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政治講座ⅴ1777「これが外交だ!握手しながら足の蹴りあい」

 米国も日本も50歩100歩である。お互い様の様相を呈している。梯子を外されたその裏では梯子を外していたのである。
麻生氏の「もしトラ」行動(麻生しのトランプ氏面談)に、アメリカのシンクタンク関係者もこう指摘する。
「バイデン大統領は直接非難を避けているものの、怒りを露わにしているのは大統領側近らだという。一部からは『あれだけ歓待したのにキシダは恩をアダで返す』『日本の次の首相はキシダでは絶対ダメだ』とした声が続々聞こえてくる。かといって、一方で擦り寄られたトランプ氏側でも岸田政権の二枚腰外交には呆れが声が出ています。まさに二兎を追うものは一兎も得ず、の状態にならなければいいのですが」
岸田政権の戦略はプラスに出るかマイナスに出るか。今回は国賓待遇の裏で繰り広げられた舞台裏を紹介する。

     皇紀2684年5月12日
     さいたま市桜区
     政治研究者 田村 司

習近平とバイデンが結託…!?完全にはしごを外された岸田総理の「超外交敗北」の舞台裏

週刊現代 によるストーリー

訪米によって「強固な日米関係」を世界にアピールしたつもりの岸田総理。しかしアメリカと中国は急接近をはじめ、日本の対中強硬路線に怒った習近平は前代未聞の対日政策を繰り出そうとしている。

事態の急変

「この夕食会は、シーフードレストラン『ブラックソルト』で行われました。ここはバイデン大統領にとって最も思い入れのあるレストラン。なぜなら、'18年暮れに大統領選出馬を決めたのがこの場所だったからです。

その決意の場で大統領と総理が話し合ったのは『トランプの再選防止対策』でした。なんとしても次の選挙で勝ちたい大統領は、岸田総理に『あなたは私の息子のようだ。ともにあと4年、頑張ろう。君にもきっと長い未来がある』とおだて倒し、バイデン政権への忠誠強化を呼びかけたのです。

岸田総理も、トランプ再選を歓迎していません。そもそもトランプ氏とウマが合うわけがないし、トランプ政権が誕生すれば、麻生太郎さんがトランプ氏を利用して『岸田降ろし』をはじめるかもしれない。

総理は大統領のこの言葉を聞いて、バイデン-岸田ラインが今後も続くと確信。大統領のために自分ができることはなにかを考えたのです」

あと4年、総理としてバイデンを支えたい。4年というスパンで考えれば、中国をどう押さえ込むかが日米最大の外交課題となるだろう。日米で対中強硬姿勢を示せば、トランプ陣営もバイデン陣営を「中国に弱腰」と批判できなくなるバイデン-岸田ラインで、長期的に中国を押さえ込む、今日はその始まりの日なのだ。

そんな使命感を抱きながら、総理はあの日米首脳共同声明を力強く読み上げたのだ。

ところが、渾身の「反中演説」からわずか数日後に、急転直下の事態が起こった。

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「総理がアメリカから帰国するや、バイデン政権が習近平政権に急接近したのです。

まず16日にオースティン国防長官が中国の董軍・国防部長とオンライン会談を行い、『信頼関係をもう一度構築すべきだ』と確認しあいました。1年半ぶりとなったこの米中国防相会談が、日本側が想定していたより友好的な会談になったことに総理は驚き戸惑い、国会の合間に官邸に岡野正敬外務次官を二度も呼び出して事情を聞いていました」(同前)

さらに追い打ちを掛けるように、24日から26日にかけてブリンケン国務長官が中国を電撃訪問。上海・北京を訪れ、王毅外相らと会談した。

「この国務長官の訪中も、上海の市街を楽しそうに歩き小籠包をほおばるなど友好ムードに満ちていて、岸田総理は『あれだけ対中強硬姿勢で結束したはずなのに、私の演説は一体何のためだったんだ……』と卒倒せんばかりでした」(同)

