見出し画像

【マルチタスクと注意資源という考え方】

おはようございます。イマイです。

イマイと打つときに「イマイチ」と出てしまい、「チ」を消してイマイにする事がよくあります。

イマイです。

さて、色んな事を一度にこなすってカッコいい

イメージがありますが、
そんな話とマジックの話をしようかと。

一度に複数のことをこなす事を、
[マルチタスク]とか、心理用語では
[二重課題]って言ったりします。

例えば、暗算しながらリフティングとか
テレビ見ながら勉強する とか
同時に物事をするには限界があるんすね。

これ、「注意資源」って呼ばれるようなんですが
簡単に言うと脳のメモリー、キャパの事で
いわゆる心理的な[余裕の大きさ]です。

この容量は人それぞれで、(感覚的な話で)
容量が100の人が 暗算(23×48とか)で容量70使ってしまうと、
リフティングで容量50必要なときにはキャパオーバーで、
ボールが変なところに行ったり、逆に
計算がいつまで経っても出来なかったりするわけです。

もし容量が200の人がやれば、計算70、リフティング50でもまだ80余ってるので
さらにプラスで会話も出来るかも知れません。

ちなみにタスクの「注意資源」の量は練習で
減らすことは出来るみたいです。
リフティングをめっちゃ練習して、その動作になれれば、使う容量を50→40→30と
減らせるってことですね。

反対に「注意資源の総量」は生まれ持って決まっている部分が多いようです。残念。。

僕は良く風呂で歯磨きしてスクワットしながら考え事するんですが、 (変態)
これは歯磨きもスクワットもあんまり容量を使わないんですね。
イメージ的には歯磨き10、スクワット10、考え事80みたいな。
普段から行っている動きなので、容量をあんまり使わないんです。
(歯はちゃんと磨けてるつもりです)

トイレで座りながら歯磨きして記事読むのも同じですね。
トイレ10、歯磨き10、記事読む70みたいな。

簡単なタスクなら複数出来る場合があるってことっす。


ただマルチタスクは結構脳にダメージが蓄積されるのが自分でも分かっていて、決して生産性が上がる訳ではないという研究結果もあるので悪しからず。

複数の事を同時にこなしている訳ではなくて

脳の切り替えをしているだけらしいんですね🧠


ズボンのチャックは5回に4回程閉まってなかったり、
忘れ物が激しくなったりするので
決しておススメはしません。

★ ★ ★

めちゃくちゃ有名な動画がありまして、
1分ちょっとなので良かったら。

黒いユニフォームの三人の男性と 、白いユニフォームの三人の男性が登場するんですね。
そのうち、白いユニフォームを着た人達が何回ボールをパスするかを数えるテストっす。


https://youtu.be/vJG698U2Mvo

一度以下の文を読むともう出来なくなるので、

時間ある方は先に動画を◎








正解は15回位でしたかね。
でも実は回数は重要じゃなくて、




ゴリラの着ぐるみ見えました?🦍


多分2回目以降は見えますね。
これはパスを数えると言うタスクと、
動画中に他のことに気づくというタスク2つを一度に正確に行うのは難しい。という人間の注意力の低さを表してます。
インビシブルゴリラ って言う有名な動画です。

さらに面白いのが、タネ暴くぞ!って言って躍起になっている人は、余計マジシャンのミスディレクションにハマって引っかかりますね。

①マジックを正しく理解する というタスクと
②マジックのタネを暴く というタスク
を同時に行うと、
先ほどのゴリラ状態になります(笑)
人の注意資源が足りなくなっちゃうんすね。


マジックは楽しみましょう。(結論

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?