つぐみ

ミュージカル大好きな一児の母。転勤族の妻。夫は海外へ単身赴任中。 看護師で小児科を得意…

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ミュージカル大好きな一児の母。転勤族の妻。夫は海外へ単身赴任中。 看護師で小児科を得意とします。 週末はパン作り、キャンプなど家族で楽しんでいます。 わたしの知識と経験がだれかの役に立てばいいなと思いnoteをはじめました。

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  • 看護師のおはなし

    看護師としてできること、自分の知識と技術を最大限に活用して発信している話についてまとめています。

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    大好きなおんがくの話についてまとめています。

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1型糖尿病についてのニュース。

みなさんに見ていただきたいもの。 メ〜テレで下記のニュースが放送されました。 9歳の1型糖尿病の子とその家族と取り巻く環境のお話。 9歳で食事管理をしてインスリン量を計算するのは無理ですよね。 幼稚園や小学校に入ってからも昼食前には母親が学校へ出向いて インスリン注射をしていたといいます。 子どもを生んだ親の宿命?自分がやるべき? いや、そうは思いません。 学校に養護教諭は在籍しているわけで。 でも学校で養護教諭はインスリン注射をしない。できない。 養護教諭について調べ

    • イケア?IKEA?医ケア!

      私はいま、特別支援学校の看護師として働いている。 養護学校というやつ。 支援学校には肢体不自由・知的障害などの子が通学している。 中には24時間医療的ケアの必要な子も在籍しているため、看護師が常にそばにいる必要がある。 医療的ケアは医ケアと略され、医ケアの必要な生徒は医ケア生と呼んでいる。(御本人に対して呼ぶわけではなく、総称しての意) 医ケアってなんかカッコいい。 看護師は常にそばにいるが、そこは学校。学びの場である。 学習中には看護師はできるだけ児童・生徒の視界に入ら

      • 転職したら天職だった話。

        介護の世界で看護師を10ヶ月程度務めたが、スタッフも環境も高齢者もすべてが合わずに、ストレスでしかなかった。 わたしは小児看護がやりたくて看護師になった。 新卒から夢だった小児科病棟で働くことができて、幸せだった。 でも、子どもが生まれたり夫の転勤についていくことになり、自分のキャリアは諦めざるを得なくて、とにかく家から近いことや融通が利くことを最優先に職場を探して面接を受けた。 だけど、どこかで諦められず、「〇〇市 小児科 看護師 パート」と毎日のように検索しては撃沈してい

        • やっぱり合唱はいい。

          わたしは合唱が好きだ。 中学校で合唱部に所属してからというものの、部内で誰よりも合唱を愛していたと思う。 合唱を愛しすぎて、弾いたことのないピアノを自己流で覚えて発声練習のためのピアノ伴奏が弾けるようになった。 音取りのために初見でも弾けるようになった。 先日、NHK全国学校音楽コンクールの全国コンクールが開催された。 毎年恒例10月の三連休。 自分の合唱全盛期には、全て録画して何度も見返していた。 三連休は合唱三昧。 とてもいい休日になった。 特におとなになってからは

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        記事

          介護士と看護師。

          わたしは看護師。 介護士の仕事と看護師の仕事は明確にどう違うのかと言われたら、 看護師は独占業務なのでより専門的な医療行為を行うことができる。 しかし、それも「医師の指示のもと」がある場合のみ。 ずいぶんと前のことになるが、わたしはとある高齢者施設で働き始めた。 医師がいないので医療行為はほとんどない。 「看護師がやる仕事はないから」 ピシャリとケアワーカーに言われてしまった。 施設側は私を必要としていない。 けれど看護師がいないと法律的によろしくない。 その日から私のや

          介護士と看護師。

          労働という国民の義務を果たしたいだけなのに、学童に入れない。

          最近わたしは働き方を変えたため、長期休暇には学童保育所を利用しなければいけなくなった。 労働は憲法28条1項で「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。」と定められている。 働く権利があり、その義務がある。義務の前に権利がある。 わたしには働く権利がある。義務がある。 教育・労働・納税という三大義務を果たさなければならないのに、保育園に入れない、学童保育所に落ちた…など国民の権利を奪うようなことばかり。 わたしたちの家族のように、両実家が遠方の核家族はたくさんいる。 フ

          労働という国民の義務を果たしたいだけなのに、学童に入れない。

          看護師の卵のあなたへ。

          きょうは忘れもしない、3月11日。 12年前のあの日、わたしは当時付き合っていた人と旅行をしていた。 遠距離恋愛になるため、小旅行を計画していたのだった。 旅行先は海の街だったため、いろいろな人に心配をかけていたことを後日知ることになる。 すでに帰路についていたが、お昼すぎに湾岸を車で走っていると、「津波が発生するので直ちに海沿いを離れるように」と災害を知らせる車が大きな声をあげていた。 わたしたちはそこで大規模な地震があったことを知った。 車内にいたためか揺れに気付くこと

          看護師の卵のあなたへ。

          子ども主体のお散歩がオススメな理由。

          冬休みに入る前、風邪をひいたりして思うように遊べず、幼稚園もお休みし、土日も自宅に引きこもっていることが多かった。 やはり自宅に缶詰はストレスが溜まる。 そこで考えたのは、子どもが主体のお散歩。 ある日、幼稚園の帰り道に「ここ通ってみたいんだよね」と子どもが言った。 小道に入ってみたいというのだ。 「じゃあ、お散歩に行くのはどう?〇〇の通りたい道や、やりたいことだけをするお散歩!」と提案すると、にまにました顔で返事をした。 子どもと2人で行こうと考えていたので、「あしたは