恐怖の体験

大統領との4年間を夢見て対中強硬路線を打ち出した総理を見捨てるかのような「米中急接近」。バイデン側にも狙いはある。皮肉にも、岸田総理にも呼びかけた「トランプ再選阻止」だ。外務省の幹部が明かす。

習近平主席もまた、トランプを大の苦手としています。というのも、習氏とトランプ大統領との最初の米中首脳会談となった'17年4月、フロリダの大統領の別荘で、習氏は在任中でもトップクラスの『恐怖の体験』をしたからです。

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円満な雰囲気で進んだディナーが終わる頃、大統領が突然『今夜のデザートはトマホークミサイルだ!』と告げました。その直前に地中海東部に展開する米海軍の駆逐艦から、シリアに向けて59発のトマホークミサイルが発射された報告を受けて、快哉を叫んだのです。まるで、当時シリア紛争を巡って立場を異にしていた中国を威嚇するかのように、です」

このときの体験がトラウマとなった習主席にとって、トランプ再選は悪夢そのもの。トランプは「再選されたら中国に60%の関税をかける」と公言しているが、そんなことをされたら、中国経済は崩壊する。それはすなわち、習近平政権の崩壊をも意味する。
「なんとしてもトランプ再選を阻止したいという点で、習主席とバイデン大統領は利害が一致している。そこで、大統領選まで米中でハイレベルの交流を継続して行い、お互いに譲るところは譲って『どうすれば天敵・トランプの再選を防げるか』を協議することにしたのです。
 岸田総理はバイデン政権が中国に接近したことで、はしごを外されてしまった。結局、アメリカからいままで以上に重い軍事的な責務を負わされたうえ、中国の逆鱗に触れただけだった、とも言えます」(同)

中国の恐るべき一手

外交の岸田と呼ばれた私が、アメリカにハメられるとは___。「バイデンショック」とも言うべき事態を前に、岸田総理はいま茫然自失状態だという。それを見計らったように、中国は厳しい一手を打ってきた。外務省幹部が続ける。

中国の元慰安婦の遺族が、中国で日本政府を提訴し謝罪と賠償を求めたのです。中国人の元慰安婦をめぐって日本政府を提訴するのは、中国では初めてのこと。習近平は急接近している日韓の引きはがしを図って、この『慰安婦カード』を切ってきたのです

実に厄介な問題で、今回の日米共同声明に対する中国の怒りが伝わってくる一手だ、とこの外務省幹部は解説する。

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それでも、バイデン大統領が再選されれば「フミオ、あのときの約束を覚えているかい? もう中国への歩み寄りは終わりだ。これからの4年間、君とともに歩もう」と再度「強固な日米関係」が示されるかもしれない。

しかし総理は今回の訪米を通じて密かに感じ取っているはずなのだ。「アメリカ全土がトランプ再選の熱気に包まれていて、それは避けられそうにもない」ということを。つまり、バイデン大統領との強固な関係など、あと1年もすれば意味をなさないものになってしまうということを……。

「週刊現代」2024年5月11日号より

外交敗北…!岸田総理は訪米後、バイデン大統領から思いっきりはしごを外されていた

週刊現代 によるストーリー

訪米によって「強固な日米関係」を世界にアピールしたつもりの岸田総理。しかしアメリカと中国は急接近をはじめ、日本の対中強硬路線に怒った習近平は前代未聞の対日政策を繰り出そうとしている。

帰国後顔色がずっと悪い

4月28日の補選で3つの惨敗を喫した岸田政権だが、実はもうひとつの大敗を喫していた。「外交敗戦」である。

4月8日から14日まで、国賓待遇で訪米した岸田総理。自身が「この3年間の政治活動のなかでも最大のハイライト」と位置づける力の入れようで、ホワイトハウスで行われた晩餐会でのジョークと自虐を盛り込んだスピーチを中心に、日本のメディアも「外交の岸田、ここにあり」と好意的に取り上げた。総理もお得意の英語でアメリカ高官たちを笑わせることができ、米国滞在中はずっとご満悦だったという。

