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政治講座ⅴ399「ロシア領事館の赤い塗料は国民の血の涙か、悲痛な訴えか」

 ナチス・ドイツも民主主義国から独裁政権へと変貌した。日本も議会民主主義から、5・15事件や2・26事件により軍部に台頭を招き、戦争の道を突き進むこととなった。民主主義国家から独裁政権が生まれる。特に長期政権となると独裁となりがちである。今のロシアがその独裁色を強めているといっても過言でない。
        皇紀2682年10月4日
        さいたま市桜区
        政治研究者 田村 司

はじめに

 明治維新を成し遂げた政治家が死んでいくことで、枢密院を構成する名立たる政治家がいなくなり、軍部に歯止めが利かなくなったことも一因である。そして、幕府などのような軍事政権を阻止するために作られた明治憲法の統帥権も曲解されて「統帥権干犯」という政党の論争のために、クーデター未遂があっても、厳罰ができずに、軍部の行動に政府が歯止めをかけることが出来なくなって、結果、軍国主義国家へと日本は歩むのである。そして、悲しいかな、戦争へと国民を誘導することになるのである。

 吾輩の取引先に犬養毅の「色紙」を支持している方がいた。
歴史を噛みしめながら「話せば分かる」「問答無用」と射殺した事件を思い出したので、事件を掲載しておく。(参考文献・参考資料のURLをご覧ください。)

5・15事件(昭和7年)

2・26事件(昭和11年)

5・15事件は「1932年」、2・26事件は「1936年」
5・15事件は「海軍の青年将校」、2・26事件は「陸軍の青年将校
5・15事件は「内閣政府に対しての暗殺事件」、2・26事件は「昭和天皇の周りの政治家に対しての暗殺事件

日本は民主主義から軍国主義へ足を踏み入れて第二次世界大戦へと足を踏み出すのである。今のロシアは日本の歩んだ過ちに相似性を感じるのは吾輩だけであろうか。プーチンの独裁政治はまさに歴史の過ちを繰り返していると感じぜざるを得ない。

ロシア領事館に赤い塗料

【AFP=時事】米ニューヨークで9月30日未明、ロシア領事館に赤い塗料がかけられているのが見つかった。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領によるウクライナ侵攻への抗議とみられる。

米NYのロシア領事館に赤い塗料 ウクライナ侵攻への
抗議か© TIMOTHY A. CLARY / AFP

 警察は午前1時30分過ぎ、マンハッタンのアッパーイーストサイドにあるロシア領事館の正面に赤い塗料がかけられているとの通報を受けて現場に出動。偏見に基づく事件の可能性があるとして捜査を進めていると明らかにした。逮捕者は出ていない。

 塗料が確認されたのは、プーチン氏がウクライナ4州の併合を宣言する数時間前だった。

 近隣住民の一人はAFPに「アート作品みたい」として、「プーチンに対する私たちの気持ちを表現しているのだと思う。うなずけるところもある」と話した。

 別の住民は「汚損行為ではあるが、ニューヨーク市民はプーチンが人々を殺しているのを知っていることを表現している」と語り、「由緒ある建物で、ここはニューヨークの真ん中だが、これをやったアーティストを全面的に支持する」と続けた。(c)AFP

   

ロシア軍がウクライナ東部・リマンから撤退 「より有利な戦線へ」

毎日新聞 - 昨日 23:43

 ロシア国防省は1日、ウクライナ東部ドネツク州の重要拠点リマンに駐屯していたロシア軍が撤退したと明らかにした。ロシアのプーチン大統領は前日、ドネツク州を含むウクライナの東部・南部4州を併合すると一方的に宣言していたが、その翌日にロシア軍が要衝からの撤収を余儀なくされた

ウクライナ東部ドネツク州リマンの戦闘に
従軍するウクライナ兵=2022年4月、ロイター© 毎日新聞 提供

 インタファクス通信によると、ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は「(ウクライナ軍の)包囲による脅威のため、より有利な戦線へと撤退した」と説明した。ウクライナ軍も1日、数千人規模のロシア軍部隊を包囲したと発表。リマンに到着し、軍用車のボンネットに乗ってウクライナ国旗を振るウクライナ軍兵士の動画を投稿していた。

 リマンは、露軍がドネツク州北部への軍事作戦や物流の拠点としていた。ウクライナ軍報道官は1日、リマンの解放は、ロシアが大部分を支配する東部ルガンスク州への進軍を可能とし、「心理的にもとても重要だ」と述べた。

 ウクライナ軍は9月上旬に北東部ハリコフ州の広域でロシア軍を撤収させることに成功した。更に隣接するドネツク州でも要衝リマンを奪還し、東部で反転攻勢を続けている形だ。【金寿英、エルサレム三木幸治】

ロシア軍5千人、包囲から撤退 ウクライナ、東部で戦果

共同通信社 - 11 時間前

 【キーウ共同】ウクライナ東部ルガンスク州のガイダイ知事は1日、東部ドネツク州リマンに陣取るロシア軍5千人以上をウクライナ軍が包囲し、補給・退却路をほぼ遮断したと表明した。ロシア国防省は1日、包囲を逃れるためリマンから部隊が撤退したと発表した。ロイター通信によると、ウクライナ軍は1日、リマン市内で戦闘が始まったと説明した。

 ウクライナ軍にとって大きな戦果。ルガンスク州西部の人口約9万人のリシチャンスクを奪還できる可能性が高まった。

 治安当局は1日、東部ハリコフ州クピャンスク付近で9月末に7台の車列が攻撃され、少なくとも市民20人が死亡したと発表した。

ロシア召集令状に対する国民の声:「プーチンのために死にたくない」

Zeleb.es - 7 時間前

全画面 ラリーの写真 1/16©The Daily Digest 提共

「プーチンのために死にたくない」


「プーチンのために死にたくない」

「プーチンのために死にたくない」

「プーチンのために死にたくない」
「プーチンのために死にたくない」
「プーチンのために死にたくない」
「プーチンのために死にたくない」
「プーチンのために死にたくない」
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1 日1,300人以上を超えた逮捕者

9月21日、ウラジーミル・プーチン大統領はウクライナ侵攻をめぐり兵力を増強することを目的とした「部分的動員」を発表した。これに対し国内各地で抗議が起こり、ロシアの人権団体「OVD-Info」によればわずか1日で1,300人以上が逮捕された。

My opinion

現在のウクライナ侵攻の惨状だけでなく、露西亜の国内に於いても国民への弾圧は容認できない。プーチンを擁護する言論者もいるが、それには賛同できない。「ウクライナはネオナチである」それが原因と言っているが、露西亜がやっていることは「ネオナチ」そのものである。ナチス・ドイツが他国を侵略する合法化としてやったことはドイツ人を潜り込ませ暴れさせて、その自国民族が弾圧されているという理由で侵攻して自国に併合するという手法を使った。露西亜が東部・南部4州を併合する」はまさにナチス・ドイツと同じである。    どんとはれ!

参考文献・参考資料

米NYのロシア領事館に赤い塗料 ウクライナ侵攻への抗議か (msn.com)

ロシア軍がウクライナ東部・リマンから撤退 「より有利な戦線へ」 (msn.com)

ロシア軍5千人、包囲から撤退 ウクライナ、東部で戦果 (msn.com)

ロシア召集令状に対する国民の声:「プーチンのために死にたくない」 (msn.com)

二・二六事件 - Wikipedia

五・一五事件 - Wikipedia

プーチン氏が「ウクライナはネオナチ」とこじつける理由 | 経済プレミアインタビュー | 川口雅浩 | 毎日新聞「経済プレミア」 (mainichi.jp)

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