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「推し選」に行こう!~明日は京都市長選挙投票日~

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

京都は現在市長選の真っただ中!
4期16年務められた現職の門川市長が出馬せず、久しぶりに現職不在の市長選となり、熱き戦いが繰り広げられてきました。

市長選に先立ち選挙管理委員会が掲げたキャッチフレーズは「推し選」
近年流行りの「推し活」にあやかり、少しでも若年層に興味を持ってほしいという想いが伝わってくるキャッチフレーズでした。

選挙を「推し」に例えるのは適切なのか…?
という点は一旦置いといて。
僕自身も京都市民になってから初めて現職不在の選挙ということもあり、様々な媒体を通じて選挙を追いかけました。

一日だけですが時間が取れたので、街頭演説や個人演説会にも足を運びました。

そこで感じたのは「選挙は戦いである」ということ。
ニュースなどではマイクを握り華々しく市民に語り掛ける姿が映し出されますが、その裏では直前まで演説内容を確認する候補者、のど飴などを準備や交通整理、ビラ配りをするスタッフさんの姿があり、どの陣営も市長の座を目指して全員野球で戦っていました。

選挙戦は2週間ですが、それ以上前から準備を重ね、朝から晩まで声を枯らして政策を訴え続ける姿は、思想や政策の違いを超えて敬意を表さねばと感じました。

そして、各候補者がかなり積極的に情報発信しているなとも感じました。
一昔前は直接立候補者の声を聞こうと思ったら、街頭演説や個人演説会に行くしかなかった。
しかも、その街頭演説や個人演説会も何時にどこで行われるかは事務所に問い合わせる等でしか分からなかったと思います。

それが今では、毎日SNSで何時にどこで演説しているかを細かく紹介しているほか、掲げた政策を分野ごとに細かく解説してくれています。
演説を見に行けなくても、演説の様子をYoutubeチャンネルで公開したり、ライブ配信で市民からの質問に生で答えたりしている候補もいます。

今回の選挙においては、
「各候補者が何を言っているのか分からない。だから投票しない」
という言い訳は通用しないくらいに、各候補が自分の主張を市民に伝えてくれています。

「どうせ選挙の時だけ…」
と思ってしまう気持ちもありますが、そう思う気持ちがあるのなら「選挙の時くらい!」有権者としても候補者のことを追いかけたいもんです。

自分で事業をしていると、本当にあらゆる形で国や市町村にお金を収めているなと実感します。
消費税に保険料に固定資産税に住民税に…
だからこそ、預けた税金の使い道をリーダーシップをとって決める市長は責任を持って選ぶべきだと肌で感じています。

必ずしも「推し」じゃなくても。消去法だとしても。
皆で新しいリーダーを決める一日になることを願っています。

僕ももちろん、投票に行きます。


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