ところが、帰国後の岸田総理の顔色は思わしくなく、「なんのための訪米だったのか……」と苦虫を噛みつぶしたような様子だったという。外務省の関係者が明かす。

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「実は、総理は『バイデン大統領にはしごを外された』と落胆しているのです。せっかく自分が中国に向かって上げられるだけ拳を振り上げたのに、バイデン政権は岸田総理の帰国後、総理をあざ笑うかのように中国に急接近を始めたからです」

一体どういうことか。

日本のメディアでは晩餐会の様子ばかりが報じられたが、今回の岸田訪米で国際的に注目を集めたのは、4月10日、ホワイトハウスでの日米首脳会談の終了後に発表された「日米首脳共同声明」だ。

この首脳会談は、日米同盟の深化を強調すると同時に「共通の仮想敵国」である中国への対抗をこれまで以上に鮮明にしたものとなった。共同会見で、岸田総理はこう力説した。

力、または威圧による一方的な現状変更の試みは、世界のいかなる場所でも断じて許容できない。そのような観点からも、中国をめぐる諸課題への対応にあたり、引き続き日米で緊密に連携していくことで一致しました」

もうひとつ注目されたのが、翌11日に行われた岸田総理のアメリカ連邦議会での演説だ。安倍元総理が'15年4月に行って以来9年ぶりとなる日本の総理の演説だったが、そのなかでも総理は力強く「反中」を宣言、民主党・共和党両党の議員から拍手が送られた。日本では経験したことのない万雷の拍手に包み込まれ、岸田総理は天にも昇る心地だったという。

この岸田総理の挑発的な宣言に、中国は猛反発した。まだ岸田総理がアメリカ滞在中だというのに、翌12日に中国外交部の劉勁松・アジア局長が北京の日本大使館の横地晃・首席公使を呼び出して、厳正な申し入れ、深刻な懸念、強烈な不満を表明したのだ。

「さらに同日の中国外交部の定例会見でも、毛寧報道官が日本を名指しして吠えました。『アメリカと日本は仲間を引っ張り込んでミニグループを作り、集団的な対抗を策動している。それこそが地域の平和と安定を脅かしている』と、激しい口調で非難したのです」(前出・外務省関係者)

秘密の夕食会の内側

しかし、この反応は岸田総理の想定内だった。先の共同声明では「日米の防衛関係をかつてないレベルに引き上げる」と謳い、「陸・海・空の自衛隊を統合した作戦司令部を発足させること」「日本にトマホークミサイルを配備すること」などを宣言している。ここまで踏み込めば、中国の反発を招くのは当然だ。

それをわかってなお、岸田総理が日米の結束をアピールし、これまで以上に踏み込んだ「対中防衛強化」を宣言したのはなぜか。

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「実はその答えが9日の夜に行われた、バイデン夫妻と岸田夫妻との非公式夕食会にあるのです」日本の政府高官の一人が明かす。

トランプ氏「シンゾーを通して知っている」…麻生氏とニューヨークで会談

読売新聞 によるストーリー

 【ニューヨーク=岡田遼介、金子靖志】自民党の麻生副総裁は23日夕(日本時間24日朝)、訪問先の米ニューヨークでトランプ前大統領と会談し、日米関係の重要性や中国、北朝鮮情勢などについて意見を交わした。トランプ氏が11月の大統領選で勝利する可能性に備えて個人的な関係構築を図る狙いがある。

 会談はトランプ氏が拠点とするトランプタワーで約1時間行われた。トランプ氏は麻生氏を出迎え、記者団に「親愛なる友人であるシンゾー(安倍元首相)を通して知っている」と紹介。「麻生氏は日本だけでなく世界でも尊敬されている人物だ」と述べ、「我々は互いを知り合わなければいけない。これから日本と米国のことや他の様々なことについて話す」と語った。

 トランプ氏は安倍氏との親密な関係で知られ「(安倍氏は)偉大な人物だった」とも振り返った。麻生氏との会談でトランプ氏は、日本の防衛費増額を歓迎した。

 麻生氏は1月にもニューヨークを訪れ、トランプ氏との面会を調整したが実現しなかった経緯がある。麻生氏は現職のバイデン大統領と個人的な信頼関係を深めている岸田首相に代わり、党の立場から日米の関係を強化したい考えだ。

