まだ子どもたちが小さかったころ…

寝かしつけるときには
胸とか背中を
やさしく
とんとん
してあげていた。

やさしく
ゆっくりと
手のひら全体を使って
とん…とん…とん…とん…
とする。

まだ起きていたくて
もぞもぞしていた子どもたちが
次第に安心して
ゆっくりと
眠りに誘われていく。

わたしは
腕の筋肉が疲れてくるけれど
ギリギリ限界まで
とんとんしてあげていた。

あるとき、
まだ小さかった娘が
布団に横になったわたしの背中を
とん…とん…
してくれたことがあった。

あぁ…！
とんとん
って、
これ
とっても安心して気持ちいいんだ…！

知らなかった…
いつも
やってあげてたけど、
してもらったことは
なかったからなぁ。

小さな手が
やさしくゆっくりと
とんとんしてくれる。
なんだか
ほっこりと
あったかい気持ちになる。
安心して
眠たくなってくる。

わたしは
幸せな気持ちで
眠りについた。

優谷美和さんの
ほっこりする画像を
使わせていただきました😊

お母さんと子どもの絵なんだけど…
タイトル画にすると
切れてしまう😭

全体は、こちら↓