唇の平和を守る戦士たち②

わたしのポーチに常駐している8本のリップを紹介するだけの記事です。

前回の記事ですでに4本を紹介したので、今回は残り4本について書きます。

リップたち



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5. メルティールミナスルージュ【04】キャラメルテラコッタ(キャンメイク)

どのドラッグストアに行っても、どのバラエティコスメ雑貨店に行っても、たいてい置いてあるキャンメイク。リップカラーが豊富でなおかつ激安なので、まだ使ったことのない色にチャレンジしたいとき、わたしはまずキャンメイクで試しています。

今ポーチに入っているのは、キャラメルテラコッタのリップです。ブラウン系のリップに挑戦してみたいけど、似合うかわからない…でも試してみたい…よしキャンメイクだ!!という感じで購入。

結果、渋すぎないかわいいブラウンで、大人っぽいけどふんわりとした優しい印象に仕上がるのでお気に入りの一本に。色もちはあまりしないので、食事やお茶の前ではなく、朝いちばんのメイク時や夕方にリップを塗り直すときなどに使っています。


6. オペラ リップティントN【01】レッド&【04】オレンジ(OPERA)

ポーチに入っている色のつくリップの中で、いちばん気に入っていていちばんよく使うのが、オペラのリップティントシリーズです。

わたしの場合、ちょっと食べたり飲んだりするとすぐに、口紅やグロス、色つきリップクリームなどはとれてしまいます(そしてあらわになる藤木くん唇…)。人一倍喉が渇きやすくて、水やお茶を飲む回数が多いこともあり、リップメイクがとれやすいのが積年の悩みでした。

そこに彗星のように現れたのが、ティントです。しっかりと色がつくのに、口紅のように落ちない感動といったら…! わたしのごく個人的な使用感として、色の落ちにくい口紅よりもティントの方が唇が荒れにくいのも嬉しいポイントでした。

特にオペラのティントは、伸びがよく、色づきが自然で透明感があり、余計な香りがしないところが気に入ってリピートしています。価格も手ごろです。大事なことなのでもう一度。価格も手ごろです。

中でも、レッドとオレンジの二色は切らさないように気をつけています。レッドは艶のある赤だけれどきつい赤色ではなく、オレンジは爽やかで健康的な色味です。どちらも透明感があって、つけた感じも自然でステキ。ワタシ、オペラ、スキ。


7. JLティント #13EAT DOTORI(ロムアンド)

韓国のグロスティントです。ティントでもありグロスでもあり、塗るとツヤッキラッとします。濃いめの深い赤で、上品でセクシーな色味です。

塗ってすぐはグロスの艶っぽい印象ですが、時間とともにサラッと色味が続いてティントとしての力を発揮していきます。

このリップとの出会いは、実はオペラのレッドを買いに行ったときに軒並み売り切れで、買えなかったことがきっかけでした(あれだけ「オペラは切らさないようにしている」と大口を叩いておきながら、今レッドを切らしています)。

オペラのレッドはすぐに手に入らないけど、赤系のリップがないと不安だから何か別のものをと思って選んだのが、ロムアンドのリップでした。

普段グロスはほとんど使わないので、まだあまり慣れませんが、つけると何となくゴージャスな気分になります。それなのに安い。大事なことなのでもう一度。安いのです。


8. ルージュ ココ ボーム(シャネル)

わたしの常駐リップ戦士たちの中で、唯一の高貴なお方です。リップクリームですが、口紅やティントを塗る前の下地(リップバーム)としても活躍します。

公式HPの商品説明に書いてあるとおりで、本当に、『唇につけた瞬間、とろけるようになじみます』。柔らかで伸びがよく、上品な化粧品の香りがほんの少しするほかは余計な香りがしません。つけてしばらくすると唇がふわっふわになるし、下地として使うと上に塗ったリップが筋にならず綺麗に伸びます。

さすがシャネルさん!!

以前シャネルの口紅も使っていましたが、そちらも発色がよく透明感もあって、とても気に入っていました。リピートする余裕はないので、またいつかマダムになったら使いたいです。

そもそもシャネルのリップクリームは、結婚前の恋人時代に、夫がプレゼントしてくれたのが最初の一本でした。
「口紅だと何色がいいのかわからなかったから…」と自信なさげに贈ってくれたリップクリームの使い心地に感激して以来、使いきる頃になると次の一本をまた夫がくれるようになりました。一本、一本、また一本……そうやって積み重なって、今のは六、七本目くらいでしょうか。この先も、このリップを夫から手渡される瞬間が何度もあればいいなと、図々しくもひそかに思っています(使いすぎるのはもったいないので、日々ちびちびと大事に使って、この一本を一年ほどはもたせますが)。



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そんなわけで、ようやく全戦士たちの紹介が終わりました。

オペラのレッドを切らした関係でロムアンドのリップを紹介に加えたので、合計9本になりましたが、いやはやなんとも長かった。日常的にコスメ記事を書いている方はすごいなあと思い知ったしだいです。


わたしは、化粧をするのが面倒な日が結構あるのですが、化粧品は大好きで、見ているだけでもワクワクします。

マスクで口元を隠して外出するような生活だとリップはいらないのではと思うこともあるのですが、唇が綺麗だと自分が嬉しいので、やはりリップは手放せません。

こういうすっごく些細なことでも、自分だけの楽しみを見落とさないで暮らしていけたなら。


と、メンソレータムのリップクリームを塗りたくった唇の女は思うのでした。




長く続けることをモットーに励みます。