麻生副総裁「安倍晋三ができなかったことが、岸田になったら全部できた」…衆院選に触れず

2023/10/22 12:15

 次期衆院選・福岡9区(北九州市八幡西区など)の公認候補予定者を巡り、自民党福岡県連が行った党員投票から3か月あまり。党員投票で勝利した大家敏志参院議員の公認を求める地元に対し、党本部は結論を先送りし続けている。21日には福岡市内で党県連の政経セミナーが開かれ、大家氏の公認に難色を示しているとされる麻生副総裁が出席。発言が注目されたが、衆院選には触れずじまいだった。一方、原口剣生・県連会長は週明けにも茂木幹事長と面会する予定を明らかにした。(手嶋由梨)

コロナ禍で3年ぶりの開催となったこの日は約1300人が集まった。県選出の国会議員は、麻生氏のほかに6人が出席。中には、麻生氏の派閥に所属し、同9区へのくら替えを目指す大家氏の姿もあった。

 「安倍晋三が必死にやろうとしてできなかったことが、岸田になったら全部できている

 麻生氏は約40分の講演で、「国家安全保障戦略」など3文書の改定による防衛力強化などに触れ、支持率低迷が続く岸田内閣の実績を強調した。その一方で衆院解散・総選挙や県内の各選挙区の情勢については語らなかった。

大家氏は7月13日に開票結果が発表された党員投票で、8割の票を獲得。県連も大家氏を公認候補予定者として党本部に上申した。しかし、麻生氏は党員投票の前から一貫して大家氏のくら替えに反対しており、党本部の中でも▽参議院では自民党が単独過半数ではない▽大家氏の任期が約5年残っている――ことなどを理由に、くら替えに厳しい見方が広がっているとされる。

 8月に党員投票を実施した福岡10区(北九州市小倉北区など)も含め、党本部の裁定はまだで、9、10区は「空白」の状態が続く。9区を取り仕切る松尾統章・党県議団会長は今月10日の会合で、「党本部と協議した上で党員投票の実施を決めた。この3か月間、何も決めきれない。断じて許されない状態だ」と党本部への怒りをあらわにした。

 この日のセミナー後、報道陣の取材に応じた原口県連会長は、「選挙に勝つような態勢をつくるには最低でも90日は必要だ。10月いっぱいには、どうにか(候補予定者を)決めてほしい」と話し、24日にも茂木幹事長と面会して早期決着を求める意向を示した。

トランプ氏本人の出迎えに驚きの表情も 麻生氏「もしトラ」に備えトランプ氏と会談

FNNプライムオンライン によるストーリー

11月のアメリカ大統領選挙でトランプ氏が返り咲く「もしトラ」を見すえた「麻生=トランプ会談」がニューヨークで行われた。

ニューヨークを訪れている自民党の麻生副総裁は日本時間の24日午前7時前、マンハッタンのトランプタワーに入り、トランプ氏の出迎えを受けた。

会談は1時間ほどで終了した。

トランプ氏は不倫関係にあったポルノ女優に支払った口止め料を「弁護士費用」と偽って業務記録を改ざんした罪などに問われている自身の裁判に連日のように出廷していて、忙しい日程の合間に時間を割いた形だ。

麻生氏は安倍政権当時、副総理としてトランプ前大統領とも面識があり、トランプ氏が11月の大統領選挙で返り咲く、「もしトラ」に備えて、関係構築を図りたい考えだ。

麻生太郎氏の訪問にトランプ氏サイドも裏で失笑する岸田首相の「二枚舌外交」

アサ芸biz の意見

アメリカのバイデン大統領周辺で岸田文雄首相に対し「裏切り者」「二枚舌政治家」との揶揄が飛び交っているという。

「岸田首相はつい先日、国賓待遇でバイデン大統領に招かれたばかり。ホワイトハウスで開かれた公式夕食会での英語スピーチは拍手喝采が巻き起こり大成功した。おまけに大統領専用車『ビースト』に同乗する特別待遇を受け、バイデン大統領との蜜月ぶりを全世界に猛アピール。それが今回の麻生氏とトランプ氏の会談で台無しになった」(外務省関係者)

