つづな

起業家、エンジニア、フードコラムニスト。 クリエイティブとは何か泥臭く考える日々。 起…

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起業家、エンジニア、フードコラムニスト。 クリエイティブとは何か泥臭く考える日々。 起業とエンジニア業を行う中でクリエイティブと日々向き合っています。 わくわくを作り出すお仕事です。

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  • 私が行方不明

    自分のことは自分が一番わからない。その時感じた本音を書くマガジンです。

記事一覧

具材が楽しいスペインオムレツ「トルティージャ・デ・パタタス」

スペインでは卵料理がよく食卓に上がるが、その中でも特に人気なのが、家庭の味として親しまれている伝統オムレツ「トルティージャ・デ・パタタス」だ。 このオムレツには…

つづな
4日前
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ホテルのレセプションで感じるスペインの子供心

ビルバオとサンセバスチャンの滞在中、私が訪れた数々のホテルでは魅力的な共通点があった。 それはレセプションデスクに色とりどりの可愛らしい飴が置かれていたことであ…

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4日前
4

王者の生ハム「ハモン・セラーノ」

スペインの代表的な美食と言えば、世界三大生ハムの一つ「ハモン・セラーノ」である。 生ハムは日本でも手に入るため、特別な期待をしていなかった私だが、ビルバオの街角…

つづな
5日前
8

幻のホワイトアスパラガス

日本ではあまり見かけない白いアスパラガスはスペインのバスク地方でよく見ることのできる珍しい食材だ。 スペインでのこの出会いは初めての経験だった。 地元のバルやス…

つづな
9日前
9

遅い朝とピンチョスモーニング

バスク地方の朝は、他のどことも違う特別なリズムで始まる。 ピンチョスは、オリーブ・卵・エビなどをパンに串刺しにし、手軽に楽しむことができるスペイン、バスク地方の…

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9日前
7

豊かすぎる小学生の語彙「一年一組せんせいあのね」

私が敬愛する絵本作家、ヨシタケシンスケのイラスト光る、理論社の詩集である。 ここには小学校一年生だけの市が収められており、彼らの生の言葉が綴られている。 私は、…

つづな
2週間前
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思い出のおーいお茶。

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3週間前
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チーズフォンデュと世界から隠れたスイスワイン

2019年,世界がまだパンデミックの影を予感させていなかったころ、私はスイスに行った。 あの時は海外の大学院に進学することを少し検討しており、中でもアインシュタイン…

つづな
2か月前
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ワインな街のトロトロ牛肉ワイン煮「ブッフ・ブルギニョン」

自分の会社の関係でワインの街を訪れたのは2023年11月のこと。 少し肌寒さが感じられるイチョウが綺麗な季節だった。 パリ・シャルルドゴール空港から電車で2時間ほどの…

つづな
4か月前
7

味も人も優しいギリシャ地中海料理

大学院の修士論文が完成し、時間に少し余裕ができたときに地中海の周りを探検していた。 ギリシャから始まり、イタリアに渡り、クロアチア、スロベニア、ハンガリーなど。…

つづな
1年前
8

【自己紹介】つづなについて

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つづな
1年前
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24歳の誕生日に24時間ホラゲ大会してBEEFEATER24で24種類のカクテル作った

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1年前
9

心の中にアベンジャーズを飼う【エッセイ】

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1年前
11

東大に入って良かったこと【エッセイ】

院から東大に入って良かったと思うことが一つある。 それは、「東大の人は何をしようとしても馬鹿にしない」ところである。 私は「〇〇の社長になりたい!」「〇〇で一番…

5,000
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2年前
8

根津のたい焼き【フォトジェニックグルメ紀行】

東京の下町、根津にあるたいやき屋さん。 10:00~14:00の間にしかやっておらず、常に行列ができている。 パリパリ系の皮と甘さ控えめのあんこが特徴。 自分たい焼きラン…

