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食育とキャリア教育を一気にやっちゃう授業

先日、
知り合いのシェフが、
近くの小学校で出前授業やるから
見に来てくださいよーーー
と言っていたので
参観に行ってきた。

気さくなシェフ&気さくな校長先生なので
とってもウェルカムな感じで
参観させてもらえた。


6年生クラス。
調理実習なので
家庭科室だ。

まずは
美味しいパスタの作り方の実習。

みんな
パスタの名前などについて教えてもらい、
ちょうどいい茹で加減について習う。

茹でたパスタを
めちゃくちゃ美味しいソースでからめて
できあがり。

このシェフのパスタ
泣けるほど美味しいのよ…

小学生、
自分で茹でたパスタは
若干かためな子が多かったけど、
うまーー!!!!と言いながら食べていた。


そうして
片付けまで済んだあとに
シェフのお話。

これが
美味しいパスタで満たされた心に沁み入る
すごくいいお話!

ほんの10〜15分のお話に
食育とキャリア教育が詰め込まれているような…


「食べる」ってどういうことだろう?
みんなは食べることの何が楽しみ?
どんなに美味しい味付けでも
ひとりで食べたらどんな気分かな?
逆に
どんな味だとしても
好きな人と楽しく食べたら
どう感じるかな?

シェフである自分は
食べてくれる人の笑顔を見るために
一生懸命美味しいものを作っています。
家族やお友達といっしょに
美味しく食べてくれたら嬉しいです。

自分は
野球選手になりたかったけれど
甲子園に行けなくて、
そこで挫折して
シェフになりました。

シェフになろうと思ってからは
挫折してもたいへんでも
何度でも立ち直って
シェフを続けてきました。

野球の道は
甲子園に行けなかったところで諦めてしまったけれど、
諦めたっていうことは
あれは
本当にやりたいことではなかったんだと思います。

シェフは
どんなにたいへんでも諦めていません。
これこそが
自分のやりたかったことなんだと思います。

みんなも
「好きなこと」から始めて、
自分のほんとにやりたいことにたどり着いてください。

シェフのすてきなお話より


わたしは
美味しいパスタを
ちゃっかり試食させてもらい
素晴らしいお話も聞けて
満たされた気持ちで学校をあとにした。

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