自民党の麻生太郎副総裁は4月23日午後(日本時間24日早朝)、ニューヨークの「トランプタワー」でトランプ前大統領と会談。トランプ氏はさっそく自身のSNSでトランプタワーのロビーで麻生氏を出迎える様子を動画で発信。「麻生氏の訪問を受けるのはとても名誉なこと」などとしている。

しかし、バイデン氏やその周辺からすれば、岸田政権のお目付け役かつ、岸田首相の知恵袋とも言われる麻生氏がこのタイミングで敵対する相手と会談したとなれば、頭にくるのも無理はない

外交アナリストが指摘する。

「秋の大統領選で『もしトラ』となれば、バイデン大統領のコバンザメ状態にある岸田首相にトランプ氏がレッドカードを突き付ける可能性は高くそうなれば徹底した日本叩きが起こる。それを危惧した岸田首相が麻生氏を密使としてトランプ氏のもとに送りこんだのが、今回のトランプ・麻生会談と言われます。上川陽子外相は『一議員として行われるもの』『政府として関与していない』と述べ煙幕を張っていますが、アメリカにも世界にも通用しないでしょう」

この麻生氏の「もしトラ」行動に、アメリカのシンクタンク関係者もこう指摘する。

「バイデン大統領は直接非難を避けているものの、怒りを露わにしているのは大統領側近らだという。一部からは『あれだけ歓待したのにキシダは恩をアダで返す』『日本の次の首相はキシダでは絶対ダメだ』とした声が続々聞こえてくる。かといって、一方で擦り寄られたトランプ氏側でも岸田政権の二枚腰外交には呆れが声が出ています。まさに二兎を追うものは一兎も得ず、の状態にならなければいいのですが」
岸田政権の戦略はプラスに出るかマイナスに出るか。
(田村建光)

トランプ氏、通訳抜きで麻生氏と会談し「日本のことは好きだ」…記念品に「金色の鍵」贈る

読売新聞 によるストーリー

 【ニューヨーク=岡田遼介、金子靖志】自民党の麻生副総裁は23日夕(日本時間24日早朝)、米ニューヨークでトランプ前大統領と約1時間会談し、日米関係の「揺るがぬ重要性」を確認した。中国や北朝鮮の動きが懸案となっているアジア情勢や円安ドル高を含む経済問題についても協議し、意思疎通を続けることで一致した。

 麻生氏は、トランプ氏が11月の大統領選で勝利する可能性があることを踏まえ、岸田政権との関係を構築するために会談を調整し、トランプ氏が応じた

 会談は、トランプ氏が拠点とするトランプタワーで、通訳を交えずに英語で行われた。麻生氏やトランプ氏陣営によると、麻生氏は、防衛費を大幅に増やす岸田政権の取り組みを伝えた。トランプ氏はこれを称賛し、「日本のことは好きだ。岸田首相によろしく伝えてくれ」と語った。両氏はインド太平洋の安定に日米同盟が果たす役割や中国と北朝鮮の動向、経済安全保障に関しても意見を交わした。

 麻生氏は会談後、読売新聞の取材に対し、円安ドル高の影響も議題になったと明らかにした。トランプ氏が「円安ドル高で日本への輸出が伸びず、製造業が打撃を受けている」と主張したのに対し、麻生氏は「日本企業は利益を上げているが、米企業のシェア(占有率)を奪ってはいない」と説明した。トランプ氏は会談の記念品として麻生氏に、ホワイトハウスが描かれた木箱に入った金色の鍵を贈った。

参考文献・参考資料

習近平とバイデンが結託…!?完全にはしごを外された岸田総理の「超外交敗北」の舞台裏 (msn.com)

外交敗北…!岸田総理は訪米後、バイデン大統領から思いっきりはしごを外されていた (msn.com)

政治講座ⅴ1757「次期総理大臣の再登板は麻生氏か」|tsukasa_tamura (note.com)

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