          子ども主体のお散歩がオススメな理由。

          温泉に行ってきた。

          実は我が家、流行りの病に感染してしまい、自宅療養中であった。 子どもだけが感染したので、親のうちわたしだけが子どもと接することにした。 子どもはぐったりしてずっと横になっていた。 普段の風邪と活気が違うので、インフルエンザか溶連菌だと思い、熱発してから24時間後に小児科を受診した。 インフルエンザと新型コロナウイルス両方いっぺんに検査ができるキットで、鼻咽頭ぬぐい液の検査をすることになった。 車中待機をしていると、結果の電話がかかってきてまさかの事実を告げられた。 「新型コ

          温泉に行ってきた。

          キャラ弁を作る親になるとは。

          わたしはキャラ弁というものが苦手だった。 ベタベタ触るし、美味しそうに思えなくて。 やりすぎじゃない?って思っていた。 いや、いまも思っている節はある。 夫の仕事の都合で、子どもが年中の途中ではあるが転園することになった。 転園前のこども園は完全給食で、遠足などの特別なときだけはお弁当だった。 それでも新型コロナウイルスの影響で、2回ほどお弁当を作ったのみ。 しかもそのうち1回はおにぎりという園の指定があった。 転園後の幼稚園は、週5日のうち4日がお弁当。 残りの1日は午

          キャラ弁を作る親になるとは。

          学校から出たことがない人。

          わたしには忘れられない先生がいる。 わたしには看護師になるという夢があった。 なぜか幼いころから一貫して、将来の夢は「看護師」と口にしていた。 でもわたしは勉強が好きではなく、大学に行くなど想像できなかった。 だから最短で看護師になれる5年一貫制の高等学校を選択した。 最短で看護師になれることに加えて、公立の高等学校なので学費が格安だ。 専門学校や大学へ行くよりもずっと親孝行である。 ただ、いくら最短で看護師になれるからといっても、高校受験は必須。 成績はわるくなかった。1

          学校から出たことがない人。

          カミングアウトの必要がない世界に。

          最近LGBTQについての話題がよくメディアで取り上げられる。 フェミニズムとか。 正直にいうと、わたしにはよくわからない。 わたしはLGBTQじゃないから。 でも、当事者じゃないからといって、逃げて良い問題ではないことはわかる。 わたしはたまたま男の人が好きで、たまたま女の人が好きな夫と出会い、 結婚できたのだけれど、その「好き」の対象がたまたまそうだっただけ。 そんな感じで、どんな人を好きになろうと、たまたまそうだっただけ。 わたしはそういう風に考えたい。 自分のカラダ

          カミングアウトの必要がない世界に。

          風にあそばれて。

          魔法陣グルグルの主題歌である奥井亜紀さんの歌う 「Wind Climbing〜風にあそばれて〜」という楽曲を知っているだろうか。 その1フレーズに 「どうにもならない 今日だけど 平坦な道じゃ きっとつまらない きみと生きてく 明日だから 這いあがるくらいで ちょうどいい」 というものがある。 わたしはしんどいなあ、辛いなあと思った時に このフレーズを口ずさむ。 どうにもならないこともなんて、たくさんある。 大人になってからはそんなことばかりだ。 理不尽なことたっぷり。

          風にあそばれて。

          聾者との話。

          わたしは看護師を離れて、老舗和菓子屋でパートをしていたことがある。 そこには耳の聞こえない人がいた。いわゆる聾者。 幼少期に高熱を出して以来、耳が完全に聞こえなくなったそうだ。 製造パートだったので個人プレイでも働ける。 だが、時間に余裕があるときには従業員同士で少しおしゃべりをしたりする。 そして、できあがった品をばんじゅうに乗せたり、箱に詰めたりしたあとに どこに置けばよいのかを聞いたり、イレギュラーな対応を伝え合ったりした。 そんな日常の些細なことが、彼女にはできな

          聾者との話。

          やりたいことを100探す話。

          わたしには今年やりたいことが100個ある。 いや、やりたいことは無限にあるが、厳選して100個にした。 金銭面や物理的に無理難題もあるので、なんでもできるわけではない。 例えば「あしたアメリカに行く」とかそういうのは いろいろな準備の都合上、無理に近い。 だから簡単に実現可能なものを8割、少し背伸びしたものを2割くらいにする。 一部抜粋すると 9.カラオケに行く 10.桜とランドセルと息子の写真を撮る 11.家族写真を撮る 12.ミュージカル鑑賞 13.甲状腺の数値チェ

          やりたいことを100探す話。

          孤育てが子育てに変わった話。

          わたしは北海道うまれ、北海道育ちの生粋の道産子である。 そんなわたしは転勤のある人と結婚したので、 縁もゆかりもない地で子育てを始めた。 夫は多忙を極めていたので6〜23時まで不在であった。 乳児は生後2ヶ月を過ぎると怒涛の予防接種ラッシュが始まる。 わたしの住む自治体には予防接種説明会があった。 わたしはそこでママ友を作ろうと目論んでいたのである。 いざ会場へ行ってみると、説明に耳を傾ける母親たちは皆どこか上の空。 慣れない育児、寝不足の毎日、マミーブレイン。 説明を一通

          孤育てが子育てに変わった話。