つづな
2年前
7

【エッセイ】お家チョコレートビュッフェ

今年のバレンタインは研究室の先輩と一緒にお家チョコレートビュッフェ🍫 こだわりはローカロリー。 マカロンやシュークリームなど繊細なお菓子以外はパルスイート、全粒…

つづな
2年前
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具材が楽しいスペインオムレツ「トルティージャ・デ・パタタス」

スペインでは卵料理がよく食卓に上がるが、その中でも特に人気なのが、家庭の味として親しまれている伝統オムレツ「トルティージャ・デ・パタタス」だ。 このオムレツには、トマトやジャガイモなどの野菜がたっぷり入っており、触感を楽しめ、栄養も満点である。 ジャガイモは事前にオリーブオイルで揚げ焼きにするのが一般的で、かりっとした触感が楽しめる。 最初にそのカリカリ感を楽しんだ後に、ほくほくのジャガイモとまろやかな卵の味わいが口の中に広がる。 実際に食べてみると味付けはシンプルで優

ホテルのレセプションで感じるスペインの子供心

ビルバオとサンセバスチャンの滞在中、私が訪れた数々のホテルでは魅力的な共通点があった。 それはレセプションデスクに色とりどりの可愛らしい飴が置かれていたことである。 これらの飴は、一口サイズから手で持って食べるロリポップまで様々で、どれも訪れる人々の心を和ませる工夫が施されていた。 この小さなおもてなしは、訪問者に子供のころのような無邪気さと喜びを思い出させ、滞在を楽しくしてくれた。 日本とは少し違う、おもてなしの形。 なんだか心が安らいだ。 飴玉をみるとスペイン旅行を

王者の生ハム「ハモン・セラーノ」

スペインの代表的な美食と言えば、世界三大生ハムの一つ「ハモン・セラーノ」である。 生ハムは日本でも手に入るため、特別な期待をしていなかった私だが、ビルバオの街角のハム屋さんを訪れた瞬間、その場を支配するお肉の誘惑的な香りに心を奪われた。 「ハモン・セラーノ」とは「山のハム」という意味で、この名前はその製法に由来する。 塩漬けにした豚のモモ肉を山で熟成させる伝統的な方法で、通常は2~3年かけて熟成されるが、ビルバオではさらに長い6年もの熟成を施した生ハムがある。 この長期熟

幻のホワイトアスパラガス

日本ではあまり見かけない白いアスパラガスはスペインのバスク地方でよく見ることのできる珍しい食材だ。 スペインでのこの出会いは初めての経験だった。 地元のバルやスーパーでは、ホワイトアスパラガスが頻繁に目につく。 スーパーの棚には、これらのアスパラガスを含んだ瓶詰が大量に並び、非常に新鮮だった。 ホワイトアスパラガスの調理法はシンプルで、グリルや煮物として提供される。 添えられるのは様々なソースで、これがまた素材の味を引き立てる。 フォークとナイフで切り分けると、繊維が

遅い朝とピンチョスモーニング

バスク地方の朝は、他のどことも違う特別なリズムで始まる。 ピンチョスは、オリーブ・卵・エビなどをパンに串刺しにし、手軽に楽しむことができるスペイン、バスク地方のおつまみだ。 各バルによって異なるトッピングは、スペイン人の想像力の幅広さを見せつけてくれる。 多くの人が夜に楽しむと思われがちなピンチョスだが、地元の人々は朝からこの小さな美食を楽しむ。 夜遅くまで営業するバルは、朝になるとカフェに姿を変える。 地元の人たちは、ピンチョスを1,2品つまみながらコーヒーを片手に

豊かすぎる小学生の語彙「一年一組せんせいあのね」

私が敬愛する絵本作家、ヨシタケシンスケのイラスト光る、理論社の詩集である。 ここには小学校一年生だけの市が収められており、彼らの生の言葉が綴られている。 私は、小学生の言葉にはこんなにも力が宿っているのかと衝撃を受けた。 小学校一年生は、新しい環境で大きな刺激を受けるはず。 そんな中で彼らの綺麗な心が捉える世界は、非常にクリアで、重みのある言葉が並んでいた。 特に心に残ったものを抜粋してみた。

