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朝から盛大にコケる

あーーっ!寝坊したぁ!

慌てて起きて…

寝ぼけ眼で
急いで
キッチンに向かおうとしたら…

玄関先で
盛大にコケました!


寝ぼけ&老眼のため
障害物を認識できず
うっかり娘の体育袋を踏んで滑り、
おっっ!
と踏ん張ろうとしたら足がつり、
うわぁ!!
と、
こらえきれずに
なすすべもなく転倒〜。

うーーーーん。
頭は打たなかったが
膝を打ったな…
そしてつった足が痛い…
頭は打たなくてよかったが…
さーーーっと
血の気が引いてくる。

そうか!
寝起きの
身体が目覚めていない状態で
足がつったり
激しくコケたりすると、
体調の制御ができずに
血圧が急降下するのか!!

と新たな学びをした自分に感心しながら
そのまま
倒れておりました。


なんだなんだと
心配そうに集まってくる子どもたちに、
母ちゃんは動けないので
自分で準備して学校へ行ってくれ…
と伝え
しばし
血圧の回復を待つわたし。
今日の予定はキャンセルかなーー。

学校へ行く子は
心配そうに出かけていき、
時間のある大学生は
そばで様子を見ててくれました。



わたしは
赤十字の講習を
9〜17時×3日間受けて、
「ファーストエイドプロバイダー」
という救急救命の資格を持っている。
数年経つとまた講習を受け直さなくては
資格の更新ができない、
という
なかなかハードル高い資格。

そんなわたしなので
倒れながら、
「倒れている人を発見したら何をすべきか」

他人事のように考えていた。

倒れている人を発見

周囲の安全確認

意識の確認

意識がなければ119番と心肺蘇生

これは
救急救命講習で
一番最初に習う
とてもだいじなこと。

うん、わたしは意識ある。
意識がなかったら119番
って
子どもたちにちゃんと教えておかなくちゃなーー。

そして次。
意識がある人には、
なにをしてあげたらいいかというと…

観察

が非常にだいじ。

頭を打っていないか?
出血していないか?
骨折していないか?
脈拍は?
顔色は?
目つきはおかしくないか?
やりとりはちゃんとできるか?

全身を観察して
必要に応じて手当と搬送。
問題があれば119番。

とりあえず緊急でなさそうなら、
毛布などで保温し
ラクな姿勢(回復体位)をとらせて…

観察を続ける

放っておかずに
観察を続けることが
とてもだいじ。

いったん意識があっても
その後
意識を失うことはある。

倒れている人から
目を離さず、
意識はあるかな…
変化はないかな…

観察を続けることが重要。

急激に血圧が下がる
「ショック状態」
が最も危険なので、
そうならないように防ぐことが大切だと
講習で習ったっけ。
安静にして
声をかけて
安心感を与えるだけでも
「ショック状態」は防げたりする。

子どもたちったら、
倒れている母を
そーーーっとしておいてあげようと
話しかけずに
遠くから見てるけど、
それでは
ショック状態で意識がなくなっても
ただ寝てるように見えて
気づかないから、
ダメだなーー。
教えておいてあげなくちゃな。



幸いなことに
しばらくしたら血圧は回復し、
骨折などもなく、
打撲が痛むのと
ちょいふらふらするくらいで
起き上がれるようになりました。
いてて…

今日はいちにち
無理せずゆっくりと過ごそう。

そして
子どもたちに
救急救命の心得について
ちゃんと教えておこう。

そしてそして
なにより
寝起きの足元には
気をつけよう!!!

子どもたちは…

こんなとこでこんなコケ方をするなんて
母ももうトシであるから、
異常を感知したら警告を出す
アップルウォッチを
装着させては…
などと
真剣に相談しておりましたよ😂


いやはや、
頭でも打ってたら
娘がきっと
「こんなところに私の荷物があったから…」
と気にするとこだった。

置いてたひとが悪いんじゃなくて
コケたひとが悪いんだけどね。
原因っぽい気がしちゃうから
かわいそうに
気にさせちゃうとこだった。

よかったよかった。
いてててて…

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