた」

という事に対し、喜びを感じ、たまに収入よりそれにかける支出の方が上回る事さえある。

それが本当にいい事なのか。

きちんとお金をいただき、満足してもらえるようなものを提供すればいいし
自信がないのであれば、自信をつける努力をすべきだ。

恥ずかしながら、これでも将来は自分でゲストハウス兼、焼き菓子屋さんをやろうと思っている。

お金に対する執着がそこまでないという点はビジネスをする上では
継続が難しくなる。

今年の下半期はもう少し成長したいところである。


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