思い出のおーいお茶。

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チーズフォンデュと世界から隠れたスイスワイン

2019年,世界がまだパンデミックの影を予感させていなかったころ、私はスイスに行った。 あの時は海外の大学院に進学することを少し検討しており、中でもアインシュタインの出身校、スイスのチューリッヒ工科大学に興味があった。 そこで、彼の足跡をたどり、その地の空気を自分の肺で感じたくて、スイスへと旅立ったのだ。 スイスは私が想像していた以上に息をのむような美しさで、アルプスの雄大な景色にはただただ圧倒された。 長野県出身の私は、自然の風景には慣れ親しんでいたつもりだったが、ス

ワインな街のトロトロ牛肉ワイン煮「ブッフ・ブルギニョン」

自分の会社の関係でワインの街を訪れたのは2023年11月のこと。 少し肌寒さが感じられるイチョウが綺麗な季節だった。 パリ・シャルルドゴール空港から電車で2時間ほどのブルゴーニュのディジョンという街に足を踏み入れた。 都会の喧騒からは離れ、落ち着いた上品な田舎町ともいえるディジョンはフランスワインの名産地ブルゴーニュの中心地でもある。 この町はフランスの中でも「美食の街」として知られる土地でもある。 18世紀にはブドウ栽培が始まり、その頃からワインが作られるようになってき

味も人も優しいギリシャ地中海料理

大学院の修士論文が完成し、時間に少し余裕ができたときに地中海の周りを探検していた。 ギリシャから始まり、イタリアに渡り、クロアチア、スロベニア、ハンガリーなど。 地中海周辺は非常に料理がおいしいということは知っていたので自分の口で試してみたくなったのである。 最初の国はギリシャ。 歴史的な建造物が今なお残る、伝統感じる国である。 独特な文化が今なお残り、ヨーロッパの中でも特徴的な文化を発展させてきた国である。 オリンピック発祥の地でもあり、世界初のオリンピック会場も

【自己紹介】つづなについて

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24歳の誕生日に24時間ホラゲ大会してBEEFEATER24で24種類のカクテル作った

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心の中にアベンジャーズを飼う【エッセイ】

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東大に入って良かったこと【エッセイ】

院から東大に入って良かったと思うことが一つある。 それは、「東大の人は何をしようとしても馬鹿にしない」ところである。 私は「〇〇の社長になりたい!」「〇〇で一番有名になりたい!」などということが多い。 欲張りなので夢が無限にある。 今までの大学や環境だと「無理でしょ。」「無謀だよ」と言われることばかりであった。 しかし、東大生はどんな無謀に見える夢でも決してひていしないのである。 「この中の誰かならなれるかもしれないね。」 「こういう道筋を辿れば叶えられるかもね」

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根津のたい焼き【フォトジェニックグルメ紀行】

東京の下町、根津にあるたいやき屋さん。 10:00~14:00の間にしかやっておらず、常に行列ができている。 パリパリ系の皮と甘さ控えめのあんこが特徴。 自分たい焼きランキング1位のお店。 ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━━…━…━…━…━…━…━…━…━…━ 【全国グルメ&旅行情報サイト】 「フォトジェニックグルメ紀行」 ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━━…━…━…━…━…━…━…━…━…━

【エッセイ】お家チョコレートビュッフェ

今年のバレンタインは研究室の先輩と一緒にお家チョコレートビュッフェ🍫 こだわりはローカロリー。 マカロンやシュークリームなど繊細なお菓子以外はパルスイート、全粒粉、豆腐、無糖ヨーグルト使用。 【メニュー】 ・ミルクレープ ・サラダ ・ティラミス ・ライ麦パン ・マカロン ・ピンチョス ・アートチョコ ・割れチョコ ・フルーツチョコ ・テリーヌ ・クッキーツリー ・チョコプリン ・チョコポップ ・チョコシュークリーム ・チョコクッキー(先輩が持ってきてくれた) ・チョコロッ